足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

次はクリスマス商戦の本番・・・任天堂NES復刻版に人気

2016-11-29 05:53:31 | 投資戦略
NY株は小幅安。先週1週間、トランプ相場が続いたがこの日はさすがに買い疲れ気分が濃厚。当然のコースで、ドル高も一服し円相場も小幅な反転。相場が一服するとドル高の弊害、金利の上昇に目が向かう。ただ下値には出遅れた向きの買いも出る。
海外ではイタリアでの国民投票(12月4日)を気にする。上院権限の縮小の可否を問う。首相の権限を抑制する動きが出る。英国離脱問題以来、政治の世界にはこれまでの常識を覆す事態が出てきているだけに、イタリア問題に欧米では大きな関心をもつ。

米国での感謝祭のショッピング騒ぎも一巡したが、任天堂(7974)のNES復刻版はゲームがフアンの間では大きな話題になっている。
1985年に発売された据え置型のゲーム機器だが小型版にして30種のソフトを付け年末商戦向けに販売された。小売価格は$60であったが、即日完売した。人気が沸騰しeBayのオークション・サイトでは$390の値が付いた。
ゲームショップでは用意した商品が払底し、次のクリスマス本番ではどれだけ市場に出るかに関心が高い。久しぶりのヒット商品だが、11月中旬に出したDS向けの「ポケモン・サン」「同・ムーン」にも人気が波及した。
12月にはアップルからスマートフォン向け「マリオ・ラン」がリリースされ、3月の新製品「スイッチ」の発売までに、スマートフォンの新作2本が後続する予定。向こう数ヵ月は任天堂に材料が集中する。今夏のポケモンGoのような人気再現があると予想する。


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