本日の売買代金の上位5銘柄のランキングはソフトバンク(9984)、レーザーテック(6920)、東京エレクトロン(8035)、ファーストリテイリング(9983)、任天堂(7974)であった。
最近の東証売買代金の顔ぶれではめずらしくレザーテックが顔を出した。EUV露光装置用フォトマスク欠陥検査装置の大手メーカーで、この分野はオランダのASMLが独占していたが、最近は日本の企業が高いシエアの侵食に成功した。
特に欠陥検査装置では100%近い高いシエアをもつ。
半導体の機能が毎年、着実に上昇し止まることを知らない。それだけに周辺企業に要求される機能の向上は止まるところがない。オランダ企業の独占をくずした日本企業にも強敵が何時、現れるか知れない。
レザーテックの半導体関連装置の7―9月期の受注は全年比で2.6倍になった。最先端を行く第5世代通信に対応する製品である。大幅な受注を獲得したが強敵が出現することに対応する次世代の製品開発が待っている。ここ4年間で売上げは3倍に成長したが、これまでの先手を打ち成功してきた新製品の登場が継続してきたからである。
次の新製品の開発に追随できるかどうかが今後の成長の鍵である。
現在の成長の勢いには注目したい。
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