ビットコインのETFの取引所への上場申請が今回も却下された。過去、数年間に複数回の申請があり検討されてきたが実現されなかった。
ETFとして取引された場合には、現状では価格操作の対象になる可能性があり、投資家保護の観点から却下されてきた。
ビットコインは仮想通貨としては知名度が高く、ETFとしての取引の要望が年々高まっている。過去8年間には真剣に検討されてきたが、問題の発生の懸念が払拭できないという専門家の意見が通ってきた。
利便性の高い仮想通貨として人気があり、投資家の間では取引所での売買の要望が年々高まっている。
投資家の利便性の視点から、当局は聞き入れるのは当然であるが、問題を起こさずに取引の監督を行うことは、現状では不可能という判断を下し続けてきた。取引所の歴史からみても、専門家の間にはさまざまな意見があり、上場の認可に至らない状態が続いている。
ETFとして正式に取引所での売買が公認されると投資対象としての人気はさらに一段と高まることは確実である。本欄でも折に触れ取り上げてきた。投資対象としての魅力は実際に売買してみて経験されたと思う。