先週の米国では440万人が失業者し、ここ5週間では2650万人になった。失業者の数は恐慌寸前まで増加した。
最近はトランプ大統領のもとで消費を控え始めてきたが、失業者の急増は想定外であった。
問題のウイルスのまん延の勢いが鈍化しても、消費者は通常どおりの消費支出に戻るのは期待できず、時間が掛かりそうである。
失業者の急檄な増加は事前には予想されておらず、トランプ大統領には予想外であった。
実物消費が急激に減退したが、きっかけは失業者の増加でクルマの購入を手控えるような事態はトランプ大統領にとって計算外の出来事であった。
失業者が増え始め休暇をとって旅行するのが急減したのは予想外であった。
Covid-19といういままで未知であったウイルスの拡散には、ショッピング、レストラン、バー、映画などから消費者が離れる加速現象が見られ、消費の人気が全く萎んでしまった。
米国という大国がコロナウイルスの拡散で消費の鈍化に大きな影響が出た場合、元の消費市場に復活するのには時間がかかり、増加を始めるには時間がかかる。
これまで景気の鈍化に歯止めをかけてきたトランプ大統領が、果敢な行動で景気の鈍化を押し込めるのに成功するかどうかが関心事になってきた。