足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

好調な決算マイクロソフト

2018-07-20 08:46:48 | 投資戦略
モルガン・スタンレーは現在の相場の上昇トレンドは長くてあと2年とみている。
ここ9年間に及ぶ上昇相場が続いてきた。最長の好景気の終幕の段階にはいる。
トランプ大統領の就任以来、さまざまな“突発的な政策”が飛び出したが、米国景気の復調をはじめ、エマージング市場も好調である。
米国の月間の雇用統計では失業者は8000人と1969年以来の完全雇用の状況に等しい。2000年のハイテクバブル以来の好景気が続く。
トランプ大統領の現在の政策運営がいつまでもつか、エコノミストの懸念事項であった。
米連銀の金融正常化への復帰のための利上げも、景気の方向性には全く問題はなく、米国の仕掛けた貿易戦争も日米の産業界にはおおきな打撃を与えていない。
ウォール街ではゴールドマン・サックス、JPモルガンの経営者のトップが交代するが、経済の現状に大きな問題が発生しないとみているからだ。

日米とも企業業績の直近期の発表がはじまったが、米国のハイテクのシンボルであるマイクロソフトの決算は好調であった。これからは個別材料が株価に影響を与える時期にはいる。
ことしは好調な夏相場の展開が期待できる。