足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ようやくNY株に肩を並べ始めた・・・日本株

2009-12-25 07:51:40 | 株式

サンタクロースがやって来た

NY市場は半日立会いであったが、明るいムードでクリスマスにはいった。今週は連騰である。4日間でNYダウ+1.8%、ナスダック+3.3%で今年の高値を更新し、昨年10月以来の水準である。

今週は日経平均も+1.8%とようやくNY株の上昇気流に乗った。

昨日もウォール街はハイテク株が強かった。けん引役はアップル(AAPL)で新高値を記録した。新年1月にも新製品であるタブレット型のノートPCの発売がウワサされている。米国の成長株の戦略はすごい。iPodで成長のきっかけをつかんだが、iPhoneの新製品を間断なく発売、成長に拍車をかける。この点ではDSWiiで一時は世界のハイテクのトップ・ランナーとしてもてはやされた任天堂のかげは薄くなり、経営力の違いをいを見せ付けた。

アップルの株かは今年の安値から2.6倍になった。

年初来、NYダウ+19%、S&P500+24%、ナスダック+44%とハイテク中心のナスダックの好調がダントツだ。

ただ、ここへきて日経平均も年初来+18%とNYダウには追いついてきた。特に12月にはいってからの動きがよくなってきた。

2010年のことを考えるときにきた。2番底への懸念があり、相場は新年のどこかでピークを打つという見方がけっこう多い。ウォール街でも個人投資家は慎重である。個人投資家のセンチメントはAAI調べでは強気が38%と、8月の51%から低下している。不安人気が多い。

相場は不安の壁をのぼる

新年はハイテクに注目しているが、今週は新興市場のエフオアイ(6253・マ)に注目したい。11月に公開された半導体製造装置の小型株。技術力が株価にはまだ織り込まれていない。市場が成長力に消化難のときは上値余地は大きい。