48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

月次で警察学校にボロ負け

2014年02月18日 00時25分45秒 | 柔道の月次試験・試合
2月16日 月次試験初段戦

3か月ぶりの月次試験です。仕事やら怪我やらでずっと受けれなかったので、ちょっぴり緊張しております(笑)。
昨年9月に月次2級を受け、何とかストレート合格。11月に1級を受け薄氷の合格。今回は初段戦です。

試合では勝ちが1点、引き分けが0.5点、負けが0点。月次1回で4試合あります。
愛知県の場合、初段戦は13点取らなければなりません。単純に言えば13回勝たんとあかん。
13回も勝たなあかんなんて、しんどいなあ。想像するだけで嫌になってくる(笑)。月次1回で4試合しか出来ませんので、13点取るまで何回も通わないといけません。
ただし抜け道がありまして、月次で1回でも3点以上取ると、累積点数のハードルが13点から10点に下がるとのこと。
うーむ3点取れるかなあ。3点取れば行くのが1~2回省略が出来る。
さてさてどうなりますやら。

安城体育館前に、開場10分前に到着。体育館前はあまり混んでません。中学生は試験前なので今回は少なそうです。

会場で初段戦のカードをいただき受験料¥1,500を払って着替えて待つ。やはり普段の半分ぐらいでしょうか。足の踏み場もないような前回とは違って、荷物の置き場所も多少は余裕がありました。
前回2級戦で一緒のグループで戦った西尾市I高校のH君がいた。
「こんにちは!」と元気よく挨拶されてからしばらく話す。
彼は柔道を始めてから、90キロだった体重が70キロに減ったそうだ。
「凄いじゃない。それだけ練習してるんだ」
「でも先生には怒られてます。もっと太れって」
うははは、そうかもしれん。
彼は前よりも精悍な面構えになっております。やだなあ当たりたくない。
彼のような明るくて礼儀正しい若い人を見ると、ほっとします。普段はロクでもないだらしない若い奴しか見ませんので(笑)。

集合し挨拶をして初段戦受験者は、下の階の剣道場で待機。
このとき若い男性から、声を掛けられました。
「初段戦は受験後はどこでカードを受け取るんでしょうか?」
その事についてお答えしていおると、その方が、
「もしかして、ブログの方ではありませんか?」
はいそうです!よくご存知で。
「安城体育館で検索していて拝見したんですよー」
ありがとうございます!
その後うだうだとお話しさせていただいたのですが、一般のまだお若い方で警察の道場とかに通われておられるそうである。偉いなあ。
中学生・高校生・警察学校や学校の先生ならともかく、お若い方で一般の道場で練習されている方は、ほとんどいないのではないでしょうか?
孤独な練習・闘いというものは、精神的にはかなり辛いものがあります。私も時々しんどい事があります。そういう中で頑張ってる方は凄く尊敬しますね。
一人で地道に頑張られている人の事を、「地の塩」と呼ぶそうです。まさしく彼は「地の塩」と呼ぶにふさわしい人かもしれない。私が大学時代に先生に教えていただいた一番好きな言葉です。私も「地の塩」になりたいですね。

呼び出しが始まったので、グループごとに別れる。
「警察学校○○、・・・・・、I高校H、西尾柔道会T岡」
うへええ!警察学校だあ、しかもさっきの高校生H君もいる。
集まった時にH君に聞いてみると、今回このグループには中学生が1人もおらず(!)、警察学校1名、大学生らしい人1名、高校生2名、オッサン1名という構成だそうである。
中学生しか勝てないオヤジには、非常に酷なグループです。逃げ出したい。

会場を柔道場に移し、そこでしばし2級戦1級戦が終わるまで待機。それからほどなく空いた所に移動し試合は開始された。
最初は警察学校対高校生。警察学校さんがあっけなく秒殺。
やだよー怖いよ。

オヤジの第一試合は、その警察学校さんと当たりました。
相手は10センチほど低く、体重も15キロぐらいは少ないみたいですが、さすがは警察官の卵、精悍な面構えです。
組んだ瞬間、奥衿を掴むオヤジに対して外側から奥衿を掴みなおしてきた。うへえ!なんて力だ。
相手は盛んに中に入り込もうとするが、こちらも上背を生かして踏ん張る。時間は半分ほど過ぎたころであろうか。一瞬の隙に奥衿を先に取られ崩された。しまった!
足を掛けられグダグダに倒れた所で、袈裟固めに押さえ込まれてしまった。ぐわああああ、動けん!ダメだあ!
15秒ほど暴れていたのですが、もうダメだと分かった瞬間一気に力が抜けてしまいました。
しかし抑え込まれてる間の時間が長い。早く負けを宣告してくれないかなあ。
・・・何か不謹慎な事を考えてるよ俺・・・。
試合が終わり1本負けが宣告。
ぜいぜいはあはあ、しんどい。一気にスタミナが無くなった。座り込みたい。

2試合目は高校生H君相手に小外で技ありで何とか勝ち。
3試合目は大学生(?)君で投げに来た所を大外で破り、30秒ほどで勝った事を覚えてます。早く終わった!ああ休める。
4試合目は高校生相手にバテて引分け。何でこの時もうちょっと頑張って、勝ちに行かんかったんやー!そしたら合計3点やんか・・・。
本当はもっと思い出して試合の事を書かなければいけないのですが、すいません、はっきり覚えてません(笑)。もう無我夢中でした。
結局2勝1敗1引き分けで、点数は2.5点でした。残り10.5点、道は遠い。

先生から点数確認と講評。私は「背中を取った際に正中線に気を付けなさい」と、アドバイスいただきました。自分でもわかるのですが、ぎりぎりの所を掴んでます。
あとやはり力が入りすぎてますね。この事で後でえらい目に会います。

解散となりトイレに行こうとした所で、F居先生にばったり。
「おおT岡さん、何点でした?」
2.5点です。
「うーむ、3点ではなかったんですか。残念」
警察学校さんにボコボコにされてしまいました。悔しいです。
「T岡さんて何歳でしたっけ?」
50歳です。もう数か月で51才ですか、あははは。
「その御年でそれだけできれば大したものですよ」
F居先生は慰めてくれる。優しいなあ。

これもまた荷物を取りに行く時に、K谷先生とお会いした。
「どうでした?」
いやあ、警察学校の人に負けましたー!もうホント強いですわ。あの人達だけ別でやって欲しいです・・・。
と、しばし情けない愚痴を聞いていただいた(笑)。

荷物の所に戻って、コンタクトを外したり水分補給をしながらへたり込む。全身乳酸の塊。
ようやく汗も引いてきたのだが、この時から体の調子がおかしくなってきた。
左腕・左肩・左胸の部分が猛烈に痛くなってきた。
あれれ、さっきまで何ともなかったのに・・・。
アバラが折れてるのとは違う、大胸筋・左上腕部の筋肉が痛くなって来ている。
今回の試合では投げられた記憶がありません。負けの試合の時も、崩されて袈裟固めだったので、打撲とかは無いはずですが・・・。
ああそうか、力の入れすぎだ。筋肉疲労か軽い肉離れだ。足では何回も経験した事があるが、大胸部分や腕では初めてです。でも痛い。
これくらいで弱音を吐くなー(と自分に言い聞かせるオヤジ)。

出口の受付で初段用のカードをもらい、トイレ前でへたり込んでると、西尾柔道会御大I藤先生とお会いしたので挨拶。
「おお!頑張ってるねえ!その意気その意気!」
ありがとうございます。先生頑張ります。
ちょっと元気をいただきました。

元気をいただいたところで、胸の痛みを我慢して着替え、近くにいたH君に挨拶をしてから家に帰った。

車に乗りながらいろいろ考えた。
一番考えたのは負けた事。とてもとても悔しい。
2級戦・1級戦と違って、相手は高校生・警察学校が増えてくる。今回のように全員が高校生以上という事も何度もあり得るのだ。当然今までのようにストレートで合格できなくなる。
もうちょっと気を入れて臨んだ方が良いと思う。でも気を入れた所で、短期間で何がどう変わるかと言えばあんまり変わらんでしょう(笑)。でも諦めたくはないので、何度も何度も足を運んでコツコツとやります。皆さんアドバイスをお願いします。
とカッコよく書いて終わりにしたかったが、イテテテ。早く治そう。

追記:最近ブログ村の柔道カテゴリーで、柔道注目記事ランキングには全然入らへんのに、空手カテゴリーの注目記事ランキングの7位になっていた。
まあ確かに空手の記事も書いてるのではあるが、主目的の柔道はスルーされ(笑)、空手で注目されているのは笑ってしまいました。
多分前の流派の古い仲間たちが見て下さってるんでしょうね。何にせよありがたいです。

中年の頑張ってる皆さん!下の柔道バナーをクリックしてね。
にほんブログ村 格闘技ブログ 柔道へにほんブログ村
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする