たまにはぼそっと

ふと思いついたことをボソッと書いてみます。

村国神社

2015-06-21 12:02:54 | 東山道
村国神社

飛鳥時代、天火明命と御子石凝老命を祭神として村国氏が創建したと伝えられる。

後に村国志我麻呂が村国男依(むらくにのおより)を合祀

村国志我麻呂は、村国男依の子のようです

岐阜県各務原市各務おがせ町3丁目46番地の1

二の鳥居から見た一の鳥居


二の鳥居

その左には、村国座があります





この奥に奥の院があるようですが、行きそびれました・・・

さて、この「村国男依(むらくにのおより)」という人が興味深いです

672年の壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)に属して戦った一番の功労者のようです

いろいろ調べていると、愛知県江南市の音楽寺、(当初は大乗院と称した)

大乗院は、村国男依が建てたとも言われるそうです。

地図です。愛知県江南市村久野町寺町73

さて、地名の村久野(むらくの)は、苗字の村国(むらくに)

そして、地図の北には小杁(おいり)という地名があります。

それは、男依(おより)から代わったものではないかと言う説があります

なんか説得力がありますね

出生の地かもしれません

一方の、岐阜県各務原市にある村国神社ですが、その近くを古東山道が通っていると考えています

というより、功労のおかげで東山道近くに神社を建てられたと考えてはどうでしょうか?

そして、祭神が御子石凝老命(石凝姥命)を調べると、ウィキペディアより

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日本神話に登場する神である。作鏡連(かがみづくりのむらじ)らの祖神

岩戸隠れの際に八咫鏡を作った。ちなみに日前神宮・國懸神宮(和歌山市)には八咫鏡に先立って鋳造された鏡である日像鏡・日矛鏡(ひがたのかがみ・ひぼこのかがみ)がある。日像鏡は日前神宮の神体、日矛鏡は國懸神宮の神体となっている。
天孫降臨の際瓊瓊杵尊(ににぎ)に附き従って天降るよう命じられ、天児屋命(あめのこやね)、太玉命(ふとだま)、天鈿女命(あめのうずめ)、玉祖命(たまのおや)と共に五伴緒の一人として随伴した。


イシコリドメ   この名前は、石(イシ)の鋳型を用いて鏡を鋳造することに精通した(コリ)特別の女性(トメまたはトベ)の意味である。
鋳物の神・金属加工の神として信仰されている。

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各務原市(かがみがはらし)の「かがみ」はここからついたのでしょうか?

さらに、鋳物の神・金属加工の神とあります

もう一度地図を見てください

神社の南東に愛宕山があります

愛宕(あたご)の意味はいろいろありますが、「あた」とは「温、熱、暖」または、火

そこから、飴状の赤い鉄といわれます


   「ご」というのは、具  

つまり、製鉄をしていた所といわれます。

もしかすると、村国氏は製鉄もしていたのでしょうか?

それとも、すでに製鉄をしていてところに移り住んだのでしょうか?



村国神社から北へ1キロほど行くと、天狗谷遺跡があります



建物の中に窯があります



そのすぐ下に古墳があります



村国氏と関係があるのでしょうか?



すぐ南側の山


周りは、森林ですね

このあたりは、古墳時代後期から鎌倉時代にかけて、焼き物の生産地であったそうです

その技術は製鉄からも受け継がれているのでしょうかね?


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