たまにはぼそっと

ふと思いついたことをボソッと書いてみます。

ネアンデルタール人

2012-01-13 07:53:01 | 生物
半年か一年ぐらい前だったか、人類のDNAに、ネアンデルタール人の物が

1パーセントから4パーセントぐらい含まれているということが分かった

というユースを見たことがある。

そのことについて、池谷祐二先生が少し詳しくおっしゃっておられます

まず、人類はアフリカで生まれます

その後、今から10万年ぐらい前にアフリカから、ヨーロッパ、アジアに

出て行くんです。

でも、ネアンデルタール人は50万年前にアフリカから出ているそうなんです

人より早い時期から渡ってるんですね


ヨーロッパに渡った人がその後、ネアンデルタール人と交雑するのですけど

ネアンデルタール人には、人のミトコンドリアDNAが見られないそうです

ミトコンドリアは、母系遺伝ですので母方からしか遺伝しません

ということは、ひとの女性とネアンデルタール人の男性との交配しかなかった

と、言うことになるんです

つまり、人の女性はネアンデルタール人に襲われたけど、ネアンデルタール人の女性を

襲う人の男性はいなかった・・・ということになるんじゃないかなと言うこと。

このことは、これぐらいにしておきましょう。



とすると、人の純粋種は、黒人でそれ以外の白人、黄色人種は雑種なんだそうな

ここで、面白いのは、その混血の子供を仲間と認めた社会があったということですね

DNAが、残ってるということは、その後、結婚もしたということなんですね


ネアンデルタール人については、以前調べたけど、

どうも、骨格が違うため発音がコミュニケーションをとるだけの

能力がなかったらしく、それが原因で絶滅したらしいという話を聞いたことがある


それと、食料として、人に飼われていたかもしれないという報告もあった記憶です


その一方で、遺体には花をそえて、埋葬することもしたそうなんで、

その、実体にはなかなか迫れずに、余計混乱してしまいます

そのほうが、ロマンがあっていいかもね。



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