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山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

名山紀行 200名山・300名山の完成を目指して

2012年08月20日 | 200名山・300名山

 今年になってから登り巡った200名山・300名山の数は32座。そして、残るは30座。年内に登り切れない数ではないが、山によっては登る時期というものもある。誰しも、その山が一番輝く時期に登りたいものだ。季節的には、春と秋がいい。冬に登れれば最高だろうが、危険が伴うのでせいぜい「残雪期」にということになってしまう。夏は、登山シーズンだろうが、暑いし虫に追いかけられたりで不快なことが多い。

 残りの山々

        200名山  19座                         300名山   11座  

     会津朝日岳                                 浅草岳
     八海山                                    景鶴山
     中ノ岳                                     朝日岳
     仙ノ倉山                                   横手山
     白砂山                                    笠ヶ岳
     鳥甲山                                    鉢伏山
     佐武流山                                   鉢盛山                                  
     岩菅山                                    諏訪山
     浅間隠山                                   入笠山                                     
     黒姫山                                    金北山 
     戸隠山                                    経ヶ岳
     有明山
     餓鬼岳 
     天狗岳
     御座山
     鋸 岳
     大崩山
     カムイエクウチカウシ山
     荒沢岳

 この中で、来年度に登りたい山、または、道路状況などにより年内には登れない山などを拾ってみると次のようになる。

    200名山                             300名山

      会津朝日岳 (道の崩落)                    浅草岳(道の崩落・福島県側)                          

      カムイエクウチカウシ山(熊のいない時期?)       景鶴山(残雪期)

      荒沢岳(浅草岳とセットで)                   金北山(花の時期・春) 

 そうすると残りは、24座となる。何だかうれしいような寂しいような気分です。

  今年は、9月に10座くらい。10月にも10座くらい登れば24座はほぼ終えることが出来そう。そうしたら、そろそろ次の目標を考えなくてはいけない。

                  花の100名山巡りもいいかもしれないな (写真は田代湿原)

          

 

          

 カメラ片手に、のんびりと登りたいが写真を写すとなれば朝か夕刻。そうなれば泊まりがけになりそうだから、テントを担がなくてはならない。体力的にどうだろう?

 

 

 


平成24年 200名山・300名山 男鹿岳 御神楽岳 

2012年08月20日 | 200名山・300名山

8月8日(水) 男鹿岳 1777m 曇り  「大変な目にあった山」  (注 残雪期に登るべき山でした。車を置いて登山口までの歩きが約3時間。登山口から頂上までが、2時間30分という変な藪山です。

 早朝道の駅を発ち、栗尾沢へ向かう。通行止めの前の駐車スペースに車を置き、朝食を摂りながらの準備は、いつものパターン。朝食といっても、ヨーグルトにバナナとゆで卵。それに、おにぎり1個程度。 

 5時50分スタート。この道は、369号の黒磯田島線。福島県と栃木県を結ぶ道路なのだが、維持・管理が出来なかったことから今は廃道となっています。両県とも、途中に通行止めのゲートを置き、車は入れないようにしています。栃木県側は大川が深山ダムに流れ込む辺りに頑丈なゲートがあります。

                           福島県側 栗尾沢田島黒磯線行き止まり地点。

           

                          夏草で、先が見えません。こんな箇所が時折現れます。

          

                                水場です。いつもあるかどうか?

           

 7時10分、水場到着。さらに頑張って、8時50分峠着。  

 ここに到着した時、すぐ右手に登山口を示す赤テープがあったのだが見落としてしまいなおも進む。すぐにおかしいと気づき引き返す。何せ、道が急に消えたかのような藪となり、その藪に隠されるようにゲートがある。県境なのだと気づいた。改めて峠らしき地点まで引き返しウロウロすると、テープ発見。登山口は雑草におおわれていたが、一歩入ると意外にしっかりとした登山道が現れる。安心して、小休止。ここまで約3時間掛かったことになる。大体、林道歩きが3時間などという山は、今まで出会ったことはない。安平路山にしても奥三界岳にしても、大体1時間30分から2時間だ。

                                    栃木県との境界

      

 

                                     目印の赤テープ

        

 登山口の目印を赤テープ補強してからスタートする。藪っぽい登りが続くがさほど気にはならなかった。途中、ストックが邪魔になったので、置いておくことにした。この方が両手が自由になり登りやすい。帰りに拾っていけばいいと、その時は安易に考えていた(これは大失敗でした。回収できずに終わる)。

 目印のテープも各所にあり、登りには道を間違えることはなかった。ピークに達して頂上かと思ったら栗石山。男鹿岳は左前方の山らしい。ここから、本格的な藪が始まる。テープと消えそうな登山道とを丹念に拾って、10時55分にやっと頂上へつきました。

     

                                     何もない頂上です

         

 写真を撮って引き返す。また藪の中に入るわけだが、慎重に栗石山まで帰る。ここまで戻ればもう安心と油断したのだろうか?しばらく下ると次のテープが見えない。この時何を思ったのだろうか。一旦赤テープがある所まで引き返したのはいいのだが、そこから右方向に向かって下ってしまった。それも、テープなど見えもしないのに・・・・。

 今考えても理解しがたい行動です。目印のあった地点から左側に向かって下るなら理屈は通るのだがなぜこんな行動をとったのだろう?まるで「何かに誘われるよう」だった? それでも、これではいけないと斜面を引き返して眺めると、見覚えのあるコンクリートの壁(山崩れ防止のための道路の側壁)が見える。これは、峠から栃木県側へ入った所で見たものです。「あの方向へ行けば峠に出られる」と思い、大体の感じで下っていくと沢に降りてしまい、もう 引き返そうにも引き返せません。「この沢を下れば、林道にぶつかる」 そう思ってどんどん下るも、いつまで経っても道にぶつかりません。それもそのはず、この沢は、栃木県側の沢で、大川の上流です。このまま下れば、多分深山ダムに達することになる。その時は、そうは思っていません。馬鹿な話ですが、この沢は、福島県側の水無川に注ぎ込むと考えていたのです。そうなら、必ず、登って来た林道にぶつかるはずです。

 狭かった沢も徐々に水量を増して、時々滝も現れます。大きな滝は無かったものの4~5m位の滝がいくつも続きました。木の枝や、草をつかんだりで何とか下って行きますが、沢は終わりそうになくだんだんくたびれてきました。途中、滑って転んだりしながら3時間くらい降りたようです。 そのうち、川幅が広くなり少し開けてきました。左上を見ると、何か道路らしきものが見えます。錯覚かなと思いながらも、とにかく這い上る事にしました。 この時だいぶ疲れていたようですが、何とか這い上がると、「道路です」。

 やれやれと思い一安心。ここを下れば帰れそうだとホットしました。ただ、この道は本当に今朝方登って来た道かどうか自信はありません。ただ、よく似てはいました。三~四十分も下ったでしょうか、前を見て愕然とします。道が切れて無くなっていました。ここで初めて、反対側の道路を下っていたことに気がつきます。くたびれ果てている上に、時間的な余裕もありませんが引き返すしかありません。とぼとぼと歩き、今度はきっと峠にもどれるとそれだけを頼りにしていました。先ほど這い上がった地点まで返り、少し登り坂になる荒れた道路を行くと、荒れ加減がだんだんひどくなります。今までは、それでも道路の格好だけはしていました。しかし、何だか変な具合になってきます。その内、道路が完全に消えてしまったのです。

 そしてこの時、本当に「遭難」と「ビバーク」を考えました。頭が混乱してしまい、何が何だか分かりません。この道路の状況がよく理解できなかったからです。ビバークや遭難のことなど考えながらしばらく引き返しながら、少し暗くなりかけた山の斜面を見上げると、だいぶ上の方に、木々が線のように連なっているのが見えました。道路だろか? 半信半疑でとにかくまたまた這いずり上がります。精根尽き果てた感じでやっとガードレールをつかむことが出来ました。上の道路に出たのです。この道路、大きくカーブした部分が、土砂の流失で失われ、そこに木や草が繁茂していたようです。道路が下と上で分断されてその間をウロウロしていたことになります。

 とにかくこれで大体の様子が理解できました。後はとにかく峠まで帰り着くことです。しかし、歩けども歩けども峠に着きませんでした。同じようなカーブを何度も曲がり、「今度こそは」と思うもまた次のカーブ。この繰り返しを続けながら、やっと峠に着きました。時計はもうすぐ6時を指そうとしています。今朝方、ここまで3時間を掛けているので、車に帰り着くまでには必ず日は暮れる。ヘッドランプだけは、ザックに入れていたので何とかなりそうです。置き忘れた、「ストック」には悪いが、取りに行く時間はありません。カーボンのスキーストックで、軽くて使いいいから山歩きにも愛用していました。いつか誰かが見つけることだろうが・・・。

 くたびれ果てていたはずですが、幾分元気も出てきて小走りに急ぎます。久しぶりに太陽さんとの競争。「いつかもこんな事があったな~」と残雪の「オートルート」を思い出しました。それは、鷲羽岳から双六だけの途中でスキーごと「ヒドンクレバス」にはまり身動きが取れなくなった時のこと。黒部五郎の向こうが赤く染まり、正に太陽が沈もうとしています。あのときも本当に焦りました・・・。

         そして、20時35分、真っ暗の中、ヘッドランプの先きに車が見えて来ました。たすかった~

 夜遅く、コンビニで買い物を済ませ道の駅「たじま」へ帰る。溝田さんの車は見当たらず、多分次の山を目指した移動されたのだろう。溝田ご夫婦も、男鹿岳を狙っておられたようだが・・・。

 8月9日(金) 会津鶴ヶ城  

 もう松江に帰ろうかと思い、ナビを見ると磐越自動車道新潟経由が出てきた。この自動車道からは御神楽岳は近い。またまた色気が出て、「帰りの駄賃」にと御神楽を登ってから帰ることにしたが、昨日の事もあるので今日は休養を兼ねて鶴ヶ城見学と洗濯。

                鶴ヶ城                                   天守より飯盛山方面を見る

                

 維新の哀史を今に語る鶴ヶ場。昔の面影は薄れたとしても、会津武士の心は、今も色濃く残っているようです。何時のころか、「会津市と児島市が姉妹縁組をした」そうです。仲直りはいいが、心の底ではどうだろう。「薩摩の芋」たちに蹂躙された歴史的な恨みは、そう簡単には晴れないのでは?  
「荒城の月」は、晩翠によれば仙台の青葉城、または会津若松の鶴ヶ城がモデルだそうです。作曲をした滝廉太郎のモチーフは子ども時代を過ごした大分県竹田(たけた)の岡城。歌碑もこの3ヶ所に建立されているそうです。

              

 

             

 お城の中は、様々な工夫がなされていて飽きませんでした。

 この後、洗濯を済ませて御神楽岳に向かう。登山口の確認をして「みかぐら荘」で入浴。ビールと地酒、枝豆にイワナの塩焼き。仕上げは、スタミナ丼で。大きなクルミの木の下で寝る。

                                    結局 ここで2泊

             

 8月10日(金) 御神楽岳 1386m 曇りのち晴れ   

 ( 会越の谷川岳の異名を持っている。三本の登山口があり、室谷コースが早くて楽のようです。私が登った榮太郎新道は、岩場のコースだが、結構楽しかった。)                                               

 早朝登山口駐車場へ移動。5時50分スタート。駐車場を少し行くとポスト有り。この山に関しての説明は(案内板など)ないが、「危険な山だから注意」との標注があるのみ。登山届けをしながら登山者名簿を見たが、今年はまだ五,六名ぐらいしか登っていない。このコースは、敬遠されているからだろうか?。

            この奥にポスト有り。車はここまでです。正面に見える看板は、山の案内板ではない。

                

      渓谷沿いのちょっと危なそうな道を行くと、間もなく遭難碑にぶつかりました。会越の谷川岳と呼ばれるゆえんか。

       

  苔むして良く滑りそうな沢を越し、湯沢出会いに到着。

                        まっすぐ行けば沢に入ります。右に進むと急な登りが・・・。

       

                                    会越の谷川岳

               大変な迫力です。ここで岩登りをやれば登りがいがあるだろうに・・・。

   

    

                   尾根に出ました。ここから頂上へ続く尾根まで岩場がつづく。

     

 ロープの下がった岩の斜面を登ると尾根に立ちます。御神楽の大岩壁を目の前に暫し休む。それにしても大きな壁です。

 いよいよ岩尾根登りの始まり。下から見た限りでは、ルートがはっきりしません。しかし、感心するのは岩尾根の弱点をうまく突いた快適(?)なルートが延びています。初心者なら幾分難しいかもしれないが、岩登りの心得が多少でもあれば逆に快適なのではないか。

  9時50分、湯沢の頭着。山頂へとつづく尾根に出ました。

                               山頂から見た湯沢の頭              

       

 この時視界は無く、頂上は霧の中。 もう4時間も経過しているのに何も見えないので不安になる。さらに、この前後から、登山道は藪こぎとなります。狭い尾根道を行くので迷うような事はありませんが・・・。途中、道のど真ん中、倒木の上に蛇がいました。マムシではないようだったが気持ちが悪い。やつけてやろうと思って枯れ枝を振り上げたら逃げました。殺生をしなくてすみました。 そういえば少し前、足場の狭い岩尾根の真ん中に「ウンコ」があった。もう少し遠慮して落とせばいいのに・・・    

 しかし、ここから頂上へは案外早かった。分岐点となるピークを過ぎ「山の神様」が現れると間もなく頂上で、ご夫婦が下山を始めようとしておられた。

                               「室谷コース」 「蝉コース」分岐

     

                                  分岐より頂上を見る                                               

         

  10時55分頂上へ 

     

 ご夫婦は、室谷コースを登ってこられたそうで、3時間くらい掛かったと言っておられた私が登って来たのは蝉コースで栄太郎新道とも呼ばれている。他のコースとして、金山町から八乙女の滝を経由するのがある。 室谷コースの資料が無くて良くわからないが、御神楽温泉の方に入らず川沿いにもう少し入った辺りからのコースらしい。(注 山と渓谷社の日本200名山「中」に室谷コースのことが詳しく出ていました。室谷バス停から登山口へ通じる道あり。駐車場有り。後で分かりましたので、追加します。)

 15時15分に下山しました。なかなかおもしろいコースでした。車に帰るとアブが待ち構えていていやでした。 みかぐら荘で汗を流し馬刺しで乾杯。真夜中、磐越道に乗り新潟経由で帰路につく。京都近くでラッシュにつかまり、9号線を利用して12日帰松。

                                                                                                                                                                                                                            終わり

       

  

 

 


平成24年度 200名山・300名山(荒海山 帝釈山 )

2012年08月17日 | 200名山・300名山

 8月6日(月) 荒海山 1581m 曇り

  昨日は七ヶ岳を終えてから、国道352号線沿いにある道の駅「番屋」(0241-78-2785)で蕎麦を食い、近くの温泉に入る。たかつえ温泉白樺の湯。近辺は開発が進み、避暑客やら観光客で賑わっていた。汗をながした後、また道の駅まで帰り木陰の下で酒盛り。静かに時が流れる感じで久しぶりにゆっくりした。下界の暑さが嘘のようです。これも久しぶりに携帯をのぞくと、友人から何度もメールが入っている。いやな予感がして連絡を取ると、「矢野さん」がお亡くなりになり、昨日葬儀が行われたとのこと。矢野さんは、古くからの山友達・飲み友達で年齢は私より一回り上。彼が元気な頃は、一緒に良く山へ行ったものだ。いろいろなことが思い出された。今は、ご冥福を祈るしかない。

 早朝、洗面所で顔を洗っていたら、入り口のドアが開いた。誰か入ってきたかなと振り返るに誰もいない。変だなと思い駐車場を見るに車は私の一台だけで誰もいない。人の気配もないので独りで勝手に開いたことになる。「矢野さん」が来たのだろうかと思ったりもした。今回の山行では、変なことが多い。極めつけは、男鹿岳での事だが・・・。

 さて、この日は朝から天気がパッとしない。最近、朝方いつも曇り加減でそのうちに晴天になるから荒海山へ向かう。田島側へ少し戻り、案内板のある道へ入る。キャンプ場もあるらしい。しばらく進み八総鉱山跡地を過ぎるとキャンピングカーが停まっている。アブが多いのでさらに奥に入る。

             これ以上は入れない。                                    尾根にて    

            

 いくらか徒渉もあるがたいしたことはなかった。途中で雨が降り始める。ここまで来たのだから濡れるのは覚悟で登る。尾根についてしばらく行くと、変な声が聞こえた。そのうち、夫婦が降りてきて話すには、「旦那が転んで胸を打った」そうだ。痛そうで、お話もそこそこに降りて行かれた。

                        荒海山頂上。天気は良くないが遠くまで見える。

              

                  「大河の一滴 ここより生まる  阿賀野川水源の地」とあります。

 

      

                            雨上がりの眺望は、墨絵のよう。

      

 ずぶ濡れになって下山しました。

  6時40分スタートで7時55分尾根に出る。9時50分頂上。下山が12時35分。

 会津高原「夢の湯」に入り、道の駅「たじま」まで帰る。夕刻、キャンピングカーの溝田ご夫妻と出会い情報交換する。 

   http://www.holoholo3.com/ :  彼のアドレスです。まあ凄い人ですね。

 溝田さんから、男鹿岳の情報を得る。登山口まで3時間30分。さらに頂上まで2時間30分。知り合いの方から仕入れた情報だそうです。

 明日は、天気の具合もあるので男鹿岳の前に、とりあえず帝釈山を登っておこう。

 8月7日(火) 帝釈山 2060m 曇り

 暗い内に出発する。ホロホロ3号はまだお休みのようだ。帝釈山へは、檜枝岐村の「燧の湯」前を進めばいい。どうもこのコースが一番近いようです。花の時期は、シャトルタクシーの運行もあるとか。檜枝岐は、100名山の折りしばらく滞在した村。ここをベースに平ヶ岳、会津駒ヶ岳、燧岳を登った。温泉も良かったし、ソバもいい。

                          立派な駐車場です。トイレの横手が登山口。

          

                                  説明を見ながらゆっくりと。

            

 

                                  50分と掛かりませんでした。

      

  そして、田代湿原へ。

     

 キンコウカの花が湿原をおおっています。太陽も顔をだして、引き返すのがもったいないようでしばらく湿原の風に吹かれていました。

   7時50分スタート。8時35分帝釈山頂上。9時30分田代湿原へ。下山が11時50分です。

 檜枝岐に戻り、「アルザ尾瀬の郷」の温泉に。以前2,3度入った温泉で、プールもある。その時は晩秋で、露天風呂からカラマツとモミジの紅葉が美しく、貸し切り状態の湯船につかる事が出来た。ロビーに、会津駒ヶ岳から撮した冬の燧岳の写真が飾ってあった。白黒写真だったが、遠景に富士山をいれたいい写真だった事を覚えている。

                                    今日も貸し切りです

      

                               温泉の後は「裁ちそば」を 

       

 ソバの切り方に特徴がある。「裁つ」とは、薄くのばしたソバを数枚重ね、添え木を使わずに丁度「イカ刺し」をつくる要領で同じ幅に裁つこと。熟練技です。

 その後、ミニ尾瀬公園を散歩して、白旗史郎写真美術館や武田久吉メモリアルホールを見学する。

  

     

 武田久吉とは、日本山岳会の創設に尽力した人で、植物学者。父親は、幕末期から明治維新に掛けて日本に滞在していた英国の外交官、駐日公使の「アーネスト サトウ」。こんなこと、この日まで全く知りませんでした。    

             

 

      

                              日本山岳会のシンボルマーク

                                       

 この日は、また道の駅「田島」に戻る。見たような人がおられると思ったら溝田さんです。いろいろお話を聞きながら「男鹿岳」について情報を得る。栗尾沢からのコースは、登山口までが3時間30分、さらに頂上までが2時間30分だそうだ。藪もあるが、尾根通しに登れば問題はなさそうだった。溝田さんも男鹿岳を狙っておられる様子だが、荒海山で打った胸が痛そうでしばらくは様子見と言ったところかな。

 


平成24年度  日本200名山・300名山(釈迦ヶ岳 八溝山 )

2012年08月16日 | 200名山・300名山

  女峰山の次は釈迦ヶ岳。とりあえず今夜のねぐらを探す。といっても近くの道の駅に行けばよい。 釈迦ヶ岳のに幾分近い道の駅は「湯西川」があるので向かうことにする。途中、川治温泉があったのでここの温泉に入る。夕刻、湯西川に到着するが、周りには一軒の家も見当たらない。この道の駅には、温泉があり、農産物なども売っているが、店は五時前に閉まるらしい。温泉に入る客が自家用車でやって来ては帰っていく。

                                  道の駅「湯西川」

                       

 8月1日(水) 釈迦ヶ岳 1795m 快晴

  早朝より移動する。途中、展望所があり日光連山を見る。中央が女峰山、左に隠れるように男体山。富士山も見えるようです。

     

 「日塩もみじライン」のエーデルワイススキー場近くをウロウロする。釈迦ヶ岳への登山口が見つからないのだ。だいぶしてから、鶏頂山への登山口が釈迦ヶ岳への登山口になっていることに気がつく。

               赤い鳥居                                     白い鳥居

                   

 私は、赤い鳥居の方から入りました。白い鳥居の方からが近いようですが・・・。しばらく進むと分岐です。

   分岐には鶏頂山の謂われが記してありました。        左釈迦ヶ岳 右鶏頂山 (これを見落としてまっすぐ行く)

              

                     ここで初めて釈迦ヶ岳の文字に出会う。右へ行くと鶏頂山。 

          

             見えて来ました                                こちらは鶏頂山

               

                                    頂上に着きました。

          

 8時20分スタート、10時55分頂上。下山が13時でした。

 近くの立派なホテルで入浴。さっぱりしました。この辺りは温泉が多い。明日は八溝山だが、とりあえず道の駅「那須与一の郷」に車を停める。

 8月2日(木) 八溝山 1022m 晴れ

 この山は、頂上まで車が上がります。写真の赤い道路です。右側の灰色の道路は通行止めです。

                      

              頂  上                                      展望所

                  

 

          

  あいにくガスが涌いて眺望はありませんでした。帰り際、日輪寺の和尚さんが自家用車で朝のお勤めに上がってこられました。

 一旦道の駅まで引き返し、大田原市黒羽の芭蕉の館見学。芭蕉はここで待遇が良かったのか13泊14日を過ごしたとあった。

                   芭蕉の館        「 夏山に  足駄を拝む首途(かどで)哉 」

            

  五峰の湯に入り、那珂川産の鮎を食べる。 五峰とはここから見える山々で、鮎は那珂川の名産。一路、那須岳「峠の茶屋」へ。

                               


平成24年 200名山・300名山(三本槍 二岐山 七ヶ岳)

2012年08月16日 | 200名山・300名山

 峠の茶屋  バックは朝日岳。

           

 ここは、標高が高いせいか涼しい。そのため、地元の方々が涼みに来られる。島根ナンバーが珍しいのか話しかけて来られたが、山に詳しい方ばかりだった。

 8月3日(金) 三本槍 1917m 晴れ

                           避難小屋が(左へ茶臼山、右へ朝日岳)

 

 4時45分スタート。峰の茶屋跡避難小屋まで一歩きです。三斗小屋温泉が見えます。ここに泊まって山歩きをするのもいいだろうな。

             

             雲海がきれいでした                             これはヒメシャジン

                  

                                        頂   上

           

                     方位盤を見ながら、東北の山々を懐かしく思い出しました。

      

                            振り返れば主峰茶臼岳が

 

          私は、木や藪の多い山よりこんな感じの山が好きです。いわゆるアルペン的というか・・・。

  4時45分スタートで、7時三本槍頂上。帰ったのが9時20分でした。

 那須岳には心惹かれながらも次の山へと移動しなくてはいけません。これが数をこなさなければならない名山行脚の泣き所か。今日はこのまま2つ目の山、二岐山を目指す。一度白河市に出て、地方道37号線に入り道の駅「羽島湖高原」で一休み。今宵の宿泊場所の確認でもある。そして、国道118号線から二岐温泉を目指す。

8月3日(金) 二岐山 1544m 晴れ

二岐温泉は数件の温泉があるだけのひなびた感じの集落にあるが 、ここを通過すると間もなく二岐山への案内板前に着く。最初、ここから歩くのかと思ったが、車は入れそうなので進む。ちょっと心配ではあったが慎重に進むと案内板があり駐車場もあった。道はさらに続くので、車を置いて歩いてみると先行者のものらしい車が停めてありすぐ前に登山口が。

                                   最初の案内板

  

   ちょっと見づらいが、二岐山の左に登山道を示す点線があります。御鍋神社前に登山口と駐車場が。 12時40分にスタートして、14時15分頂上。15時40分下山です。

                                登山口 緑が一杯です。

              

                       風は涼しいが、日陰がないので暑かった二岐山頂上

          

             この山は、二岐温泉からぐるりと一周できるようになっています。

12時40分スタートで14時15分頂上。15時40分下山。 今日は二座登る事が出来ました。予定通り道の駅に帰り、近くの温泉に入る。

  8月4日(土) 男鹿岳下見 1777m 晴れ

 男鹿岳へのきちんとした資料(特に新しい)がなく、幾分不安な面もあったのでこの日は、下見を兼ねた調査日となりました。 国道118号から、県道347号に入り水無川沿いにある栗尾沢集落をつめる。集落を過ぎしばらく進むと通行止めとなり、ここから歩くことになります。今は廃道となっているこの道は、県道369号の黒磯田島線で福島県と栃木県に又がり、県境に男鹿岳への登山口があります。最初、登山口までどれくらい時間が掛かるのか分からず不安でした。車を置いて草深い道路跡を歩くこと1時間40分。いっこうに峠に着きそうもないので一旦引き返すことにする。

 ここで、馬鹿なことを思いつき、栃木県側に回ることにする。 反対側からなら楽かもしれないと怠けた考えからです。反対側の道路は深山ダムの横を通っています。着いてみるとこちらもだいぶ手前で通行止めです。ただ、釣り師が沢山車を停めていました。この後、例のごとくにウロウロして、最後に日留賀岳への登山口を見つける。日留賀岳から男鹿岳へは、稜線伝いにつながっています。日留賀岳登山口にある小山さん宅(32-2870)で詳細な地図をもらい引き返す。この地図によると、日留賀岳まで4時間、男鹿岳へはさらに3時間。一泊泊まりのコースとなります。

 8月5日(日) 七ヶ岳 1636m 晴れ

今日は、道の駅「たじま」から出勤。国道121号にある「ななつがだけとざんぐち駅」手前から左手の橋を渡り、すぐ左に進む。しばらく行くとここ喜三郎小屋前に出る。右に曲がらず真っ直ぐ進むと登山口駐車場に着く。

 

         

                 ナガ靴で                              水音を聞きながら登る

         

                     しばらくは沢登り。意外に滑らないし、要所要所にはロープあり。

     

                         七ヶ岳山頂より。 縦走コースも整備されています。  

              

    青空の色を落としたような山アジサイが咲いていました。

                  9時10分にスタートして、10時40分沢を抜ける。11時30分頂上


平成24年 200名山・300名山 袈裟丸山 太郎山 女峰山

2012年08月15日 | 200名山・300名山

 和名倉山(白石)は、埼玉県だが登山口は山梨県。埼玉県側の登山口は、だいぶ荒れているようです。次の山、袈裟丸山は、群馬県。移動は大変だが山に登ることを思えば楽なことだ。青梅街道沿いにある「のめこい湯」で一風呂浴びて出発。この温泉は、雲取山登山をした人が利用するが、私はこれで3度目度目となる。

 7月29日(日) 袈裟丸山 1961m 曇り

 夕刻、高速のPA車中泊をして、翌朝早く移動する。国道122号線を日光市に向かい沢入から案内板に導かれて林道に入ると。「ギョギョ」です。通行止めです。良くあることですが、下手をすれば来年まで登れないかもしれない。せっかく来たのに~。

               

 強行突破も考えましたが引き返すことにして、他の登山口を探す。地図を見ると、小中から道路が袈裟丸の方に延びているのでここを探ることにする。下の地図は、あとで見つけたものです。

      

  小中から、小中大滝前を行くと、沢入からの道路につながります。そちらは通行止めですが、境界尾根登山口へは立派な道路が延びていました。この登山口は、後袈裟丸山(袈裟丸山の最高峰)へ直接登る道。

    

       小中大滝を過ぎると立派な案内が                          境界尾根登山口

           

 運良く登山口が見つかりました。この道は、さらに進むと沼田市は赤城山の裏手に出るようです。

 8時20分 登山開始。すぐに登りとなるが道は良く整備されています。一汗かくと道は穏やかになり、天気さえ良ければ袈裟丸の山々が見渡せそうです。

       

 いい雰囲気ですが、間もなくきつい登りとなる。山とはそういうものだから仕方がないが眺望に恵まれないと何をしているのか疑問に思うことがある。

     

  とにかく頂上へ到着です。ここから、袈裟丸山への縦走路が延びていますが、ここが最高峰なので暫し休んでから引き返すことにする。    

      

     

 帰りは、アブに追っかけられて何ともひどい目に遭いました。あまりしつこいので雨具を着る事にしました。それでも、数カ所刺され後々までかゆみに悩まされた。

 8時20分にスタートして、頂上が10時40分、下山が13時20分でした。

 思いの外早く片づいたので、一路日光を目指す。途中のコンビニで買い物をすませ、イロハ坂を越えて日光中禅寺湖へ。男体山の登山口はここの二荒山神社境内にあるが通過。しばらく行くと、戦場ヶ原につく。ここには、案内所と広い駐車場がある。ここの案内で太郎山への登山口を聞けば良かったのだが、知ったかぶりで進んでいったらまたしても通行止め。はたと困りました。 それでもいつもの山カンでうろうろしていたら、三王峠からの登山口が見つかりました。

 これで安心して、三本松駐車場に帰りここで泊。

 7月30日(日) 太郎山 2367m 晴れ~曇り

  7時20分、三王峠をスタート。ちょっと遅いが時間的には問題は無い。

        山王峠 道路脇に駐車。右手に案内板が。                  山王帽子山

                 

 山王帽子山へは1時間ほどでつきます。ここかいったん下り、登り返すとピークに出るがここは小太郎でした。

                                男体山に雲がかって・・・・。

               

                          小太郎山 太郎よりこちらの方がいい景色。

  

            分岐です                                     下山者

           

                                 山頂です

    

           太郎から見た小太郎                              三本松駐車場  

                   

 もう一つの登山道からの方が早いようです。案内でよく確かめておけば良かったが、三王峠からでもそう時間は掛からない。

  7時20分スタートで、10時50分頂上。下山が12時30分。なにやらあっけない山登りでした。 

  続いて日光連山の女峰山へ向かう。中禅寺湖から一方通行になる道を下り、とりあえず「やしおの湯」まで。この温泉も思いで深い。100名山の折に入った温泉で、「やしお」が花の名前だと知った所でもある。入浴と休憩の出来る日光市営の温泉です。しばらく休んでから霧降高原のスキー場を目指す。次の登山口は、この高原のスキー場にある。ブログで調べたところによると、スキー場駐車場前からスタートらしい。

 霧降高原スキー場前の駐車場に着いた頃激しい雨に遭うがすぐに止む。降りて登山口を探す。

 写真中央下に水色の小さな立て看板が見えますが、そこに赤薙山への標示があります。登山口がスキー場にある場合はこのようにお粗末な標示の場合が多い。

    

 スキー場は工事中です。この前に駐車場があり、今日はここで泊まる。

 7月31日(火) 女峰山 2483m 晴れ         

                             駐車場から富士山が見えます

          

                                 八ヶ岳も

         

 6時15分スタート。スキー場横の道を登ると1時間ほどでキスゲ平に着く。

                             奥に見えるのが赤薙山2010m。

              

 午前中は好天に恵まれました。最初のピーク赤薙山を目指す。

                               赤薙山 8時35分 眺望なし

             

                                      奥社跡

             

 赤薙山辺りから樹林の尾根歩き。幾分アップダウンがあります。奥社跡で反対側から登って来た単独の男性に出会う。この時間でもうここまでだからハイペースだろう。スキー場前からバスに乗って日光まで帰るとのこと。

             一里ヶ曽根                                    見えて来ました

               

                               一里ヶ曽根を下った所の水場

                         

                    11時30分頂上に。天気に恵まれました。ばんざ~い

            

                          頂上で反対側からの道と合流する。

      

                            下山と同時にガスがかかり始める。        

           

                               赤薙山まで遠いな~。

         

 このコース、結構きついが楽しみも大きい。水場あり、眺望有あり、緩やかな尾根歩きありです。花の時期なら言うことなしでしょうか。

     6時15分スタートで赤薙山が8時35分、水場10時35分、頂上11時30分。下山が15時50分でした。

 

 

  


平成24年度 200名山・300名山 櫛形山・国師ヶ岳・和名倉山

2012年08月15日 | 200名山・300名山

 7月26日(木) 櫛形山 曇りのち晴れ

 櫛形山は緑の多い山です。いわゆる岩や雪のアルペン的なムードは全くありませんが、その代わり素晴らしい自然が残されています。カラマツの原木、ツガの古木や老木。アッと驚くような巨木の数々。何ともなが~いサルオカゼが風にゆらゆら。「ものの化の森」を連想させられます。

                            車でかなり上まで入れますよ。

     

 国道52号線を南アルプス市に向かい、県道413号線に入る。 私は、南尾根登山口の道路脇に車を停め、「ほこら」を経由して頂上へ。道は良く整備されていました。

      登山口(正式にはもう少し下からか?)                  ほこら避難小屋。水場有り。

                      

                                    頂上です

           

                 天然カラマツ。カラマツは外国から入ってきたものかと思っていましたが・・・・。

   

                                櫛形山のカラマツの巨木

        

 

        

              魚のウロコをのよう                             枯れた巨木

          

                               サルオカゼ まるでレースのようです。

   

                            夜中に出会えば怪物かと思うだろう。

    

  原始さながらの自然を堪能できます。まだ日本にはこんな風景があるのですね。山自体は良く管理・整備されています。ゆっくり訪れてみたいような所です。(富士山もよく見えました)

 7月27日(金) 国師ヶ岳 2592m  晴れのち曇り

 のんびりとした櫛形山の自然を萬喫した後は、甲府市を抜けナビ任せに国師ヶ岳に向かう。大弛峠で車中泊です。大弛峠は国師ヶ岳と金峰山との間にありどちらに登るにも便利。駐車場もトイレもあり、勿論山小屋もあります。駐車場前にテントも張れます。国師ヶ岳へは1時間ちょっとで登れ、途中「夢の庭園」がある。しかし、展望は頂上からの方がいいように思う。

                               大弛峠駐車場 右手が登山口

      

 大弛峠へは、群馬県側からでも入れますが、私は、山梨県側から入りました。群馬県側は、舗装が切れていましたが道の状態はどうだろ。

                       右手が金峰山。五丈石が小さく。バックは南アルプス。

       

      この日は、9時頃までは雲もなく快晴。久しぶりに周囲の山々が見渡せました。遙かに富士山が浮かんでいます。  

       

  国師ヶ岳より金峰山へ登る人が圧倒的に多い。景色も良いそうです。以前、私が登ったときは何も見えませんでしたが・・・。

 予想していたより早く終えたので、懸案の山「和名倉山(白石山)」へ向かう。この山は、昨年12月に挑戦しリタイヤーした。時間も条件も良くなかったのだけれども。

                       途中のブドウ畑。あまりにも見事なのでっついパチリ。

           

  静岡県が「お茶」なら、山梨県は「ブドウ」。所狭しと栽培されています。県の方針としてバックアップがあるのでしょう。島根県ももっと気候・風土を生かした統一的・集中的な殖産に努めたらいいのに。観光はそう期待できないのでは。荒れた田畑ばかりが目につくこの頃ですね。借金を増やすだけの政治ならだれだってやれるわ

 そんなことを考えながら車を走らせ、途中「大菩薩の湯」で汗を流します。青梅街道を下り途中から一ノ瀬に向かうと登山口の駐車場に着きます。駐車場は個人経営らしく1日500円也。「民宿しゃくなげ」のおばあさんに2日分の料金をはらいました。昨年来たときは誰もいなかったので無断駐車しました。その話をしたら、「11月からは下に降りる」そうです。冷やした桃を頂きました。

 標識には、笠取山、飛竜山(雲取山へ続く山)、将監峠の文字は見えますが、和奈倉山の文字は見当たりません。ところが、虫眼鏡で見なければいけないような字で「和名倉山へ」とありました。

下の写真分かりますか まあ、それだけ登られていない山だということでしょう。

       

 7月28日(土) 和名倉山 2036m 曇り

 5時スタート。まずは、将監小屋を目指します。

           

         しばらく行くと道が二つに分かれます。和名倉山へは、どちらからでも行けますが左は帰り道につかった方がいい

          

        将監小屋はひっそりと。6時30分着。向こう側からやって来ました。水場もキャンプ場もあります。勿論、宿泊可。

         

           ここでやっと「白石山(和名倉山)」の標識を見ます。笠取山方面と笠取小屋方面は道が分かれます。

        

             天気はパッとしません                         シャクナゲのトンネル

                      

                         東仙波か? ここで少し迷う。左に入るのが正解。

       

                       二瀬分岐。秩父側からの登山道とぶつかるところ。

             

 「 遭難したら尾根に上がれ。絶対沢に降りるな 」とあります。この山での鉄則を忘れて、男鹿岳ではえらい目に遭いました。それにしてもあの男鹿岳という山は(ブツブツ・・・)

                     ここが頂上。白石山と和名倉山がごっちゃになっていますね。

     

 10時丁度に頂上着。登り4時間30分ということになります。眺望のあまりない山で藪が多い。道は案外はっきりしていました。しばらく休憩してスタコラサッサと帰ります。笠取山への分かれからまともな道(?)に出ますが、ここを将監小屋に向かってしばらく帰ると三ノ瀬への矢印があり、帰りはそちらに進むと少し早いようです。最終的には、登って来た林道にぶつかります。

 14時に駐車場まで下山しました。下山届けをして宿のおばあさんに挨拶したら、冷やしたキュウリを進められましたが丁重に辞退して「のめこい湯」直行です。それにしても、こんな山の中での一人暮らしはどうしたものだろう。

 

 

  

 


平成24年度 200名山・300名山 笊ヶ岳

2012年08月14日 | 200名山・300名山

   笊ヶ岳      7月25日                  

               http://pikariko.accela.jp/yama3/page549.html 

  このアドレスは、「ピカリ隊」のものです。山のブログを出しておられていつも参考にしています。笊ヶ岳が日帰りで出来るとこのブログで知りました。

 七面山の後、笊ヶ岳への下見がてら雨畑湖にあるビラ雨畑で入浴して、登山口の様子を聞く。駐車場の状態を見てから「ふるさと工芸館」へ戻る。明日は、休養を兼ねて日蓮宗総本山身延山見学とする。 

7月24日(火) 曇り  身延山

                           久遠寺三門 圧倒されそうな大きさです。

   

 三門横の無料駐車場に車を置き久遠寺に参る。

  菩提梯 二百数十段の石段。お年寄りには無理か。                      石段を登ると総本山の久遠寺。

                      

 解説書によると、「御流罪より帰られた大聖人は、幕府に三度目の諫暁をなされましたが受け入れられず、「三度いさめて容れられずば去る」との古来の聖賢にならって、甲斐の国波木井郷の領主、南部六郎実長の招きをいれ、文久11年(1274)6月17日、草深い身延の山に入山され、・・・・・」とあります。

 三門(山門ではない)をくぐり、久遠寺を見てから奥の院のある頂上へ。ロープウエイもありましたが歩くことにしたら、これがなかなか大変。だいぶんくたびれた頃、思親閣到着。日蓮の教えの根本には、「親を大事にする心」というのがあるようです。思親閣とは、そこから名付けられたもののようです。

                          

 奥の院の横手に、展望所があり一応ここが頂上のようです。 

                                  山梨100名山とあります

        展望の地。向かいの山は?七面山から笊ヶ岳、悪沢・塩見・白鳳三山それに八ヶ岳なども見えるようです。

      

                             フォッサマグナ(大凹地帯)の説明

  

 日蓮宗の聖地を見学した後、いよいよ笊が岳登山の準備です。今回の名山行脚の目玉でもある山。ちょっと気合いが入ります。その前に下部温泉で汗を流す。この温泉は、信玄の隠し湯とかですが、山を越えれば富士吉田市方面に出ます。以前、一度入った事のある温泉。コンビニで買い物をして登山口へ。  

   今日はテントで寝ます。フライをしなければこの方が涼しそう。ペグは打てませんが、風が吹かなければ大丈夫。

                             登山口にある老平駐車場にて。

           

 7月25日(水) 笊ヶ岳2629m

                         日帰計画の人なら この看板を見て驚くだろう。

            

 4時30分スタート。幾分暗いのでヘッドランプ使用。この日は、とにかく急いだのであまり写真は撮らず仕舞い。林道が終わると、山腹の巻道に入り、大小の吊り橋や、ガレ場、たまには頭からしぶきをかぶるなどしてやっと河原に出る。

                飛び石伝いに無事対岸へ。ここで小休止。いよいよ本格的な登りが・・・。

          

 幾度と無く続くジグザグ道。樹林帯の中でもあるし、幾分曇りがちな天気なので太陽にはあまり当たらないがとにかく暑い。シャワーを浴びているみたいに汗が出る。「山の神さん」への挨拶もそこそこに先を急ぐ。

         

 途中、ウインチの残骸を見ながらなおも登ると幾分斜度も落ちるが、またまた登りが始まる。樹相も変化してきてますます急登となるが尾根は近くなってきたようです。

                  本来なら、この辺りから南アルプスの絶景が広がるはずですが残念。

        

                        やっと布引山に到着です。10時45分でした。

        

 ここで一息入れて笊ヶ岳を目指します。いったん下り、また登り返すと・・・・・。

                          ついに到着です。12時より2~3分早く着きました。

        

 今日も、眺望はありません。天気の崩れの心配もあり早々に下山します。途中、ザックを担いだ単独行の青年と出会う。前後して2名でした。初めの男性は、笊の頂上で泊まるそうで何とか一張り張れるそうです。2番目の男性にそのことを話したら、自分は布引山でテント泊をするとのことでした。布引山頂上は、テントも2~3張りは何とかなりそうです。さらに下ると、昼ご飯を食べながら休憩している男性に出会いました。聞くと、時間が無いので引き返すそうです。  

                        このような樹林の中をただただ登り、下りました。            

        

 河原に着き、対岸に渡れば一安心。吊り橋を渡り林道に出ましたが、途中、変な事がありました。長い吊り橋をほぼ渡り終えたときです。橋の下は、マタタビの蔓や雑木でおおわれていて見えませんが深く落ちています。ふと「女性の声」がしました。私の持つ携帯の電気が無くなった知らせかな?と、その時思ったのであまり気にはしませんでした。自動車まで帰り携帯を調べたらザックには入っていません。車の中に置いていたのです。では、確かに聞いたあの声は何だろう。この日は、またまた「ふるさと工芸館」まで帰り車中泊です。温泉に入れなかったのは残念でした。

  17時20分の下山でした。

 

    


平成24年度 200名山・300名山(山伏・七面山)

2012年07月22日 | 200名山・300名山

 夏山シーズン到来。今年の名山行脚を本格的に始める。7月21日(土)、静岡県は安倍川の源流域に聳える山伏(やんぶせ)に向かう。この山に登る為の基地になるのが黄金の里PA、梅ヶ島温泉黄金の湯(054-269-2651)だ。

 松江を朝4時30分に発ち、午後3時到着。温泉で汗を流す前に登山口の下見をする。登山口は、黄金の湯を少しばかり戻った新田の集落に入り、道なりに進む。茶畑の中を進み、少し下ると道は二つに分かれる。右に進むと大谷崩登山口で、左は日陰沢登山口へ。ここから登山口までは近いが、大谷崩へは別荘地を抜けてやや山手に入る感じ。それぞれに駐車場がありポストがある。下見を終えて黄金の里まで帰り温泉に入ろうとしたらタイムアウトでした。残念。

 7月22日(日) 曇り 山伏2013m

 何ということか、今日は朝から雨。霧も出ていやな感じです。登山はあきらめ「温泉の日」にしようかと思い車を移動すると、地元の方らしい登山姿の人が登山支度。聞くと、大光山に登るとのこと。「天気が悪いのに登られますか」と聞くと、「これから良くなるなるから大丈夫です」と言われる。これを聞いて私も吹っ切れ大谷崩登山口へ車を回す

                                    案内図

  

 雨は止んだが山は霧でおおわれていた。カッパズボンにゴム長靴の出で立ちで8時20分スタートする。ゴロゴロ石の散乱する河原に出て「扇の要」らしき地点に着くが、周りは、ガスで何も見えない。左手にざれ場が見え、足跡らしきものが見えたのでそちらだと思い斜面に取り付く。

                              間違えた地点。右が登山道でした。                 

  

 しかし、これは道ではありませんでした。しばらく登るもニッチもサッチも行かなくなり30分くらいウロウロする。いったん引き返そうかと右手にトラバースしたら赤テープ発見。やっと正常なルートに戻りました。 

                                    これが正常な道。

    

 本当に馬鹿な話でアホではないかいなというような間違えでした。10時25分、新窪乗越。後は稜線を辿り頂上へ。他ルートから登ったらしい高校の山岳部らしき団体と出会いました。

                                峠が見えて来ました。

    

                            高校生の登山クラブらしい。頂上にて。

    

                             頂上にあったヤナギランの自生地。

   

                          山小屋近くの案内板 登山口は色々あるようです。

     

 おまけ

                                    日本三大崩れ

     

                                       大谷崩

    

  結局、天候は回復せず雲霧の中の登山となりました。頂上での眺望も山伏の全体像も分からないままひたすら登り下りました。下山後、黄金の湯につかっていたら頂上で出会った生徒たちが入ってきました。私の、だれたような体とは違い、皆さん引き締まった体をしています。昔は、俺もああだったがなあ~。

          タイム:  8時20分       10時25分     11時40分     14時55分

              大谷崩登山口      新窪乗越        頂上         下山     (*30分ほどロスタイムあり)

7月23日(月) 曇り 七面山 1989m  

 昨日、山伏の後「黄金の湯」につかり、汗を流してから次に目指す山七面山に向かう。いったん安倍川沿いに下って東海道に出、今度は富士川沿いに進む。身延町を過ぎて間もなく道の駅「ふるさと工芸館」に着く。ここで車中泊をして、翌朝七面山を目指す。雨畑湖方面に進むと七面山への標識。左折してどんどん進み、表登山道駐車場へ。登山道には、10丁目ごとに標記があり、登る目安になります。大体、10丁が35分くらい掛かります。

                                 表登山道駐車場

       

                       600人の女子高生の信者さんが降りてこられました。

       

 「南無妙法蓮華経」が延々と続く。白装束に身を固めた600名の女子高校生たちが口々に「南無妙法蓮華経」と唱えながら降りてきます。多分、夏の合宿訓練だったのでしょう。

                               奥ノ院 「敬愼院」

     

                             敬愼院随身門展望の図

              有名な展望所です。ここから富士山を望みたかったが、あいにくの曇り空です。

     

                       頂上に着きました。ここからでは眺望なし。

      

 「南無妙法蓮華経」の唱和がしばらく耳から離れませんでした。それにしても、「南無妙法蓮華経」の経文は、唱えやすいようですね。

 「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」

               7時20分に登山口をスタートして、11時頂上。14時10分に下山しました。

 

 

 

 

 

 

 

 


平成24年度 200名山・300名山  高塚山 大無間山 5月31日(木)~6月1日(金)

2012年06月07日 | 200名山・300名山

 幾分気がかりだった安平路山と池口岳を終え、自動車のパンクもあったが自転車利用の黒法師山を終えホットする。近くに残す山は高塚山と大無間山。

 31日(木)、静岡県は川根町の道の駅から出発して高塚山を目指す。国道362号線たのくち駅のすぐ近くから登山口に通じる道路に入る。道路の入り口の角に石油スタンドがあり、この前を行くと大仏のあるお寺がある。後はどんどん進めばいい。本当は、この道に入る前、間違って一つ手前の道に入り、一山越した辺りで引き返しているのだが・・・。

 正しい道に入ると案内板などが多くあり、大札山とか山犬の段、蕎麦粒山などの標示が目に付く。大札山周辺はアカヤシオ、蕎麦粒山から高塚山にかけてはシロヤシオが美しくこの辺りではちょっとした場所らしい。(ヤシオツツジは正式名をゴヨウツツジという。ゴヨウとは五葉のこと。皇室の愛子様の御印(皇室関係のかたがたは、自分の印・徽章・イニシャルが決められているそうです)になっているそうです。アカがシロより早く咲く。)大札山まではいい道です。しかし、ここから山犬の段までがとんでもない悪路。この悪路は、日本一に近いかもしれない。またまたパンクの心配をしながらそろそろと進む。それでももっと遅い車がいて追いつき追い越す。蕎麦粒山と高塚山の登山口である山犬の段には広い駐車場があり、小屋もある。ここまで来て一息ついていたら先ほど追い越した車がやってきた。この辺りの地理に詳しいらしくいろいろ教えてくれた。その男性は、写真目的とのこと。

                            山犬の段駐車場。下山したときの写真。

          

                 蕎麦粒山頂上。天気が良ければ富士山をはじめ素晴らしい景観が広がるが・・・。

          

 30分ほどで、蕎麦粒山1627mに着く。ここからしばらく下り、登り返すと高塚山だ。途中、写真の男性がいてしきりにシャッターを切っていた。満開のシロヤシオが一本だけ、きれいに花をつけていた。

   

 五樽沢のコル、三の谷の標識を確認しながら9時50分高塚山頂上へ。標高は1621mと蕎麦粒より低い。帰りは、五樽沢のコルから林道に下り(これがだいぶん近道)11時50分駐車場まで帰る。(スタートは7時40分でした)

           五樽沢のコルから下だった林道の工事現場。この辺りは車は通れないところなのだが・・・。

     

 大札山登山口から先は工事中です。もうしばらくすれば快適に進めそう。山犬の段駐車場から先は車は入れないが、しきりに道路を延ばしていた。何処まで伸ばすつもりなのだろうか?

 高塚山を終え、大無間岳に向かう。登山口は井川にある。この奥には、草薙第一ダム、第二ダムがある。ダムは、大井川の上流にあたり茶臼岳への登山道も近い。井川までは大井川鉄道が走り、紅葉時分はさぞ素晴らしいことだろう。時間があるので接岨峡温泉の温泉会館の風呂に入る。300円也。夕刻、南アルプス井川キャンプ場に着く。キャンプをするつもりはないがここの管理人に大無間岳の登山口と駐車場を聞く。駐車場は2つあり、一つはこのキャンプ場前を少し行った所にあるトイレの駐車場。もう一つは諏訪神社の裏(少し山手に入った所)にある。大体の人は、トイレ前の駐車場に車を置き、ここからスタートするそうだが一応神社裏の駐車場も見ておく事にする。

  トイレ前の駐車場。右手には道路が走っています。ここから登山口へは2通りのルートがあり、一つは少し引き返した所にある惣菜屋の横から入る道で、車で行ける。もう一つは、この道をしばらく進み、左手奥にある諏訪神社入り口の鳥居をくぐって行く道だ。鳥居の入り口に水場がある。

    

 この駐車場に車を停めてぶらぶらしていると、登山案内板が目に入った。読んでみてびっくり仰天しました。頂上までに掛かる時間がとてつもなく長い。到底一日では登れそうにない。一泊泊まりの予定は全く考えていなかったので途方に暮れる。ブログで調べたタイムは、確か登り6時間とあったが、ここの案内には登り9時間とある。そして、下りが6時間30分だ。このタイムだと帰る頃には暗くなる。どうしたものかと悩んだが、結論は、「途中まで登ってみてどれくらい時間が掛かるのかをみて登るか引き返すかを決めよう」だった。避難小屋までが4時間とあるから本当に4時間も掛かるなら難しいかもしれない。とにかく無理はしないようにしよう。

   6月1日(金) 晴時々曇り 夕方から小雨

  車を神社裏の駐車場に移動して5時スタート。(念のために乾電池1個を余計にザックに入れる。)やはり朝は気持ちがいい。良く整備された杉林の中を登る。登山道も良く整備されていて歩きやすい。今日も長靴で歩く。早い内は天気も良かったが徐々に曇ってくる。しばらく歩いてから朝食・休憩とする。今日はだいぶ気合いが入っているせいかテンポもいい。避難小屋に到着したとき時計を見たらまだ7時。案内にあったタイムと大きく違うのは、自分の場合、日帰りのため荷物が軽いからだろう。急な登り下りを繰り返して、最後にガレ場の横のこれまた急な登りを登りきると小無間山に着く。9時30分だ。ここまで来れば頂上は近い。時折、筒鳥がボーボーと鳴く。

                             小無間山 白いガレの際を登る。

    

 しばらく休憩の後、頂上を目指す。中無間山から大無間山の間で眺望があるはずなのだが雲におおわれて何も見えない。頂上近くで雪が出てきた。

     

                 11時20分ついに着きました。心配するほどの事はなかった。大無間山2329m

 

 この山は、水場がないのが難点だがキャンプ地には恵まれている。小無間山、大無間山或いはそれまでの各地点でテントは張れ  そうです。

 帰りは幾分余裕もでたかな。写真を撮ることが出来た。

                             アカヤシオの花がまだ咲いていた

 

                              白いイワカガミ

                      

                               イワカガミの群落

   

  帰り小無間山辺りでポッリと来た。雨具を出すタイミングをみながら急ぐ。アカヤシオの花を見るのははじめてだが、四国で咲くアケボノツツジによく似ている。

                    クモイコザクラ(?)黒法師山でも見かけたサクラソウの一種。

         

 霧の中から突然避難小屋が現れる。これでもう下山したようなものだと安心していたら、雷が鳴り本格的に雨が降り出した。雨具を出して汗まみれになりながら歩く。ゴムの長靴は正解でした。安平路山のように靴下がグショグショにならずに済んだ。しかし、雨具を着たので顔中汗だらけでめがねが曇る。登山口までが長く感じられ、登りよりきついように感じた。

  神社駐車場5時 ~ 小無間小屋7時 ~ 小無間山9時30分 ~大無間山11時20分 ~ 小無間小屋14時45分 ~              

  神社駐車場16時10分 

                      結局、休憩を含み11時間10分かかりました。 

  (小無間小屋から小無間山の間のアップダウンは危険とありましたが気にするほどのことはない。重荷ならどうかな?)         

 下山と同時に雨はやむ。だいぶ濡れたので近くのホテルにでも泊まろうかと思うが次の山(山伏山)のこともあり迷う。山伏山は、井川から雨畑に抜ける途中にあり、このコースからだと頂上まで30分位らしい。しかし、地図を見ると林道のようなくねくねした道を延々と行くことになる。途中、通行止めでもあれば困る。ガソリンスタンドで給油の折、道の様子を聞いたら、全く通れないと言われた。昨年の雨で道はズタズタらしい。しからばさらばと、また島田町の道の駅「川根温泉」まで帰ることにする。温泉に入りビールで乾杯。いい気分で車に帰り眠る。

 翌朝、車の中で横になって考える。この後、山伏山と笊ヶ岳と七面山を登っておきたいが天気は良くない。それに梅雨の雰囲気に近くなりつつある。昨日の大無間山など眺望は何もなかった。できれば山は天気のいい日に登りたいものだが・・・。

 色々考えたが、結局帰松することにした。東名、名神、中国道と走り夕刻4時過ぎ松江着。ご苦労様でした。残りは梅雨明けになる。

 * 今回の山行で、一泊を要する山というのは、ほとんど日帰りが可能だということが分かった。季節的なこともあるが、登山シーズンなら、「早朝(5時頃)に発ち、12時頃までに頂上に立てればその山は日帰り可能」です。個人差もあるが、大まかな目安です。