山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

北陸200名山・300名山(その3)

2011年08月16日 | 200名山・300名山

 8月8日(月) 昨夜白山スーパー林道ゲート前の駐車場に泊まる。三方岩山への登山道はこのゲート横にもあるのだが、道内の休憩所からの方が断然早い。そのため、林道内の駐車場で泊まろうとしたらゲートの料金所で野営はダメですと断られる。ゲートは夜には閉まるらしい。仕方なく、入り口泊まりとなる。

                                   ゲート入り口の駐車場

                       

                                     白山スーパー林道案内

         

                 暮れる山なみ 人形山方面                       白川郷を望む   

                     

                      三方岩駐車場にて。かっての白山信仰の強さを感じさせられます。

          

 翌朝、ゲートが開くと同時にスタート。登山口は、三方岩駐車場からです。

                                      林道から見上げた三方岩岳

        

                      三方岩岳から白山への説明。 ここから三方岩岳まで40分とある

            

                                            三方岩岳頂上

            

                              白山方面への縦走路が見えます

                       

                                         白山は遙か雲の中

      

 三方岩岳へは、朝の散歩といった感じでした。頂上で富山県の方にお会いしてお話を聞く。ゲート横からの登山道は今では荒れ果てて、登るのは大変な困難が伴うとのことでした。この話は、実際に登った方からも聞きました。この林道が出来たため、現在あまり登られてはいないようです。

 三方岩岳を終え、次の山大門山へ。ここの登山口へは、昨日下見がてらにいっているので気分的には楽。昨日登った人形山方向へ引き返すことになります。道の駅上平前を少し過ぎると、給油所エネオスがありその前にブナオ峠への標示がある。いつ頃までか知らないが、以前はこのゲートは閉まっていてここから歩いたそうだ。車でくねくねとした道を進むこと30分?。ブナオ峠に着きます。

        登山口。かってはキャンプ場もあったらしい。           塩硝街道の標識。歴史の道でもありました。

           

                     大笠山への縦走図 途中一泊を要します(抜けるだけなら1日で可か?)。

                   

                               左赤摩木古山へ、右大門山。頂上はもうすぐ。

                 

                   眺望はありません。すぐ近くの赤摩木古山へ行くと見晴らしはいいようです。

               

 登る途中で、神戸の男性とすれ違いました。挨拶がてらに、この山は楽ですよと聞いて元気が出る。1時間30分ほどの山でした。下山後、近くの温泉に入り休憩所に入ったら先ほどの男性とバッタリ。幾分話も盛り上がりました。寿野(すの)さんといわれ、神戸の方です。お年は70歳の前半(?)、位山でお会いした奈良の宇佐見さんと同年齢かな。

 いくつか参考になったことを書いてみます。

 1,車に蓄電池を積んでおられること。走行中に充電して夜などBSテレビを楽しむ。

 2,液晶テレビをBSアンテナにつなぎ衛生放送が受信できる。これは、高度が高いほどいいから山にはもってこい。

 3,車が寝室になっている。フラットにするためパネルを敷く工夫。

 詳しくは、http://homepage3.nifty.com/m-suno/ でどうぞ。300名山を巡っておられますが、きつそうな山は止めようかと言っておられます。

 暫しお話をして別れる。今日は大笠山登山口の駐車場まで。大笠山へは、境川ダムの桂湖奥に登山道有り。またまた引き返して、境川ダムの標識からダムを目指す。この頃からのどが渇き、早くビールが飲みたくてイライラする。近くに桂湖ビジターセンターがあります(0763-67-3120)。

              車が止まっている辺りが登山口。この日は、職員の方が登山道の草刈りをしておられました。

 

             

 8月9日(火) 晴れ

 今日の山はちょっと手強そうです。何時間で登れるか?。宇佐見さんも言っておられましたが、頂上近くのでの藪こぎが大変だったと。しかし、幸運なことに昨日草刈りをされたから大丈夫か。 

           真夏の大笠山へ     

                              スゲ笠に    今日の日和を    たくしけり

                                                                     久しぶりに一句でました

 今日は気合いを入れてのスタートです。どこかで求めたスゲ笠をぶら下げていざ出陣。しばらく前に3名の登山者が登り始めています。                                        

         橋を右に進むと行き止まり?                             初っぱなからハシゴ登りです。

                 

 すぐに先行者に追いつく。ご夫婦と案内人のような編成。ご主人ははじめから苦しそうで、ご婦人は元気そうでした。案内の方らしい人はあまり機嫌はよくなさそうです。

             水が引いてあります                                   すごい山小屋です

                  

                                       大門山からの合流点

                               

                                              頂上です

                  

                                           御嶽山も見えます

                  

                     上の写真、手前中央左のピークが、三ヶ辻山か?この後方に薬師岳が見えるはずだが・・・。

                                            白山も見えます

                 

                                                         大笠山です。頂上は中央やや左。

                     

  5時30分にスタートして、10時30分頂上着。御岳山、白山は見えましたが、北アは雲に隠れて見えません。白山の前には笈ヶ岳が・・・。

 この日は、天候には恵まれました。途中、草刈りの方々に出会いました。おかげで大助かり。ただ、アブと暑さには大分参りました。特に、アブというやつには本当に腹が立ちます。せっかくの山もアブのおかげで台無しです。これに比べれば、マムシなど可愛いもの。この時期の山は、アブ、ブヨに対する準備が大切と思い知らされます。アルプス等での高所では、これらの心配はないから快適なのだと思いました。

(登山途中で忘れ物を拾いました。寝袋かと思っていました。我が家に帰りほったらかしにしていました。数日後、気がついて開いてみるとテントです。名前と電話番号が書いてあったので電話を入れ住所を確認し返送しました。何でテントを置き忘れたのだろう?そういえば、春の大山3の沢で携帯を拾いましたがロックされていたので大山寺の交番へ届けおきました。あれはその後どうなったのかな?)

 これで今回の山行のメインは終わり。医王山は散歩がてらに歩けばいい。おまけのような山といえば地元の方にしかられるかな?。下山後、又アブに刺されたので早々にさよなら。一路金沢市の道の駅福光(0763-52-4100)を目指す。明るいうちに福光に着く。近くの温泉で入浴。貸し切りでした。

 道の駅で泊まり、明日医王山を目指すことにするが、その後をどうしようかと迷う。今回の目的は一応果たしたことになるが、帰るにはちょっと早い。ついでに鍬崎山も登っておこうかと思う。

                                                    夕暮れです。バックは医王山方面か?

                   

 8月10日(水) 晴れ  

                                      医王山周辺案内図

         

 自分は、福光から、百万石道路に入り、医王権現前を通って夕霧峠に入りました。すぐ前に、イオックススキー場のリフト終点がありました。医王山へは、1時間ほどで往復出来ます。この周辺は、トレッキングに適した地で遊歩道が良く整備されています。地元では、人気のエリアなのでしょう。

                    医王山頂上。位置的に北アルプスが見えるはずですが・・・。今日は雲が多い。

 

          

 医王山を終え、今日はやはり鍬崎山へ向かう。とりあえず立山駅を目指す。

                   立山駅前                                                駅の駐車場

                                      

 立山駅の混雑は凄い。着いた時は時間的に早かったので駐車場は満杯。夕方又来てみたら少し空きがありました。

 シーズン時の立山駅の駐車場に車を入れるヒント。

 早朝から夕刻に掛けては満杯です。午後遅くから下山者が帰り始めて空きが出ます。この時間帯がポイントです。いくら混んでいても大体駐車場の確保は出来ます。車に泊まり、翌朝早めに切符を買います。

 8月11日(木)曇り

  鍬崎山への登山口は、立山駅に近い立山山麓ゴンドラリフトから始まります。ゴンドラは、立山山麓家族旅行村(076-481-1748)の道を隔てた反対側にあります。始発は6時です。 このゴンドラに乗って尾根筋まで上がると後は頂上まで一本道ですが・・・。

        

 頂上駅(1,188m)から尾根伝いに瀬戸蔵山(1,310m)、大品山(1,404m)と歩きます。ここまでは道もよく整備されていました。いよいよ鍬崎山(2,089m)への本格的な登りです。途中、瀬戸蔵山から龍神の滝に下る(登る)コースもあります。

                                    鍬崎山方面。天気は思わしくありません。

       

                 有峰のいわれ                                       埋蔵金伝説

            

                         この奥に、立山連峰をはじめとした雄大なパノラマが見えるはずですが・・・・。

             

 リフト頂上駅6時20分。7時20分大品山、10時10分頂上。頂上で食事をとりながらしばらく待ちましたが、晴れそうにありません。残念ながら下山としました。途中、一人だけ登山者に出会いました。大品山まで帰り安心したのかあまり考えもせずに歩いていたら道を間違えました。そろそろリフト駅に着くはずだがと思いながら歩いていました。そのうち、見覚えのない標識が現れました。龍神の滝への道を下っていると気づいた時にはもう遅く引き返す気力はありません。仕方なくこの道をどんどん下りました。少し遠回りにはなるけど帰れるという知識はあったので心配はしません。龍神の滝(たつがみと読みます)とそれにつづくナメ滝を見物して道路に出ました。

                                           カメラマンがいました。

         

                                           宇治 長治郎

          

 道を間違えたおかげで滝と長治郎の碑に出会うことが出来ました。14時20分駐車場着。この後しばらく雨が降る。濡れずにすみました。

 これで今回の北陸山行は一応終わりました。後、積雪期でないと登れない山が三つほど残りましたが、これは来年度の楽しみです。今年に入り、200名山と300名山はやっと19山終わりました。雪が降るまでに後31山。登れるかな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

  8月後半には、毛勝山、青海頃姫山、朝日岳、赤牛岳、焼山等々が待っています。ガンバロウ・・・、エイエイオー  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


北陸200名山・300名山(その2) 川上岳 白木峰 金剛堂山 人形山 

2011年08月15日 | 200名山・300名山

 8月5日(金)晴~曇り 川上(かおれ)岳

 一の宮のコンビニの駐車場をスタート。すぐに県道453号に入る。登山口へのゲートをキョロキョロとさがしながら進む。いつものことだが、山登りは登山口までたどり着くのが大変。無事登山口までたどり着くともう登ったような気分になるから不思議だ。今日は、奈良の宇佐見氏に教えてもらったゲートのキイナンバーがあるからだいぶ楽をしそうだ。ゲートは、宮川ダム手前、ツメタ谷入り口にある。

                                      正面奥にゲートが

             

                                 おかげさまで早々に登山口につきました。

             

 宇佐見さんはゲートナンバーをどうして入手されたか知りませんが、案外、モンデウス道の駅の案内でかもしれません。役場や管轄の営林署などに問い合わせると教えてくれることもありますね。北海道などではそうでした。

 6時20分スタート。この時点では素晴らしい天気でした。樹間の登山道を登り、見晴らしのよい尾根に出た途端、雲が広がりました。御岳や乗鞍があっという間もなく雲に隠れてしまいます。

                                川上岳の頂上が見えて来ました。もう一息。

        

                                    山之口からの登山道と合流します。

         

                    8時20分、気持ちのよい頂上着です。位山からの縦走も可能なようです。

         

 登り1時間30分でした。帰りは来た道を引き返しましたが、ぐるっと回るコースもあります。但し、このコースをとると車まで帰るのにちょっと時間が   掛かります。

 下山途中、位山を登ってこられた宇佐見さんとバッタリ。お年は私より4つほど上だけれどお元気です。後日メールをいただきました。出来ればこれからもおつきあいをさせてもらいたいものです。山の情報交換などよろしく。

 川上岳を終えて次に目指すは、白木峰。地図で見るにこれまた山奥にある山だ。ナビに大長谷温泉(076-458-1008)をセットしてスタート。JR高山本線越中八尾駅からR472・R471でグングン山奥に入ります。

                大長谷温泉                                   農家民宿 村上荘

                        

 やって来ました別天地へ。閑かな集落です。なんか吉幾三の歌に出てきそうなそんな感じの村です。近くに、21世紀の森という施設があり、キャンプ場もありますがなにせお店がない。車泊のつもりが食料の関係で民宿に泊まることとなりました。たまにはいいか。

       

 村上荘のご主人(村上光進 富山市八尾町庵谷10番地 076-458-1415)と酒を酌み交わしながらあれこれお話が出来た。したたかに酔って寝る。ご主人は猟師もやっておられるようで熊撃ちの話など聞いた記憶がある。イワナの刺身は美味しかった。

 8月6日(土)曇り 翌朝、頼んでおいたおにぎり弁当を持って白木峰に向かう。登山口まで車で30分ほど急な林道を進む。

                                     登山口です。車はここまで。   

                              

          ガスで何も見えません。キスゲの花も終わってひっそりとしていました駐車場から約50分です。

     

 7月の白木峰は、ニッコウキスゲの群落で素晴らしい美観が広がるようだが、その美しさは写真で知るしかなかった。 閑かなたたずまいを残す杉平の集落に別れを告げて一路金剛堂山を目指すことにする。

 金剛堂山へは、ナビにスノーバレー利賀(0763-68-2800)を入れる。一応後戻りをすることになるが一つ隣の谷筋と言うことになる。R471からR229に入り途中で金剛堂山登山口について聞く。 

                   R229をさらに進むと聞いたとおり栃谷登山口です。右が避難小屋、左に登山口。

     

 時間的にちょっと遅いようだがすぐにスタートする。11時30分。この時はまだ天気は持っていたが、1時間も登った頃から雷雨。引き返すのもシャクだからカッパを着て進む。案の定、道は雨水の流れ道となる。金剛堂山は、登山口から頂上まで1㎞ごとに標識がある。時間を計ると、1㎞を約30分で登っていることになった。頂上まで5㎞ほどだから簡単に計算すると2時間30分掛かることになる。大体このペースで頂上に着く。雨は1時間ほどでやむ。途中、数名の下山者に出会うが、行き交うときの挨拶は雨の話。この山は、どうも人気の山らしい。

                               白木峰も見えるはずだが今日は無理。            

 帰りは、1㎞を約20分で下る。しかし、これはちょっとペースを上げないと行けないので苦しい。降りた頃には天気も回復。靴も湿っぽくなったが、スペアーを持ってきていたので明日は替えることにする。帰り道、天竺温泉(0763-68-8400)で入浴。雨に濡れたがさっぱりとしました。

 8月7日(日)晴れのち曇り 人形山

 昨夜、道の駅上平に車を停める。ここは、五箇山ICに近く世界遺産の合掌造り集落もすぐそば。登山口は国民宿舎五箇山荘(0763-66-2316)前をしばらく進むと人形山への道しるべが出る。ここから山手に入ることになるが途中アブの大群に襲われる。窓を少し開けていたので数匹に入り込まれた。車の周りは恐ろしいほどのアブ。こいつにしばらく追いかけられた。こんなことは初めてのこと。どうも熱いものに寄ってくる習性があるらしい。ガタガタ道をしばらく登り、ふと後ろを見ると乗用車が一台付いてくる。やはり人形山登山らしい。

            五箇山荘前を行くと案内が。                               登山口です。眺望のある駐車場もある。

                 

 登山口に着いた頃にはアブから解放されていた。後からこられた方は早々と登山開始。こちらは朝食を摂る。今日も暑そうだ。登り口に水場があるが水は冷たくはない。どこかから引いてきているらしい。整備された道を登る。途中途中に休憩所がある。第一と第二があり、この次に屋敷跡となる。ここまで登ると人形山と三ヶ辻山は目の前に。しかし、まだ遠そうだ。屋敷跡で先行の方に追いつく。地元の方らしく、岐阜の山々を中心に登っておられるらしい。ソニーのGPSを持っておられた。山でも使えるGPSを今ではソニーなどが出している。性能も値段もまあまあらしい。道迷いの時には大いに助かるが、自分は普通は持ち歩かない。ただ、冬場の知らない山には持参することにしている。残雪の黒部五郎で吹雪かれた折りに、これで助かった(安心した)ことがある。

                   第2休憩所                                        屋敷跡から見る人形山   

                         

 人形山と三ヶ辻山との分岐に出れば頂上は近い。始めに人形山に登る。穏やかな山である。早朝は良い天気だったがすぐに雲が出るのは最近のパターンだ。眺望なしの頂上で暫しやすむ。赤トンボがポツポツ。20分ほどやすんで三ヶ辻山に向かう。この山のほうが人形山より高い。見た目にも際立っているが300名山ではない。

           人形山頂上(岩崎元朗200名山とある)                            三ヶ辻山(利賀村最高峰とある)

                    

                                  下りる頃には天気も急変。上は、雷と雨のようです。

                         

 午後の天気が気になるので早めに三ヶ辻山を下る。屋敷跡辺りまで下りた頃から雨がポッリポツリ、雷も鳴り出す。帰りを急いだが間もなく天気は回復した。第一休憩所まで下りると男性が一人大の字になって寝ていた。聞くと熱中症らしい。今朝、金沢から来たと言う。年のせいとは言いたくないが今日は歩くのが苦しい、白山よりきついとのこと。体調がよくないせいだろう。荷物も重そうだし、体重も多いのではないですかなどとつまらないことを言ったらまじめな返事で、水は3リットルで体重は60キロほどですと返答があった。自分はこの日、水は500ccとパンが2ヶ。あとは雨具とデジカメくらい。そういえば、途中追い越した男性も水は2.5リットルと言っていたが・・。

 暗くなるまでには帰れそうですといわれるので、少し心配ではあったが先に下りる。500ccではさすがにのどが渇き、登り口にでている水をがぶ飲みした。 7時20分にスタートして、帰り着いたのが2時30分。それにしてもアブの群れには驚かされました。明日は、大門山と三方岩岳。大門山の登山口を確認して白山スーパー林道に向かう。

 

 

                 

 

 

 

 

 

 


北陸200名山・300名山(その1) 冠山 能郷白山 経ヶ岳 大日岳 鷲ヶ岳 位山

2011年08月13日 | 200名山・300名山

 8月1日(月) 今年初めてのまとまった名山山行です。8月に入るのにまだ4山しか登っていないので少々焦っている。23年の目標は、一応50山。雪が降るまでに本当に登れるのだろうか? とりあえず北陸は冠山を目指す。ナビに冠山の麓にある冠温泉のtel0778-44-7755を入れてスタート。後はナビ任せ。

 中国道~名神高速~北陸自動車道とつないで武生ICから国道417号に入りやって来ました。冠温泉まえを進むこと約20キロ。あまりの山奥なので途中不安になりましたが、林道の奥の奥に冠山峠はありました。

                                         冠山峠と冠山

             

 ここか見る冠山は迫力があります。まだ日も高い(午後3時頃?)ので登ることにしましたが、往復でどれくらい掛かるのか少々不安でした。登り初めて間もなく、これも単独の下山者に出会い所要時間を聞くと1時間ちょっととのこと

                 林道が見えます                                          頂上です

                  

                      

                                キャンプに良さそう? 向こうにも登山道が延びていました。

            

                  帰りに寄った冠温泉 こざっぱりとした温泉でした。 峠へは、この道路を奥(岐阜県側)へと進みます。

             

                     温泉の前になにやらあるので行ってみました。足利尊氏のお墓とのこと。何でこんな所にあるの?

                     

                     

 汗をながした後、大野市まで戻り国道157号より温見峠を目指す。明日は能郷白山。真名川ダム辺りで暗くなり、またまた峠まで行き着くのか心配になる。途中、県境から向こうへは行けないとの標識を見る。最近の雨で道路は大分傷んだらしく、大型車通行止めなどとの標示あった。車のライトを便りにくねくねと長い道を進む。8時近くにやっと峠着。峠の向こうは岐阜県だが、通行止めのバリケードが築いてあった。夜中、車が一台やって来たが向こうへ越せないと分かり引き返していった。

 翌2日(火)、明るくなるのを待ってスタートする。昨夜の雨か朝露か、とにかくズボンがぬれるので雨具を出す。スパッツなどでは全然役に立たない。靴は最近購入したもので防水も良いので助かる。

        

 頂上まで2時間とは掛かりませんでした。しかし、登りも下りもブヨに追っかけられもう大変でした。こんな時期には登る山ではないようです。

                            頂上は笹におおわれて眺望なし。おまけに天気も悪い。

        

 サッサと降りました。それにしても凄いブヨでした。下山した頃から天気も回復です。良くあるパターンだけど仕方がない。麻那姫湖付近を見学する。

 

                                            麻 那 姫 

                   

                   麻那姫湖の周辺には、ちょっとした施設・キャンプ場があります。真名川では釣り師が鮎を釣っていました。

                   

 経ヶ岳へは、奥越高原青少年自然の家(0779-67-1321)の正門前にちょっとした駐車場があり、正門の中に登山届けを出すボックスがある。登山道は、このボックスの前を右手に延びる施設内の車道を少し入ったところから始まる。この登山道は、青年の家が管理しているらしい。

                           登山口 頂上まで5時間とあるが4時間ほどで着いた。

       

      間もなく林道登山口に出ます。車でここまで来て道路脇に車を置くのも良い。勝山市側からは入れるとのことだが、反対側は通行止めらしい。

              

                    経ヶ岳へは、3つのピークを越える。保月山、杓子岳、そしてもう一つの山名前は忘れた。

                            何とか山が手前で奥が杓子岳です。笹原の優しいカーブの山です。   

        

             

               頂上です。雲が出だして眺望はありません。今日2つ目なので幾分疲れました。しかし、帰らなくてはいけません。

       

 それでも明るい内に下山できました。近くにある六呂師高原温泉(0779-67-1321)に入る。体の表面からアワが立ち登る変わった温泉でした。すぐ前はキャンプ場です。疲れてはいたが明日の大日岳のこともあるのでとりあえず道の駅白鳥へ。途中、荒島岳登山口の近くを通る。懐かしい場所だ。

 8月3日(水) 今日は大日岳登山。登山口がはっきりしないままダイナランドスキー場(TEL: 0575-72-6636)まで行く。スキー場はやっていないがすぐ横手に百合園がありリフトが動いていた。このリフトに乗れば頂上に行けると思い入場券とリフト券を買う。リフト終点で降り、上の方に向かって当てずっぽうに歩く。途中、百合園からでないように網が張ってあったが潜って抜ける。

                        素晴らしい百合園ですが残念ながら人が植えたもの。

    

        草の中をとにかく上へと歩いていたらうまく登山道に出くわしました。ラッキーでした。登山道は、スキー場の中を通っています。

               

              道もはっきりしてきて                                  間もなく頂上が

                     

               到着です。大日岳へは、何本かの登山道があるようですが、スキー場からが一番近そうです。

          

 後で分かりましたが、登山者駐車場の標示がありました。あまり小さくて分かりませんね。この舗装道路を登っていくと写真左上辺りにきちんとした登山   道の標識がありました。それにしても、百合園の網をくぐって登ったのはよくなかったかな?登山の所要時間は、百合園のリフト終点から頂上まで約2時間30分ほどでした。

               

 8月4日(木)、昨夜も道の駅白鳥に泊まる。早朝鷲ヶ岳を目指す。ナビには、鷲ヶ岳高原ホテル(0575-72-5007)を入れる。このホテルの周辺は、ゴルフ場とスキー場になっていて、登山への配慮はあまり感じられない。

             ホテルの少し奥に立派な案内板がありました。この右手の道を行くと登山口につきます。15分くらいかかる。道も悪い。

                     

        右上写真では見えないくらいに小さな登山口の標示板が草の中に隠れて。それでも名刺の倍くらいの大きさかな?

        

                 いっぷく平。この辺りで大鷲を退治したそうです。横に神社有り。 登山道の横を林道が・・・。

                       

 頂上です。 歩いていると急に林道にぶつかったり、自動車に出会ったりと妙な所です。多分、今は林道整備・登山道整備の最中なのかもしれません。

           

              鷲ヶ岳を終えて、位山に向かう。途中、高速で食事。大日岳がよく見えました。白山は雲の中。

              

 

 東北自動車道で飛騨清見まで。高山市から国道41号、一の宮から県道98号に入り、道の駅モンデウス飛騨位山(0577-53-2421)に車を停める。登山口は、この道の駅のすぐ手前を右に入り巨石群登山口。途中、道路舗装をしていたので道路脇に車を置いてしばらく歩く。登山口に駐車場有り。良く整備された登山道を上ること40分。頂上です。天気さえ良ければ、御岳や乗鞍が見えるはず。

         

                   巨石 天の岩戸                                      よい言葉ですね     

                         

        

                

 あっという間もなく下山しました。降りてみると乗用車が一台止まっていました。私の島根ナンバーを見て話しかけてこられました。この方、車は奈良ナンバーだけれど島根の出身とのこと。やはり300名山を巡っておられて、あと80山くらいが残っていると話しておられました。暫し情報交換に花が咲き、明日登る川上岳のゲートのキイ番号まで教えてもらいました。今日はここの駐車場に泊まり、あす登ってから川上岳を目指すとのこと。

 私は、モンデウス道の駅に泊まることにしました。スキー場横からも位山への登山口があります。夜中、なにやら騒がしいので起きてみると、若者が数名で花火をしています。うるさくて寝付かれないので下(一の宮)のコンビニの駐車場まで移動しました。そういえば、昨夜は高山市では花火大会があったようです。 ここの駐車場は山奥でしかも広いのでわざわざやって来たらしい。