今年2度目の北海道遠征。残した課題をクリヤーすべく出かけました。北海道は島根県からは遠い。船で丸一日を要し、港は舞鶴港(小樽へ)か敦賀港(苫小牧へ)からです。
21日(火)夜、東苫小牧港着。ねぐらを道の駅「むかわ四季の館」とする。温泉もあり、朝風呂もあったが車に泊まるだけとする。翌22日、浦河国道235を走り、レ・コードの湯で入浴し昼食。
その後、浦河営林署でゲートの鍵を借りる。この鍵は、神威岳に登るためのものだが、現在ではペテガリ岳に登るのにも必要なもの。鍵を借り荻伏からサラブレッドロードに車を進める。
いやにひとなっこい馬でした。やはり馬は馬面です。
神威山荘。ちょうど団体さんたちがおりてきました。誰も沢歩きの装備でした。この日は、小屋の前の駐車場で車中泊。
9月22日、朝5時45分スタート。食欲がないのでお湯を飲んで出発。小雨模様なので雨具を付ける。神威岳へは、小屋の前からシュオマナイ川に沿って進む。しばらくは林道のような道が続くが間もなく沢に入る。登山道の状態が心配されたが、水量は少なく沢靴の必要はなかった。ルートは、テープとケルンが要所要所にあって道に迷うことはない。自分は、せっかく沢靴を履いてきているのでわざと水の中を歩いた。しかし、後で思ったが、沢靴でも濡らす必要がなければ濡らさない方が良い。足が濡れれば体温も奪われる。
約2時間ほどで尾根への登り口に着く。ここから、素晴らしく急な登りが始まる。登山靴を持ってくれば良かったと反省。道は良く踏まれていて迷うような心配は皆無です。
ここから尾根道に入る。
途中、お腹が空き、気温も下がりだして寒くなる。バナナを一本食べ、シャツを着込む。手はかじかみ、足はじんじんする。小屋を出発する折り、手袋を片方拾いそれをつかっていたがとにかく冷たい。足も濡れているので寒さで痛いほどだ。本尾根では、疲れとあまりの寒さに引き返そうかともおもった。朝、食うものも食わずにスタートしたのがいけなかったらしい。なんとか頑張っていると、突然頂上の標識が飛び込んできた。
9時55分頂上。約4時間の苦闘でした。視界は悪く、風とガス、おまけに寒い。早々に下山とする。しかし、下山するにつれて天気は回復に向かう。何だこれは?。
ペテガリ岳が見えてきました。縦走も可能なようですが道はかなり悪そう。藪こぎの連続か?
天気は良くなりました。下山途中、あとから登ってきた年配の方と情報の交換。ペテガリ岳へのルートやら沢の様子を聞いて安心する。ここも、靴を濡らすことはないらしい。自分は沢靴しか持ってきていないので少し残念に思った。
ペテガリ方面へと続く尾根。ただしこのルートは正規のものではありません。
沢まで下りると天気はすっかり良くなる。昼食がてらしばらく休む。13時10分帰着。
神威岳を登ってから、そのままペテガリ岳に向かえば良いのだが、登山口となるペテガリ山荘までは4時間程度掛かると聞いていたのでこの日は一度道の駅「みついし」まで帰る。ここにも温泉があり、車で泊まるにはもってこいの場所。温泉に浸かって汗を流し、翌朝ペテガリ岳に向かう。
昨日と同じ道を行く。神威山荘手前から左に少し入ると駐車場あり。車が3台停まっていた。ペテガリ岳へは最初に徒渉がある。事前に得ていた情報では、水量も多く困難が予想されていたのでそれなりの覚悟はしていたものの、全く当てが外れた。結局、山荘まで足を濡らすことはなかった。ここも、神威岳同様に沢用の靴は必要なかったが、沢靴しか持ってきていなかったのでこの靴で歩くことにする。
最初で最後の徒渉場所だが・・・。駐車場から二~三分か。
沢をつめ、尾根を越すと俄然開けてきます。左手にペテガリと神威への標識を見る。後は、林道に沿って下り加減の道をペテガリ山荘まで。途中、道路整備の方たちに会う。工事用の車は入れるらしい。だんだん道も良くなる。ただ、ペテガリ小屋までは長いので本当にこの道でよいのか心配になった。
心配しながら歩いていたら、ついに小屋が見えて来ました。やれやれです。ストーブが赤々と燃えて、先客4名が山の話に夢中でした。自分は2階に上がる。下からの熱気でポカポカでした。ペテガリ小屋は、至り尽くせりの小屋です。まきあり火付け用の新聞紙もあり、毛布も布団もあり、水道あり立派なトイレありです。炊事場とトイレは電気がつきます。さがせばアルファー米などもあるとか?
9月24日、5時05分小屋をスタートする。もう明るくてランプはいらない。昨夜、素晴らしい星空だった。月も出ていた。今日は素晴らしい天気が期待できそうだ。しかし、朝露のザサの中を歩くので靴はびっしょり濡れる。スパッツを着ければ良かったと後悔するも遅い。
天気は上々、展望も開けてきました。しかし、ペテガリ岳はまだ見えません。
やっと全貌が。しかし、まだまだ遠い。
500mの登りの後、10時35分やっと頂上へ。360度の大展望。ついに来ましたペテガリ岳、1739mです。
太平洋も見えます。目を転ずれば、神威岳も。
眺望を楽しんだ後、9kmの道のりを帰る。小屋には15時着。10時間の強行軍だった。ペテガリ登山の所要時間は12時間前後が一般的。小屋に帰ると、新しい登山客が来ていた。この日は、ここにもう一泊する。酒もなくなってきてわびしくなった。
翌25日、6時20分ペテガリ山荘に別れを告げる。行きには思わなかったが、帰りちょっと道を間違える。ブログなどで読んで注意はしていたが、きれいに間違えた。真っ直ぐ進めばいいものを、左方向に延びる一見立派そうな道に入ったのが間違。足跡らしきものがあるので進んだのだが、これは鹿の足跡だった。
やっと見覚えのある地点に返りホットする。前から大きな荷物を担いだ頑丈そうな男性が、息を切らしながらやってきた。感じからすると小屋の様子を見に来た地元山岳会の方のようだった。
8時05分に尾根まで這い上がり、9時15分駐車場着。約3時間掛かったことになる。
近畿南部には、金剛山、伯母子岳、釈迦ヶ岳の200名山と葛城山、護摩壇山、竜門岳、高見山、三峰山(みうねやま)、倶留尊山(くろそやま)の300名山がある。
9月5日(日)から10日(金)までの間にこの9山に登る。
葛城山959m(300名山)
9月5日松江を発ち、昼前に葛城山ロープウエイ前の駐車場着。登山口は、このロープウエイ横、不動寺の前にある。(無料駐車場はありませんでした。)
登山口 右手に不動寺 ロープウエイは早いが・・・
登山道はしっかりしているので道に迷う心配はないが、やはりロープウエイを利用する人が多い。車の疲れも何のその、12時15分登山開始し、14時に頂上に立つ。親子連れや家族での登山者が多いのはやはりロープウエイのせいだろう。若者の姿も目立った。広い頂上では、凧揚げやソフトボールを楽しんでいたのにはびっくりさせられた。
気持ちの良い山頂
こうなると山と言うよりは公園といった感じ。それでも、冬期は、樹氷が美しいとのこと。春のツツジも見物だそうだ。歴史に彩られた山でもある。秋の七草の一つ、葛の花が登山道に散っていたのが印象的だった。15時30分に駐車場まで下りたら、ちょうど雨が降り始めた。雷を交えてほんの一時だったが激しく降った。
温泉を探してウロウロしていたら時間ばかりが経ち、結局見つからず仕舞い。あきらめて金剛山に向かう。
金剛山1125m(200名山)
この山にもロープウエイがあった。今日はもう時間もないので登山口を確認して近くの道の駅「ちはやあかさか」まで引き返す。
登山口駐車場(有料) 千早城址への参道が登山道
この道の駅は郷土資料館と併設となっていて売店などはないがトイレだけはあった。夜暑いので外に出ていたら、やたらに飛行機が現れるので何だろうと思っていたら大阪空港が近いせいだとわかった。雨も上がり星空がきれいだった。
翌6日、金剛山登山口へ移動する(ここも無料駐車場はない)。登山口はあちこちにあるらしいが、私は千早城址を見ておきたかったので長い石段のある登山口から登ることにした。深田久弥もこの道を歩いている。地元の人は、ここより少し下がった豆腐屋の横から歩くらしいことは後で分かった。楠木正成の立てこもった千早城も今では跡形もなく、ひっそりと静まりかえっていた。途中の千早神社にお参りして裏手の道を進むと豆腐屋の横からの道にぶつかる。それまでは全く人気がなかったので安心してしゃがんでいたらゾロゾロと人の姿が。大変にあわてた。それでも1時間30分ほどで無事金剛山頂上へ。
眺望良し 四千回登拝などもざら
天気に恵まれて大阪方面の町並みが見渡せたがどこがどこやらよく分からなかった。頂上付近には、社務所をはじめとして金剛山転法輪寺、葛城神社などがある。神社を取り巻く石柱の柵一本一本に寄進者の名前とその登山回数が刻まれていたが、100回、200回など序の口で、1000回、2000回などが目に付いた。4000回もあった。この山は、「回数登山」で有名らしい。
葛城神社
8時25分に登山口をスタートして、9時45分頂上。10時45分下山する。葛城山も金剛山も似たような山。今日はもう一山登るため、伯母子岳を目指す。
伯母子岳1344m(200名山)
金剛山から伯母子岳までは少し長いドライブをしないといけない。案内はナビにまかせているのでどこを走っているのかよく分からない。
大股への途中 平の集落にて 維盛塚
長々と運転してやっと見覚えのある所にやってきた。それは高野山。今日は弘法大師には用はないので素通りして高野龍神スカイラインに乗り、途中から野迫川村に入る。登山口は大股という集落にあった。
小辺路の他に中辺路、大辺路もあります トイレと駐車場あり
小辺路(http://www.write.co.jp/kumano/map.htm)
14時スタート。駐車場近く土地の方に出会う。「今から登られますか」と言われた。「何とか明るいうちに帰れるでしょう」と答えて先を急ぐ。初っぱなから急な登りだがここはダブルストックで頑張る。杉林のなかのジグザグ道を登りきるとちょっとした山小屋に着く。
ここまで登れば・・・ もう一息
ここからは多少の登りはあるが大体に平坦な道が続き、下りもある。最後の登りを一気に登りきると頂上。時計は15時55分。約2時間掛かったことになる。
頂上です 山脈遙か小辺路道
大峰山系の山々を満喫して下山する。17時45分大股の集落に着く。登りの折りに話したおばあさんとばったり出会う。「もう下りられたか」と言われた。明るいうちに下山できてよかった。今日は風呂に入りたかったが龍神温泉に着いたのが遅く我慢することにする。道の駅「龍神」で車中泊。夜小雨が降る。
護摩壇山1372m(300名山)
今日7日は朝から天気はパッとしない。時々小雨が降る。道の駅「龍神」の近くに温泉はあるのだが朝早いので入れそうもない。この温泉は、日本3大美人の湯だそうな(島根県の湯の川温泉 群馬県の川中温泉)。仕方なく護摩壇山へ向かう。高野龍神スカイラインを引き返すと道路の横丁に見落としそうな登山口の標識を見つける。頂上まで400mとある。小雨は止んでいたが傘を持って出かける。直に頂上。
頂上です 夕陽100選 正面の登山口と護摩壇タワー
この山は、和歌山県の最高峰なのだがスカイラインのおかげで登るという感じはしない。正式な登山口は、護摩山タワーの横にある。どちらから登っても同じくらいな距離だ。山は、和歌山県朝日夕陽100選に選ばれている。山の由来に、この山で護摩を焚いて源平の戦いを占ったことからこう呼ばれるようになったとあった。
釈迦ヶ岳1800m(200名山)
いよいよ大峰山系の一つ、釈迦ヶ岳に登る。一度高野山に戻り給油する。またまた山の中を走り、十津川街道に入る。旭集落を詰めていくと登山口に着く。
十津川旭集落側の登山口 大峰奥駈道 ここは楽そうな道です
大峰奥駈道(http://www.geocities.jp/jugemuguidekobo/okugake_intro.htm)
腹ごしらえを済ませ12時15分スタート。しばらくは杉の林の中を歩く。道が荒れていてちょっと迷いそうになったがすぐに本道に戻る。伯母子岳と同じように、しばらく急登が続くが1時間ほどで尾根にたどり着く。いわゆる大峰奥駈道だ。100名山の折りに、洞川温泉から大峰山寺をたどり、途中山中で一泊して八経ヶ岳を経て天川村に下ったものだが、釈迦ヶ岳はこの縦走路の延長線上にある。ちなみに、大峰の奥駈道とは、花の吉野山から熊野本宮大社までの峻険な縦走路のこと。3,4日掛かるらしい。
14時10分、小雨の中釈迦ヶ岳頂上に着く。しばらくすると日が差してきた。裸になってびしょ濡れのシャツと雨具を干す。釈迦如来像の真ん前に腰掛けて久しぶりに山らしい山に登ったことを実感する。
釈迦如来の立つ頂上 すぐ下に水もある トリカブトの仲間 これだけは鹿も食わない
天気がパッとしないのは残念だが、この静寂がいい。山はこうでなくてはいけない。16時、車まで下山する。
この後、十津川温泉で入浴。3日ぶりの風呂は気持ち良かった。道の駅「奥熊野古道ほんぐう」で車中泊。明日は移動日。観光を兼ねて熊野本宮大社を見学する計画だ。なにせ、全国熊野大社の総本山だからぜひともお参りしておきたい。
熊野本宮大社 日本一の大鳥居
熊野詣で(記念館から)
9月8日は、熊野本宮大社の参詣の後、国道169号をひた走り吉野町に入る。コインランドリーを見つけて洗濯する。道の駅「宇陀路大宇陀」泊。
竜門岳904m・高見山1248m(300名山)
9月9日、竜門岳に登る。登山口は国道370号線道の駅「宇陀路大宇陀」に近い宮奥ダムの近く。近畿自然歩道の標識があるが、こちらからの登山はあまり行われていないらしく登山道は荒れていた。
お寺の向かい側に近畿自然歩道の標識 やぶ道です
興隆寺幸福の鐘まえの道路脇に車を停めてスタートしたが駐車場所が悪かったせいか下山した折りに役場の職員らしい人に「職務質問」された。不審な車が止まっているとの通報があり見に来たとのことだった。このとき、別の登山口がもう少し行った峠にあると知る。駐車場もあるらしい。下調べでは、28号線の佐々羅交差点を三茶屋方向に進んだ山口神社裏からも登れる。
途中別の登山道とぶつかる 頂上です 眺望なし
ただ、この山は本当につまらない山で何で300名山に入っているのか理解しかねる。おもしろくもおかしくもなかった竜門岳だが、近くに柿本人麻呂公園があるので行って見た。
柿本人麻呂像 この後、島根県(石見)に左遷されようとは・・
その後高見山へ。高見山へは、28号線吉野室生寺線の平野から。簡易郵便局の向かい側の細い路を入った所に登山口を見つける。
駐車場らしき場所はなかったが何とか停める。この辺り空き家が多い?
頂上まで 一番距離のある登山口 無理に止めました
天気は上々。遅い朝食を摂って出発。今日も杉林の中をポツポツ歩く。稜線に出て杉谷側からの登山道とぶつかると頂上は近い。
ここで小峠からの道と交わる 登山口までの距離
青く晴れ上がった空、さわやかな風、久しぶりに爽快な気持ちになる。頂上で地元の登山者に周囲の山々の説明を聞く。
さわやかな風も吹く眺望のある頂上
倶留尊山方面 大峰山系 大普賢岳
高見山登山道については3つあり、一つが平野から、次は杉谷から小峠を通る道、もう一つが大峠からだそうだ。杉谷は国道166号線沿いにあり、高見山登山口バス停があるが、大峠への道はよく分からなかった。大峠は、頂上に一番近く駐車場も整備されているようだ。ちなみに、平野には「たかすみの湯」があるが、この日は閉館でした。平野の集落を抜け、国道369号線に出ると御杖村に出る。途中曽爾村への標識を見る。こちらに入ると倶留尊山への登山口太良路に着く。曽爾村の曽爾高原には、国立少年自然の家がありこの後ろの山が倶留尊山。
この日は、最後に三峰山への登山口を確認しておきたかったので曽爾村には寄らず通過する。国道369号線沿いに三峰山への標識を見つけて進む。やや狭い道の奥に立派な青少年旅行村の施設がある。登山口はこの入り口にあり駐車場もある。
今夜の宿は、温泉もある道の駅「伊勢本街道御杖」。三峰山登山口に近い。
道の駅にある姫石の湯
三峰山1235m・倶留尊山1038m(300名山)
9月10日晴れ。6時20分三峰山(みうねやま)登山口スタート。
右手が登山者駐車場
横を向いた看板 登尾ルートから登り新道ルートをおりる
登尾コースを登る。途中吉野杉の間伐材を利用した山小屋などあり。展望所ともなっている。道は良く整備され、これまた良く整備された杉林は見ているだけでも気分がいい。杉の林から広葉樹の林に入り新道との出会いに着く。ここから頂上への道と八丁平への道とに分かれるが、とにかく頂上へ向かう。
気持ちの良い山路 頂上から倶留尊山が見える
頂上でしばし休み、八丁平へまわる。ちょっとした平で、ゴロンと横になりたくなるような良いところ。トリカブトの紫が映える。こんな場所にテントでも張って星空でも眺めていたいものだ。
八 丁 平
帰りは新道を下る。舗装道路に降り立ち駐車場までが長かったが気持ちの良い山歩きだった。6時20分にスタートして8時15分頂上。10時30分下山。
すぐに倶留尊山(くろそ)に向かう。国道422号線中太郎生の郵便局のとなりの酒屋の横に登山道入り口の標示を見つけて進む。ちょうど酒屋の裏道にあたるが80mほど行きすぐに右に折れる。道は狭く、標識もはっきりしないので心配ではあったがとにかく進む。それでも腐ったような標識を見つける。この道は東海自然歩道にあたるらしい。倶留尊山への文字はないが、亀山峠へに向かう道だ。なおも進むと夏草で道が狭まり、車のボデーをこする。ますます心配になり、車を停めて歩く。1~2分も歩いただろうか、登山口の標示と説明板を発見する。
かなりくたびれた看板です 人気もない古道
道は間違っていなかったと一安心。近くに駐車できそうなスペースもあった。杉木立の中を歩く。古色蒼然といった感じの古道は熊野古道を思い起こさせる。間もなく亀山峠に着く。
亀山峠 曽爾高原と少年の家 こちらからが楽そう
ここについてびっくり。俄然視野が開け、曽爾高原が眼下に、国立少年自然の家も見える。太良路からの道は、ここに出る。多分、誰もこちらから登るのだろう。
ぶりかえしてきた暑さと、だいぶんくたびれてきた体を引きずって登る。頂上手前に一つのピークがあり、これを越えて最後の登りを頑張ると頂上。
頂上手前のピーク 二本ボソ 何の変化もない頂上です
これで今回の山行は完了した。日陰に入り横になって少しうとうとする。
11時50分にスタートして13時05分頂上。下山は14時55分。下山途中にマムシに出会う。そういえば、三峰山でも蛇を見たがこちらはシマヘビのような奴だった。
道の駅まで引き返し汗をながす。翌11日、伊勢神宮に参る。お伊勢参りで有名な伊勢神宮は、本宮と外宮に分かれる。本宮には天照
大神が祀られ、外宮には天照大神の食事を司る神様が祀られている。自然豊かな公園といった感じ。出雲大社の方がだいぶ迫力がありますよ。