山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

雪の吾妻山 2月14日(水)

2018年02月15日 | ぶらり

 大峠の駐車場までは雪かきはしてあったので特に問題は無い。気になっていたここの駐車場だが、現在工事(のための休憩所?)に使われているため車3台くらい置けるようにしてあった。人影も見当たらないので邪魔にならないように片隅に車を置き準備。

 登山道の一番奥の民家の前までは雪かき完了だったが、何故かここに車が1台止めてある。後で分かった事だが、此の車やはり吾妻山を目指す登山者の者でした。こんな所に良くも車を置けたものだと感心した。多分、家の方には了解済みのことと思うが・・・。

 ここからシールを貼った山スキーをつける。先行者の足跡(ツボ足)がしばらく続き、間もなくスノーシュウに替わる。雪は結構深いから、スノーシュウでも苦労するだろう。こちらは、その後からシール歩行だから幾分楽ではある。

                        ここまでくるのにずいぶん時間が掛かった

                        

 スタートして1時間くらい歩いた頃、下山者に出会う。上の駐車場まで行ったが雪で大変なので引き返したとのこと。

                             上の駐車場 標識も雪に埋もれて。  

                     

 確かに雪は深い。ここまで2時間近くかかった。一休みして沢沿いにルートをとり少しばかり近道をする。

                   

 最近、体が慣れるまで2時間くらいかかる。それまでが馬鹿にきつくかんじるようになった。気分的なものもあるかも知れないが若い頃のようには行かない。

                           最後の橋を渡り、急な坂を登ったあたり

                  

                                    うぐいす水のあたり

                                

                                 この奥が、横田分かれだ

             

うぐいす水あたりまでは、天気は良かった。青空も出て、樹氷が陽にきらめいて良い感じでした。しかし、すぐに雲が出始めてくらくなる。

                                  大膳原より比婆山

                     

                                 あれに見えるは福田頭か

                     

                            吾妻山山頂まで、あと何時間?

              

  結局、今日はここまで。時計は2時を指していたから頑張れば頂上まで行けたろうに。残念

 思いの外雪は深く、柔らかい。スノーシュウの方が途中で引き返したのもよく分かる。単独ではやはり体力勝負となる。しかし、ここまでトレースをつけたから、次はいくらか楽だろう。(もう雪が降らなければのはなしだが。)

                                                                            

 

 

 


最近の大山 (川床、桝水~3の沢)

2018年02月01日 | ぶらり

 南北に長い日本は、北と南では季節の移ろいに大きな差が出る。間もなく立春だが、南では菜の花を見ても北では大変な積雪のようです。

 今日(31日)、シールを着けて桝水スキー場の駐車場からゲートを回り込み3の沢へ向かう。午前中は、近所のゲートボールがあり午後からのスタート。2時少し前でした。

                               ゲートを越えたあたり。トレースがある。

                  

                                                    歩くスキーの跡もあったが・・・。

                                 

 

しばらくはシュノーシュウのトレースをたどる。奥大山へ続く雪で閉鎖の道路をしばらく進み、途中から近道のため藪に入る。ここを上に抜けると横手道の入り口に出る。

                       いつもは、雪に埋まっているかん木はほとんどが姿を見せていた。

                            

                               ここに出る。右手上が横手道。

                           

                          二の沢 この辺りからトレースも無くなる。

            

              三の沢付近                                 文殊堂              

           

 一の沢付近でつかれてきた。とにかく二の沢まではと頑張って歩く。二の沢に着いたのが3時25分。今日の計画は、大体3時30分位をめどにして引き返す積もりだったがせっかく来たのだからもう少し歩いてみようと思い進むことにした。結局三の沢までやって来た。

 5時までには、桝水スキー場に帰りたいので、すぐに引き返す。帰りは来たときより楽だ。下り勾配だし、今つけたばかりのトレースもある。良い調子で一の沢まで帰ったが、やはりペースは落ちた。

                            夕暮れが近づき、太陽も弱くなる。

                

 横手道に入り、休み休み歩く。腰をおろして少しでも休みたいのだが良さそうな場所は見当たらない。仕方ないのでのろのろと進む。

 やっとスキー場着。ナイターの準備が始まっていた。車に帰り着いたのが5時30分。7時に我が家着。疲れたが良い運動でした。

               

 今年はまだ頂上から滑ってはいない。雪の量、雪質はどうだろう。下部の沢はかなりかんぼくが出ていた。雪もまだ安定していないように思う。

      26日に入った香取集落から川床へのコース。

     香取の駐車場。ここまでは雪が搔いてある。                     川床橋           

        

                               大休峠方向への入り口

              

 香取の奥にある駐車場に車を置き、シール歩行。シールでの歩行は今年初めてになる。トレースは無い上に、雪は柔らかい。板が沈むので歩行困難。やっとこさで川床橋まできた。

 この辺りから更に雪は深くなる。板は30~40㎝位沈む。やっとシール歩行のコツを思い出す。スキー板を左右平行に出すのではなく、先に出した板の上をかすめる(なぞる)ようにして後の板をだすこと。これだと抵抗も少なくなり進みやすい。

 スキー場まで歩くつもりがここまでがやっと。時間も無かったし、まあ足慣らしのつもりだったからこれでよしとしてかえる。 帰りに車が3台ほど田んぼのなかに落ちていた。たぶん、吹雪のため道が分からなくなり方向を間違えたものと思われる。大山口駅方向に向かう一本道は、だだっ広い田畑の中だから吹雪かれたらたまらないだろうな。

 これからの計画は、まず吾妻山へ。その後に大山。それからは分からないが、しばらくは大山通いになりそうだ。