2月14日(土)
桝水駐車場から2の沢に向かう。今日も、スキーは担いでスノーシュウで歩く。昨夜降り積もった雪が重く歩くのがきつい。最近、シールで歩くよりスノーシュウで歩くことが多いがこれもどちらが楽かよくわからない。地形や雪面の条件次第だろうか?
環状道路は1の沢まで歩くスキーのトレースがあった。それから先は全くのサラ。出雲の妹尾さんと先頭を交代しながら歩いていたら、後から単独の男性が追いついてきた。「先に行かれて良いですよ」と云ったら。「後のからの方がいいです」と笑いながら云われた。それでも、しばらくしてからトップに立たれたが、間もなく2の沢についたので別れる。男性は、3の沢まで行くらしい。
2の沢に入る
2の沢分かれ(右手ノドの沢、左口の沢へ)
天気が良ければ奥にノドの沢と剣が峰が見える
2の沢は、奥で2つに分かれる。右手が「ノドの沢」、左が「口の沢」とよぶらしい。日本登山史年表(山と渓谷社刊)によると、ノドの沢は、昭和6年1月、口の沢は、昭和6年5月に第六高等山岳部(岡山)によってそれぞれ初登されている。
口の沢を、昨年の残雪期に登ったが、取り付き地点まで時間がかかった。口のように狭まった辺りにデブリがあり、雪崩と落石に注意が必要。ここを登り切ると、弥山頂上から少し縦走路に入った鞍部に出る。ここを滑り降りられないものかと下見がてらの登山であったが天気に恵まれて楽しい登攀が出来た。帰りは、大の沢に滑り込んで桝水まで帰る。
ノドの沢も、いずれ登攀しようと思っているが、ここは特に危険(なだれ)が一杯といった感じ。登り切れば、剣が峰頂上辺りに出る。まあ、残雪期の条件の良い日に挑戦できれば挑戦したい。
帰りは、なだらかな斜面を滑り、横手道をヒールフリーで桝水まで。途中、大の沢で大きなデブリを見る。
先週、ここを滑った際にはなかったと思うが・・・。
雪の積もった後のスキーは要注意。人ごとではありません。
2月15日(日)
昨夜は久しぶりに鈴木さんを交えて「煮込みラーメン」をつつく。星空が美しかった。良く日は、夏道より頂上を目指したが天気は思わしくない。6合あたりから草鳴社沢下部に滑り込み帰る。
鈴木さんは軽快に
テレマーカーの妹尾さんも
駐車場(道路脇)まで帰る。
全体的に、気温は高く雪は湿り加減。6合から上部はガスで視界不良。おまけに風も強かったようです。こういう時は、あまり無理をしないが良い。それにしても、最近の大山は登山者が増えた。土、日の駐車場確保が難しくなった。