山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

大山縦走 3月22日(火)

2016年03月22日 | ぶらり

 今日は大山の縦走。一応ショートスキーを担いで。振子沢の頭で出雲の2名(植田氏、妹尾氏)と出会う事にしていた。

 平日でも、登山者はいる。気温が高いのでアイゼンは使わなかったが・・・。

           

 七合沢を滑るスキーヤーがいたが、写真に撮れなかった。

             これは八合沢上部                     これは?         

              

        別山沢は下部に石ころがあった                  弥山沢?

             

 そして、縦走路。雪が所々消えて土が出ているので、アイゼンも善し悪し。らくだの背は、トラーバース気味に巻いたが、ここも雪と岩のミックスがあって凄く緊張した。落ちれば多分死ぬ。ピッケルを持って来なかったのが悪い。ストックでは頼りない。

          

 目を三角にして何とか抜ける。剣ヶ峰までカメラが出せなかった。

      剣ヶ峰で逆縦走者と出会う。アイゼンは着けていなかった。ただ、逆縦走はらくだの背は楽だ。      

         

  振子沢の頭についた。出雲部隊は、まだまだ来そうにない。携帯で話したら、時間が無いので引き返すとのことでした。

                       だいぶくたびれたみたいです。

               

                         本当に帰ってしまった。

              

 それではこちらも下山とする。小滑りはスキーが使えたが、大滑りは落石の巣、上宝珠から板を担いで降りるが、小石が頻繁に落ちて来る。

            

          今日もよく遊びました。疲れた。

         

 振子沢は、上部は良いが下部はそろそろブッシュが出て滑りづらいそうです。八号、七号の沢は、北向きなので今しばらくはよさそう。でも、雪解けは早い。

     

 

 

 

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大山振子沢へ 3月17日の記録

2016年03月18日 | ぶらり

 先日15日は、午後からすばらしい天気だった。あんな天気は本当に久しぶりです。今日、17日もあの日に負けないような天気でした。

 安来あたりから見る大山は、雲一つ無く、春の霞に包まれているようす。しかし、間もなくもやのようなものもなくなりカミソリで斬った様な凄い天気になりそうな気配です

                太陽が大山南壁の斜面を照らす様子がよくわかる

          

南壁に陽があたり始める。1の沢あたりに陽が差すのが早い。これを見ていると、どの沢の雪が早く溶けるかがわかる。

               奥大山スキー場。ゲートはまだ閉まっています。

         

 今日はここから歩く。ザックにスキー、スノーシュウそれに兼用靴をセットして、スリッパで登山口まで行く事にした。駐車場で、松江から来た方に声を掛けられたが、お名前がわからなかった。アウトドアショップの菊信で出会っているらしいが、最近ぼけてきたのか忘れがひどい。

       結構きつかった。スキー板は担いで、ここからスノーシュウで歩くことにする。

          

     いつもと同じ風景が続く。出だしは気分も良かったが、だんだんくたびれてきた。

            

 駒鳥峠とキリン峠の間を目指して進むと後ろで人の声がした。2人組男女のペアで少し年配のご夫婦か?

              かなり時間が掛かったが、どうにか尾根に立つ。

       すぐ後ろにキリン峠                         こちらは烏

            

  スキー板を着けて地獄谷めがけ滑り込む。駒鳥小屋のだいぶん上のあたりで沢(溝)に入る。下は振子沢の入り口でもあり地獄谷の始まりでもある。左は東壁へと延びる本谷沢だ。

              春めいて水の流れもウキウキしている。

        

 いよいよ振子沢へ。

          

 この辺りから俄然休むことが多くなってきた。それに暑い。日陰を見つけては休む事の繰り返し。夕べもだいぶん飲んだから、それの報いか?

     終了点は遙か彼方。縦走者の姿が稜線に見えた。今日の縦走は素晴らしかったことだろう。

     

 ここまで来て引き返す訳にもいかず、とにかく頑張る。小さな目標を見つけては「そこまで頑張れ」と我が身を叱咤激励して歩く。

       とにかく着きました。時計は14時40分を指していた。少し雲も出てきて・・・。

             

             谷筋は陰ってきたので休みもそこそこに板を着ける。

      

 雪はザラメには早くて、しめった感じだ。板の滑り具合もいまいちといったところ。ワックスが欲しいところだ。

 ここまで滑り降りてやっと休む事にした。エネルギーを補給しておかないと、帰りの登り返しが大変だから。パンをかじりながら水を飲む。コーヒーでも涌かしたい気分だが帰りが気になる。

         

 先ほど滑り降りてきた沢(溝)を登り返す。スノーシュウはやめてツボ足で上がる。この方が何か楽だったが・・・?

 途中から、朝方出会った二人づれのトレースがあって助かる。彼らも振子沢を詰めるはずだったが途中で引き返したのだろか?。

       太陽が隠れてしまいそうでなので、一気に登る。この頃になって元気が出てきた。

              

 キリン峠に続く尾根まで登り、板を着ける。後は、車道までブナ林の中を滑るのだが、なぜかここが一番楽しかった。

 最近、雪の中をスノーシュウで歩くことが多い。ちょっと前まではシール歩行だった。今回、帰りの登り返しは、ツボ足だったがこの方が楽に感じた(エネルギー補給の関係かも)。 道具の使い分けは難しいが、雪の条件に合わせてこまめに使い分けた方が良い。 アイゼンの必要性は感じなかった。

 振子沢は間もなくザラメ状態になるだろう。稜線から見た限りでは、剣沢上部(小滑り)は雪が少なくスキーは無理。下部(ユートピア小屋からの下山道の下あたり)はまだ残雪あり。落石の状態ははわからない。

 春の名残りに縦走がしたいなあ。

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大山正面登山~横手口沢滑降(その2)

2016年03月18日 | ぶらり

 桝水正面の樹林帯を抜け、大の沢(ゼロ沢)沿いに登る。風は冷たいが天気は徐々に良くなり、空の青と雪の白さが映えて久しぶりに雪山の美しさを味わう。       

          

                           大の沢上部

          

 雪と草と泥のミックスしたような斜面をキックステップで登る。兼用靴は、登山靴より硬いのでキックは良く利くが、それにしても余分な力が要る。アイゼンを着けた方が良かったかもしれない。

           

                   頂上は近い。左に新ズリ上部が見えてくる。

          

                       こちらは、まだしばらく滑れそうです。

            

           午後を過ぎる頃、天気はますます良くなりもの凄いと言った感じです。

            

                      いよいよスキーの出番。

           

           横手口沢入り口                       滑り終わって

           

 頂上付近の雪は、幾分モナカ状態。それから、雪は重たくなる。沢の下部あたりの雪解けはかなり進んでいて最後は板を外して歩く。これが結構大変でした。

 横手道も環状道路にも雪は無くて、そろそろ開通かなと思っていたが、管理の人に聞いたら4月1日との事です。裏大山側も道路には雪はないが門は閉まっている。自転車なら良いです。

 

  

 

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大山正面登山~横手口スキー滑降

2016年03月16日 | ぶらり

3月15日(火)

 午前、大山には黒い雲がかかり幾分気も滅入る。それでも今日は登ろうと決めていたので桝水駐車場へ行く。びっくりしたのは、雪がないこと。春だから、雪の溶ける早さは当たり前なのだが・・・。

 準備に少し戸惑ったが、スノーシューは止めて、スキーにアイゼンを背負い正面登山道入り口へと登る。雪があればここは歩けないスキー場の中を進んでとりあえずリフトの終点まで。

                            

 日陰や樹林帯は雪の溶けるのが遅いからまだまだ残雪は豊富だ。その残雪のを利用し、なるべく真っ直ぐに登る。

                   鯉のぼりがかけてある                  こんな所を進む

                        

 一汗かいて樹林帯を抜ける。景色は俄然変わり素晴らしい展望が開ける。

  

                  

 

          

                 天気も良くなり、アルプスを彷彿とさせる風景が・・・。

        

                            今日はここまで。くたびれたから 

 明日は、多分振子沢です。お休みなさい。    

 

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香取より 山スキーとスノーシュウ

2016年03月06日 | ぶらり

 3月3日(木)

 天気予報では、今日は快晴。そのつもりで大山へ向かったが・・・。確かに下界はいい天気だが、大山は七合目あたりから上部はすっぽりと黒い雲におおわれている。こんな時、頂上付近は風も強くて視界も無い。久しぶりに正面登山道を登る予定をあきらめ、香取の展望駐車場から歩いてゲレンデを目指す事にした。

 香取の子の駐車場は、この季節は利用者も少なくてのんびりと出来る。シュノーシュウを履き、ザックにスキーをつけてスタート。

 一汗かいた頃には河床橋あたりに着く。急ぐこともないのでマイペースで歩けるのがいい。景色を眺めたり、獣の足跡を見たりしながらぶらぶら。

          

 しばらく前までは、スキーにシールを貼って歩いていたが、最近はもっぱらスキーは担いでスノーシュで歩くことが多い。スキー板が軽くなったこともあるが、スノーシュの方が楽なような気がする。スキーストックとの相性も良い。道具は、その特性を活かした使い方をするものだとつくづく思う。スノーシュウで雪の中をブラブラ歩くのも意外に楽しい。改めてそう思った次第です。

 大勢でスノーシュウの雪山歩きをしている人たちを見かけることがあるが、あんなのは何が楽しいのだろうかと不思議でいけない。静寂の中、ポツリポツリと歩く楽しさをしらないのだろうか。

          

 小1時間ほどでスキ場着。ここでスキーに履き替えてリフト乗り場まで滑る。リフト券を買おうとしたら、ここでは売っていなくて国際ゲレンデまで行かないといけない。ええ~とおもったら、このリフトだけはただで乗せてもらえたので助かる。 

 しかし、結局は中の原スキー場まで歩く事になった。中の原で半日券を購入。大山スキー場も、シニア割引を始めたようです。 

                      あちこちのリフトに乗り滑る

              

                  最後は、センターフォーというリフトで天辺まで

              

                 雪は少し柔らかめだが滑るには問題は無い

              

 下界を見下ろしながらコーヒーを涌かして休憩した。1時まえに帰途につく。

                       香取の駐車場からの三姑

        

    最近、河床奥から延びる三姑峰の北西稜(?)が気になっている。既に登られているとは思うが自分は登ったことがないので・・・。   

 

 

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