山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

最近の山行(2010年4月18日まで)

2010年08月16日 | Weblog

     

                4月18日(日)                  

               春の鍛錬 吾妻山一周と大万木山から琴引山縦走

 

          久しぶりの大山縦走です 4月4日       

            

                    大山振り子沢3月30日           

                              

                  大山槍尾根3月19日          

           

          

       大山7合沢と大の沢 3月12日と14日                                    

             元谷堰堤下部。金門に近い(12日)  

                           

               大山大の沢 2月7日(日)       

             鈴木さん撮す。まるでアルプスです。

     天気は良かったけど、雪はやや重めとのこと。滑るのは津島さん。

       

           大山大の沢1月31日(写真提供は鈴木さん)           

   

 

                矢筈ヶ山と大山大の沢             

                (2010,1,30~31)   

             

         

              船上山と勝田ヶ山と甲ヶ山         

                (2010.1.24)

                    

                        吾妻山と三平山と大山           

                (2010.1.18~20)

                              

            元日の富士山と榛名山・妙義山・荒船山など    

                               

                      200名山 東北編その1          

                              

           200名山ブログスタート 北海道編       

                              

           大雪山系縦走の記録(その2)       

               9月14日 ~ 9月18日
 

    9月のトムラウシ       ひさご沼     チングルマ紅葉

 

                                   

                     山とスキー      

        大山一周 8月27日~28日

    

 

     1月の八方尾根より               5月の槍の肩                                      

            

      美瑛岳避難小屋                 十勝岳頂上

           

                大山を7合沢を滑る(鈴木さん)・ショートスキーの華麗な滑り

                              

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花の大山へ 元谷からユートピア小屋へ

2010年08月07日 | Weblog
 花の時期と聞いて急に登りたくなった。ユートピア小屋周辺の美しさは日本100名山の中でも引けをとらないと思う。
 本来なら、夏道から弥山頂上に登り縦走すればいいのだが、縦走は禁止となっているので元谷から入る。これも、正式なルートではないが下宝珠から宝珠尾根を歩くよりは楽。元谷を詰めて大すべりを登り上宝珠に達するルート。
 このルートをとる人はほとんど見かけないが、知る人ぞ知るルートだ。車は豪円山の登り口手前の道路脇に置けばいい(私の無料駐車場?) 

                    ここからスタートする

   

 2時35分スタートする。一泊分の水と食料、それにシラフカバーとエアーマット。ダブルストックでポトポトと歩く。気がつけば下宝珠だ。もうすこし頑張って元谷堰堤まで行く。北壁が不機嫌に迎えてくれる。行者谷コースから下山して来る登山者が多い。

  

 ここから少しきつくなるが、急がなければいい。山下ケルンで一休み。剣が峰に登ったと言う若者としばらく話す。花は今がいいそうだ。
 山はペース配分で苦楽が決まる。なるべくゆっくりがいい。いわゆる富士山歩き。大すべりは、際を歩くといい。足場がしっかりせずズルズルする箇所もあるが、ゆっくり慎重に登れば意外に早く上宝珠の基部に達する。ここまで来れば終わったようなもの。7~8分で上宝珠に着く。

    大すべりから上宝珠へ

 

    上宝珠より左三鈷峰、右ユートピア小屋

  

 上宝珠で一休みしてユートピア小屋へ行くが、見た目と違って意外に時間は掛からない。約30分程度必要か? 4時25分上宝珠着。しばらく休んだ後、5時05分ユートピア小屋に着く。ちょうど4名の若者が縦走路の方からやってきた。聞くと、振り子から来たと言う。彼らは、小屋の前にテントを張るとのこと。

       花の向こうは甲ヶ山

  

            三鈷峰にて


  



 結局、2時間30分ほどでユートピア小屋に着く。夕刻しばし太陽が顔を出す。久しぶりに三鈷峰に登ると先ほどの若者たちと一緒になったが、彼らはテントの設営のためすぐに下山。


            夕暮れ迫る大山北壁

 

            ユートピア小屋から

   
    
                 食料など
       
   

 
夜、少し風が出る。テントの若者が、もしかしたら小屋に入ることになるかもしれないからよろしくと挨拶に来た。しかし、いつの間にか眠ってしまったらしく物音もきこえなくなる。自分はシラフカバーだけで寝たが朝方少々寒かった。

 翌朝は、相変わらず雲が多く、朝日も見えない。

                  花の大山     ユートピア
 


クガイソウ、シモツケソウ、フウロ、オトギリ、コゴメクサ、シシウド、エゾノヨロイグサ等々咲き誇っていた、今年は何か元気がないように感じたのは天気のせいか?。
 登ってきた道を下山した。約1時間30分で車まで帰る。

* 大すべりについて。 注意

   ここのリスクは、落石と雪崩。季節と天候に充分な配慮が必要。雨降りは絶対ダメ。落石と土石流に見舞われる。
  

                                        大山の花たち
 
           
   アオヤギソウ           エゾノヨロイグサ           オオバギボシ
 

       
  キュウシュウコゴメグサ         オトギリソウ           ガクアジサイ    


    
    コオニユリ              シモツケ              シモツケソウ

 
  
   シコクフウロ            ノリウツギ          ホソバノヤマハハコ
 

                      
        ヤブハギ                            ソバナ


 
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2010年200・300名山九州編その4 雲仙岳、国見岳

2010年08月03日 | 200名山・300名山

 7月26日(月)  雲仙岳(普賢岳) 1359m
 左に諫早湾を見ながら長崎街道から島原街道に入ると、雲間に雲仙岳が姿を現す。大きな山ほど離れて見た方がいい。雲仙岳もそんな感じの山だ。元々この山には、温泉(うんぜん)の字が当てられていたそうだ。温泉岳でもいいではないか。
 有料道路を仁田峠駅まで入る。ここにロープウエイへの乗り場があり前が大駐車場となっている。
 
                       展望台より平成新山
              
                   
                  仁田峠駅の大駐車場 奥にロープウエイ駅が
              

 
池の原駐車場。 ここから30分ほどで仁田峠駅に着きます。有料道路を使わなければここから登ればいい。
              

           妙見岳                         国見岳より平成新山     
                  



                             普賢岳頂上   
                

                   花は少なかったが色鮮やかでした。
       


      火砕流の記録写真                      外形だけが残った校舎
        
 夕刻、雲仙岳登山口に着く。無理をすればこの日に登れたがやめて雲仙温泉へ。100円の共同浴場で汗をながす。この日は、近くの道の駅「みずなし本陣ふかえ」まで下る。島原のストアーで買い物をする。駐車場の案内で山頭火の句碑を知る。

                 酔うて こほろぎと 寝ているよ ( 山頭火 島原 )

 彼の故郷は山口県のはず。こんな所まで来ていたとは。まさに放浪の俳人だ。彼の句に次のようなのがありますね。

                 分け入っても 分け入っても 青い山

                托鉢の 中にも あられ
                                 
                雨ふるふるさとははだしであるく 

                今日ふはあられにたたかれて

                雨の音も年をとった

                山に入っては山を観雨降れば雨を聴く

 
この人の句は、おかしくもありまた哀しい。

 翌朝、早めに池の原駐車場へ。ここから歩いてロープウエイ駅まで。時間が早かったせいか誰もいない。有料道路はまだ閉まっているから当然だが、なぜか軽が1台停まっていた。駅の横手の登山道を上り、妙見岳、国見岳、普賢岳と周り10時45分仁田峠駅に帰着する
 次に目指す山国見岳1739mは、熊本県の山。有明海をフェリーで渡ることになるが、その前にやはり雲仙温泉で汗をながす。さっぱりした後、火砕流の被害を受けた校舎跡を見学する。
 この日は、熊本県山都町の道の駅「通潤橋」で車中泊。
 
 7月27日(火)  国見岳 1739m
国道218号線の三和から、国道445号線に入り五家荘を目指す。この辺りは九州の中央部、山深く谷は険しい。道路は狭く途中2度ほど枝道に入り引き返すこともあった。何とか五家荘に着く。やっと国見岳の標識を見つける。国見岳へは五家荘から椎葉村へ抜ける道の左手にある林道を進むことになるが、何と通行止めの看板が?。ゲートはないので無視して進むと、ついに通行止めのゲートにぶつかった。簡単なゲートなのでどかして進もうかと思案する。しかし、思い直して引き返そうとしたら道路管理の車がやってきてゲートを撤去された。国見岳のことを聞くと、大丈夫登れますよと親切にアドバイス。おかげで登山口のすぐ手前まで車を入れることができた。

                            ここからは歩きです。登山口まで5分ほど。

                            

 
 登山口。急な登りが1時間ほど続きます。しばらく登ると杉林。時折冷気を感じるのは渓流からの風のせいか?
             
 
            倒木に腰を下ろしてやすむ。木漏れ日の中を風が抜ける。

                 やっと分岐へ。ここまで約1時間。傾斜も緩くなってくる。

              
        
              分岐から約1時間。すぐにシャクナゲの林で頂上へ。

             

                         ビールで乾杯    

             
 2時間ほどで頂上に。帰りは早かった。五家荘に寄って椎葉村への道につて様子を聞く。この辺りは、九州の秘境ともいえる。宮崎県側へ山越するのは大変。細い道を延々と運転して椎葉村に着く。

                       ひえつき節発祥の地
             

 この日は、日向灘に面する道の駅「日向」の奥にある温泉に入り、ここの駐車場に泊まる。尾鈴山に登った折もここを利用した。夜半より雨降る。
 
                    雨の駐車場 海を観て過ごす

 7月28日(水) 大崩山下見
 昨夜より降り続いた雨は、明け方さらに強くなる。大崩山は今回もダメらしい。あきらめて朝寝と決め込んだが、徐々に小降りとなる。意を決して、登山口まで行くことにする。延岡から祝子川に沿って進む。祝子はほうりと読む。大崩山登山口前に車が数台とめてあった。雨の中の登山らしい。

              

 
                          大崩山は左の方角
                

 引き返して近くの温泉に入る。山はガスに包まれて湯船からは見えないが、大体の様子は分かる。
               
                              美人の湯
                


                         ホオリノミコト(山幸彦)
                


焼酎を飲みながらの昼食。休憩室のテレビの前でしばらく昼寝する。酔いをさまして帰る。

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