緑 緑 緑 緑の中の 深呼吸
5月15日、3本杭を登った後来た道を引き返し、愛媛県に向かう。瓶ヶ森や伊予富士、それに笹ヶ森などは石鎚山系に属し尾根沿いには立派な登山道が伸びている。 国道194号線の寒風山トンネルは、寒風山に掘られたトンルだが地図をよく見ると2つのトンネルがあり、長い方が新寒風山トンネル。はじめこのことが分からず登山口を探すのに手間取った。旧寒風山トンルなら出口を右に行き、新トンネルは左に行くことになる。自分は新トンネルを抜けたがどちらが早いのかよく分からない。とにかく、狭い道を対向車に気を遣いながら進む。旧寒風山トンネルの出口にちょっとした広場があり駐車場となっている。ここが寒風山の登山口。
断崖絶壁に延びる道。愛媛県から高知県へと続く。
瓶ヶ森への登山道は、右手の道路を行くのだが、よくもこんな道をつけたものだと感心する。眺望が素晴らしいので観光客も多い。カメラマンもあちこちに。今年は、アケボノツツジと季節外れの樹氷の取り合わせが珍しいとのこと。 瓶ヶ森登山口の途中に伊予富士の登山口があるが、とりあえず瓶ヶ森の駐車場まで行き、今夜のねぐらを決める。駐車場からすぐによく整備された登山道が笹の原の中に延びている。5時前だったが登ることにする。男山へはすぐに着いた。
男山から見る女山。
女山が頂上となっているので稜線沿いに行く。この辺りの山々は、吉野川の源流となるらしい。まもなく女山山頂。
尾根沿いの眺望は抜群。特に石鎚山の姿が目立つ。笹原を巻いて駐車場に帰る。この間約1時間ほど。
遙かに石鎚山を望む。
夕暮れの石鎚山を見ながら一杯。夜は満点の星。久しぶりに天の川を見る。
翌16日(日)、昨日来た道を引き返しまずは伊予富士に登る。瓶ヶ森から縦走できるのだが、この縦走路沿いに車道が走っている。道路脇に車を停めて登る。
下の道路脇に車を停めました。
縦走路に出る。
伊予富士山頂。これでも1756mもあります。
35分ほどで頂上に。7時10分に車に帰る。
8時40分、笹が森登山口をスタート。9時50分丸山荘着。山頂に立ったのが10時40分。1859mの山頂から、石鎚山へと続く山脈を望む。今日もいい天気だ。
中央奥のギザギザした山は寒風山か?。そのずっと奥に瓶ヶ森。
丸山荘が眼下に見えます。
12時15分下山。この後、すぐに東赤石山へ行く予定だったが、だいぶくたびれたし時間的にも難しいようなので近くの温泉で汗を流しアサヒビール園へ行く。車で一人なのでビールを飲ませてもらえるか心配だったが関係なかった。中ジョッキを2杯飲む。あまり美味くなかった。絞りたてと、詰めたての違いだろう。絞りたては特定の見学グループにしか飲ませないらしい。ひと眠りして東赤石山途中にある道の駅に入る。「道の駅 マイントピア別子」という。温泉もあった。
5月17日(月)、早めに起きて東赤石山へ向かう。6時30分瀬場登山口をスタート。本当は筏津登山口から登るつもりだったが行きすぎてしまったのだ。時間的には問題はない。むしろこちらの方が何かと都合がよかった。(駐車場やトイレ等で)
登山口で頂上まで3時間とあったが、先に八巻山へ登ったため頂上は10時15分1707mの頂上へ。だいぶ時間が掛かった。
八巻山山頂からの東赤石山。八巻山は岩尾根が続きます。
東赤石山 1706m。ここも眺望抜群です。遙かに石鎚山が。
八巻山から登山者の群れが。
アケボノツツジ。
登山道にアケボノツツジの花びらが散っていました。いい感じです。
12時50分下山。これで四国の300名山は終わり。昨日泊まった道の駅に戻り温泉にはいる。ビールを飲んだり、テレビを見たりして夕方車に戻って休む。
18日(火)はこんぴらさん詣で。奥の院からの琴平町の町並み。讃岐富士も見えます。こんぴらさんは大国主命を祀る神社です。この出雲の神様は全国区らしく、あちこちに祀られています。梅原猛さんではないけど、出雲は大和朝廷前に大きな力を持っていたように感じます。