山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

伯耆大山 11月19日

2020年11月20日 | 最近の大山

 11月19日(木)

この月、2度目の大山登山。下界の天気は良かった。

下の写真は、下山してから撮ったものです。動画ではないので、雲の動きは分からないが、右手より左の方向にかなりな早さで雲が流れていた。

 こんな時の頂上は風が強い。強いと言ってもどの程度なのかピンと来ないかもしれないが、一言で言ってしまえば「立っているのがやっと」。この日は、8合目付近で強い風にぶつかり、ほとんどの登山者が引き返していた。   

               

 これは三合目の写真。ブナの葉も落ちて、晩秋の気配が濃厚。

             

今日は、2時間ほどで頂上着。頂上小屋前の気温は10℃。中に男性が2人休んでいた。一人は、カップ麺をすすり、一人はトイレを済ませてからすぐに下山。

 先週来たときトイレはどうなっているのかのぞこうと思ったが、女性の行列が長くて入れなかった。それで、今回中をのぞかせてもらった。男用1、女用1で清潔。ただ、洗浄用の水はどうなっているのか分からなかった。女用トイレに水を入れたペットボトルが置いてあった。夏場は、貯水用タンクでもあればそれが活躍するのだろうが、冬ともなれば凍ってしまうので使い物にはならない。山小屋の屋根に設置されているソーラーの機能は未知数。

 冬場の登山者は少ないから、小屋の機能はお休みと言ったところか。

 今年の積雪量は分からないけど、今年新たにオープン下小屋にも一応の備えはしてある。下の写真、はしごの横の窓(戸)が入り口になる。数十年前の入り口は煙突からだったように記憶しているが・・・。

 

                 

 小屋の外は風が強い。ガスが吹き出してきた。小屋に帰り下山支度をする。ラーメンを食べていた男性が先に小屋を出た。

その後、しばらくしてから小屋を出る。草とガスの動きが激しくちょっと驚いた。大山では珍しいくらいの風の強さを感じた。思い切って登山道に上がり歩く。頂上から八合目近くまでは、まともに西風を受けることになる。登山道は木道だから風で落とされないようにして踏ん張りながら歩く。前方に先ほどの男性が一人うずくまっている。「気をつけて」と声をかけて横をすり抜け先を急ぐ。風は確かに強い。今まで経験したほどのものではないのであまり不安はなかったが、初めての人にとっては恐怖なのだろう。その場合は、這いつくばって進むしかない。

 

              

 どこの山もそうなのだが、頂上にかかる雲足が速いときは、いくら天気が良くても強風が吹き荒れていると承知しておいた方がいい。

 この次ここに来る時は雪だろうか。

 

 

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大山 11月12日(木)

2020年11月12日 | 最近の大山

 素晴らしい天気だった。久しぶりの大山登山。体力も落ちているので心配な山登りだったが、2時間30分ほどでなんとか登れた。山頂の小屋が改装されているのでその様子も見たかった。 

 6号目の小屋も整備されて清潔。ブースターもあり、4人くらいは泊まれそうです。ここに泊まって、翌日頂上へ登るのもいいかも?ブースターとは、持ち帰り用のトイレです。

 縦走路に人影が。逆縦走らしい。

 

        

 写真は、桝水からの登山者。いわゆる正面登山道から登ってきた。昨夜、雪となったらしい。薄らと積もっていて、いくらか滑るので要注意だった。

              

 新しい、山小屋の全景。室内は以前よりはるかに明るくなったが、冬季の泊はやはりテントは必要(小屋の中にテント)。

 トイレの前に、女性の行列ができていて男が用を足すのがはばかられた。男子用トイレの中を見たかったのだが・・・。

            

                    頂上は登山客でいっぱい。

            

         剣ヶ峰、槍尾根、烏ヶ山と眺望は最高だった。その向こうに見えるのは、蒜山。

            

 秋も深まっている。平地も間もなく雪になりそうだが、冬タイヤに代えるのはいつ頃になるのか? 今日、平地は

何も問題は無かったが、頂上付近では一部凍結していて、冬装備ではない登山者は、かなり苦労していた。山に関しては、十分な備えが必要です。ピッケル、アイゼン、冬装備など。

 

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