山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

大山ゲレンデへ 1月16日(日)

2022年01月20日 | ちょっとそこまで

山スキーを行うものにとってのスキーゲレンデは、スキーの基本を確認するためにあると思っている。いろいろな設備が整っているから、滑るには大変に恵まれている。それで、久しぶりに大山スキー場へいくことにした。

 ただ、大山スキー場は、アプローチがあまりよくない。馬喰座の駐車場に入れたとしてもここからしばらく歩いて連絡用の無料リフトに乗り豪円山スキー場まで行き、初心者はここのスキー場で遊べばいいが、上~中級者はさらに板を担ぐことになる。誰もそうしてゲレンデに行くのだが、自分はいつも香取集落に入り、展望駐車場(無料)に車を置いてゲレンデまで歩くことにしている。これがかなりきつい。しかし、体力づくりだと割り切っている。

                                                        香取展望駐車場 写真正面に目指すゲレンデが。

                                          

 この日は、板はザックにくくってワカンを着けて歩くことにした。ワカンは軽くて小回りが利くが、やわらかい雪の上を歩くにはスノーシュウに劣る。スノーシュウは最近軽量化もされ小ぶりなものが出回っているが大変高価です。雪の上を歩くには、もう一つシールというものがある。これは、山スキー板の裏に張り付ける。山スキーは、機能的にはかかとをあげて歩く機能もあり、また滑るときには固定できる。ただ、それにあった靴が必要です。似た機能を持つテレマークスキーもあるが、これを自在に操れるまでにはかなりの訓練が必要のようです。

 準備をしていたら、スノーシュウを履いた男性が山の中に入っていった。雪山散歩といったところだろうか? この日の雪は少し柔らかで、ワカンではちょっと苦しかった。スノーシュウかシールにすべきだった。それでも何とかゲレンデに到着しリフトに乗る。写真のコースまで上がり滑る。

 この頃風もあり、天気は良くなくて視界も悪い。リフト待ちやリフトに乗っているときは特に寒い。

1本滑ったが面白くもない。やはり天気のいい日に来なければいけないと思う。それに、やはりゲレンデはゲレンデだ。    そのまま来た道を滑り駐車場へ。 次回は多分吾妻山だろうか。

                              我が家の門松

                    

                門松の竹の切り方は、節を切ります。そうすると笑っているように見えるのです。

 

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大山頂上~スキー滑降 R4・1・9

2022年01月11日 | ちょっとそこまで

1月9日 大山頂上より スキー

 青空を期待していたが、朝から曇り空だ。昨夜は星座がくっきりと美しかった。冬の大三角形、オリオン、スバル、北斗も寒空にきらめいていた。

 どうも、朝方より雲だ出たらしく視界はよくない。ただ風はなくて、寒さはあまり感じられなかった。雪は少ししめり加減か。

 9時過ぎ、山頂に向かう。

 今年初めての頂上からのスキーだが、滑ることより登ることのほうが大変だ。3時間ほどかかって頂上着。途中、下山者からどこを滑られますかとなどと声をかけられる。そういえば、スキーヤーの姿は見かけなかった。しかし、9合目あたりで、滑り降りるスキーヤーを見た。どうも彼らは、元谷方面に滑り込むらしい。8号沢か7号沢当たりに入るのだろうか。

                             雪に埋もれる頂上小屋

                                                                

 小屋で少し休む。天気は穏やかだが、太陽は時折顔を出す。タイミングを見てスタート。頂上から、一面雪に埋まるキャラボク林の上を滑る。表面が少しクラストしていてあまり快適とは言えない。そのうちまたガスが出てきて、視界もさえぎられる。

 枡水側の下降予定地点(本当は違っていた)に立ったが何も見えない。いい加減な判断で横滑りで様子を見ながら進む。視界がないから思い切って滑りこめない。

 今いる位置もはっきりしないが、急斜面にいるらしいことは感じでわかる。斜滑降でガリガリする斜面を進む。時折ガスの向こうに雪の壁が現れる。その壁に沿って板を滑らせ壁の末端まで移動。この時、ちらっと枡水のスキー場(今は営業していないらしいが・・・)当たりが見え自分の位置が正面登山道の横あたりにいることが確認できた。滑り込むポイントがかなり違っていた。

 枡水側は西に向いているから、北側に移動しなければ予定地までたどり着かない。何が何だかわからないが、とにかく慎重に斜滑降を繰り返し尾根らしきものを回り込む。この頃から視界も回復してくる。見覚えのある斜面が現れた。

             本来なら、写真中央あたりから滑り込むが、今回は、さらに右手あたりから入ったらしい。

                    

                     視界も回復してきて一安心。ただ、雪質はよくない。

                     

 

                           滑る前にくたびれてしまった。

                        

      もうくたびれてスイスイというわけにはいかず、休み休み滑る。山スキーは、安全第一です。ゲレンデのようにはいかない。

                        

 この斜面が終わると林に入る。誰が何処から入り込んだのかシュプールの跡があった。そういえば、昨年の春にも同じようなことがあった。枡水あたりから正面を登り、途中から滑り始めたのかもしれない。

 藪の中を苦戦して、やっと横手道に到着。その後、スケーティングで車道まで。駐車場へは4時前に着いた。  

 とにかく、くたびれました。

 体がスキー板になじんでいないから調子が出ない。やはり、ゲレンデで体を慣らしてから出かけたほうがいいかも? 年のせいもある。

 次回はスキー場で体慣らしです。

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新年のあいさつ

2022年01月03日 | ちょっとそこまで

新年あけましておめでとうございます

写真は元日の高野山の大門です。

 

                     

 年末からどこへ出かけようかと迷っていました。近場の山かあるいは大山か? しかし、どうも年末から年始にかけて天候の具合が悪いようで迷ったあげく高野山にお参りして四国八十八ケ寺巡りの仕上げをすることにしました。

 十二月31日、6時30分に松江をたち13時30分高野山着。中国道に入るまではかなりな風雪でしたが、さすが山陽側に入ると雪は止み青空ものぞきます。ナビを頼りに無事高野山着。この地を訪れるのは3回目です。大峰山寺の前の駐車場に車を置き散策。

道路の雪は解けていますが道端にはしっかりと残雪あり。風は寒い。奥の院の裏手にある弘法大師の御廟にお参りする。

                    

 高野山さんには様々な人のお墓がある。一体なん墓あるのだろう。かっての権力者や著名人の墓が多いが、お骨のない墓が多いように思う。武田信玄や四十七士のお墓などその代表例か?法然や親鸞のお墓もある。

                    自分が気になっていたお墓。(俳優の鶴田浩二は特攻隊の生き残り)

              

 小野栄一は、特攻隊の生き残り。その無念さを死ぬまで抱いていたようです。特攻隊員の慰霊碑もそばにあります。

 元日に奥の院で印と墨をもらい、奈良の古寺をめぐって二日の夜松江へ帰る。三日は、何かと忙しいかった。そろそろスキーを出して大山頂上から滑ろうと思う。

 皆さん、今年もいい年となりますように。コロナなどには罹らないでください。

 

 

 

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