本当は、昨日(18日)行くはずだったけれど二日酔いのため断念して、今日19日に変更。いつもより少し早めに起きて大山へ。おかげで南光河原の駐車場はいくらか空いていました。
とりあえず準備をしてスタート。すこし先に、男女の若いボーダーたちが登っていった。自分は、いつものように南光河原沿いの道を行く。最近、また雪が積もったようで先行者の足跡はかなり深かった。
一合目から二合目までがいつも長いように感じる。二合目から三合目は意外に早く、四合目五合目まではさほどに感じない。意外に疲れを感じるのが五号から六号だ。たぶん、、気分的なものだと思う。六号から七号も大変だが、七号5勺の草鳴社碑まで登ればもう着いたような気分ですごく楽になる。
七号5勺より 登山者の姿が見える
草鳴社沢側の出だしはきつそう。ここから反対側の元谷方向へボーダーが一人飛び込んだ。草鳴社沢の向こう隣にはぼたん沢がある。
この日も、八合目あたりからガスと風で視界がない。先々週と同じような感じだ。小屋に入りコーヒーを涌かして食事。気温はさほど低くない。1時前、時折ガスが切れて視界が戻る。
頂上から滑るつもりだったが、頂上付近の雪が飛ばされてあちこち板が出ていて危険なので小屋のそばまでおりてから準備にかかる。
ガスの切れ目を狙ってスタートするが、すぐにホワイトアウトとなる。こうなると三半器官が狂うらしくてバランスがとれない。 待つこと数分、サッと視界が戻る。いよいよ大の沢へ飛び込む。しかし、雪面はいつもと違う。風で削られて、海に波が立っている様な有様。
注意しながら滑り下ると、ところどころに石が転がっていて、それに雪が載っている。いつもの年と大きく違うのは、雪が少ないうえに、よほど激しい風が吹いたのか、雪が飛ばされて岩溝がむき出しになってことだ。そんな狭い所は、慎重に横滑りでおりる。スキーに来たはずなのに、なにか探検隊になったようで・・・。
ノドの部分を突破し、やっと広い斜面に出る。雪は重く、あちこちで雪だるまが出来る。
雪崩れの心配はなさそうだが・・・
大の沢(ゼロ沢)の雪解けは早いから、気温が下がりよほどの積雪がないと滑れなくなりそう。これは、一の沢も同じ。
それでも、しばらく大斜面でのスキーを楽しむ。これだけ滑れたから満足だろう。まもなく、ブッシュが出てきて藪こぎになるが、下部は、左側のブナ林の中を滑り降りた方がいいようです。右手はとても滑れる(入れる)ような状態ではなかった。
今日も貸し切りの大斜面
桝水のスキー場が見えるが、今日は営業していない。
横手道まで滑り下り、ヒールフリーで雪道を行く。桝水あたりからスノーシュウやら山スキー(頂上からのものか?)やらの跡を見る。
かって、雪の多い季節は、遅くまで沢筋を滑ることが出来た。しかし、そんな時には、この道にはもう雪がなくて板を担いで歩いた。若い頃のは話ですが・・・。