早やくも7月。そろそろ夏の草花が咲き始める季節です。花は、その決められた時期にしか見ることが出来ません。その時期を逃せば、1年待つことになる。私にとって今年は、レブンアツモリソウがそうでした。この花の花期は、6月中旬ぐらいまでだそうです。6月と言えば、山陰では大山の山開きがあるので時期的にうまくいきません。来年こそはと今から考えています。
それでもこれから、花は数え切れないほど咲き始めます。その中で、気になっているのがリシリヒナゲシ。利尻島の海岸部に咲く可憐な花です。エゾコザクラもいい。この花は、羅臼岳の麓で出合い、残雪の中で風に揺らいでいました。北海道のチングルマの大群落は、息をのむ程です。
今回の予定など
1 とりあえず知床半島の先端まで。
どんな風景に出会えるかドキドキです。 ヒグマもドキドキですが・・・。
2 羅臼岳に、羅臼町の方から登ってみる。以前は、斜里町側から登った。
3 トムラウシの麓周辺、化雲岳、五色ヶ原、ひさご沼、沼ノ原あたりをぶらついてみたい。このあたり以前、秋の終わり頃に行った。
時期が悪かった。それから数年後には、トムラウシの大遭難があったのだが・・・。計画では2~3泊は必要だろう。トムラウシ
では、以前、天気の加減で二泊した事がある。誰もいなくて静かすぎた。残り少なくなったウイスキーを睨みながら退屈な時間を過
ごしました。
4 北海道から本州へ
花で有名な早池峰と秋田駒ヶ岳へ。
その他
無事帰れればいいが・・・。
エゾコザクラ ( 2008年羅臼にて撮す )
知床の様子が知りたいので図書館に行きました。おもしろそうなのがあって借りてきて読んでいます。
◎ 立松和平著 知床を歩く 勉誠出版
◎ 久保俊治著 熊撃ち 小学館
最近、「猟師の肉は腐らない」という本を読んだ。これもおもしろいが、上記の本もおもしろい。特に、熊撃ちは、新米猟師からベテラ
ン猟師になるまでのお話で、緊張感が伝わってくる。北海道での熊撃ちをはじめとた体験談が中心。
* 7月の良い日に出掛けますので、それまで新しいブログはありません。 多分、2~3週間は出掛けることになります。