山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

梅雨開け前ですが、そろそろ出掛けますか。

2016年06月30日 | ぶらり

 早やくも7月。そろそろ夏の草花が咲き始める季節です。花は、その決められた時期にしか見ることが出来ません。その時期を逃せば、1年待つことになる。私にとって今年は、レブンアツモリソウがそうでした。この花の花期は、6月中旬ぐらいまでだそうです。6月と言えば、山陰では大山の山開きがあるので時期的にうまくいきません。来年こそはと今から考えています。

 それでもこれから、花は数え切れないほど咲き始めます。その中で、気になっているのがリシリヒナゲシ。利尻島の海岸部に咲く可憐な花です。エゾコザクラもいい。この花は、羅臼岳の麓で出合い、残雪の中で風に揺らいでいました。北海道のチングルマの大群落は、息をのむ程です。

 今回の予定など

  1 とりあえず知床半島の先端まで。

      どんな風景に出会えるかドキドキです。 ヒグマもドキドキですが・・・。

 2 羅臼岳に、羅臼町の方から登ってみる。以前は、斜里町側から登った。

 3 トムラウシの麓周辺、化雲岳、五色ヶ原、ひさご沼、沼ノ原あたりをぶらついてみたい。このあたり以前、秋の終わり頃に行った。

    時期が悪かった。それから数年後には、トムラウシの大遭難があったのだが・・・。計画では2~3泊は必要だろう。トムラウシ

   では、以前、天気の加減で二泊した事がある。誰もいなくて静かすぎた。残り少なくなったウイスキーを睨みながら退屈な時間を過

   ごしました。

 4 北海道から本州へ

   花で有名な早池峰と秋田駒ヶ岳へ。

 その他

   無事帰れればいいが・・・。

                                                エゾコザクラ  ( 2008年羅臼にて撮す )

                              

  知床の様子が知りたいので図書館に行きました。おもしろそうなのがあって借りてきて読んでいます。

          ◎     立松和平著  知床を歩く   勉誠出版

          ◎     久保俊治著  熊撃ち      小学館

  最近、「猟師の肉は腐らない」という本を読んだ。これもおもしろいが、上記の本もおもしろい。特に、熊撃ちは、新米猟師からベテラ

 ン猟師になるまでのお話で、緊張感が伝わってくる。北海道での熊撃ちをはじめとた体験談が中心。

  

 *  7月の良い日に出掛けますので、それまで新しいブログはありません。 多分、2~3週間は出掛けることになります。

 

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梅雨 伯耆大山 正面登山道より

2016年06月14日 | ぶらり

6月14日(火)

梅雨の合間、ということで雨は降らないようです。桝水の駐車場に車お置いてスタート。時計は、8時45分。横手道まで体慣らしを兼ねてゆっくり登る。まあ、急ぐこともないし急ぐときつい。雨は降らないもののガスがかかり頂上は見えない。周囲もガスに被われていた。しばらく登ると、左手にあるリフトが動いているのに気がついた。人気のないガスに被われた中で、無人のリフトが動いていて何とも異様な感じがした.

                                                      冬は桝水スキー場となる

                                   

 横手道まで登った頃、一組の客がリフトで上がってきてなぜかホッとした。人を乗せないリフトが、ガスの中に延々と続くのを経験したことがあるが、何か知れない世界に迷い込みそうな錯覚に陥るものだ。

 横手道から正面登山道にはいる。夏草が延び、おまけに朝露もたっぷり。樹林帯に入る頃はズボンはぬれた。もう下界では見れないヤマボウシの花や、ヤマツツジなどの花を横目に樹林帯を抜ける。

                   

                 

この辺りから、虫除けの帽子をかぶることにする。ブヨやカの仲間だろうか、とにかく群れてやってくるのにはまいった。防虫ネットをかぶれば虫には刺されないが、何だか息苦しい。

                 

 それでも、樹林帯を抜ければ展望が利くから気分的に楽になる。積雪期とはひと味違う正面登山道をポツポツと登る。この道の途中にテントを張れそうな場所は無いものかと、以前から探しているのだがどうもありそうにない。天気が良ければ景色は抜群なので、夕刻から朝方にかけての写真を撮りたいものだがテントを張れないのではしょうがない。

妙なものを見ました。鯉のぼりはいいとして、両手に入るほどの大きさの白い像。キリスト協会の坊さんの姿です。近くにペンダントのようなものとガラス玉があり、ペンダントの中に夫婦らしい2人の顔写真がありました。何かの記念かな?

                

            大汗をかいて石室に到着。今は物置の様な状態です。 中に神様が祀ってあるはずだが。            

   

                

          石室に上がり休憩。すぐ前に池があります。昔は、この池にシジミがいたとか?最近、蛍を見るそうです。

                 

                        頂上からの帰り道に、石室の前を通るといいようです。

                             

                             これは頂上へ登る人。9合目あたり。

                 

 石室の上で一休みしたかったが、虫が多い。ネットが離せないので食事も出来ない。頂上へは寄らずに下山。

                            やっと視界が利くようになりました。

                              

  花の写真を撮りながら下山しました。

                      今日は登り3時間、下り2時間といったところ。

 

           

 

           

 

         

 

         

  

                

 

                 

     夏模様。 もう2週間もすれば、この辺りはオオバギボシの花に被われます。それらが咲き終わる頃、ユートピア小屋あたりはシ モツケソウのピンク一色に。

           

 注:かって、しばらくの間、桝水正面登山道は登山禁止となっていました。今は解禁だろうと思っていますがはっきりとしたことは分かりません。また調べておきます。

  

 

 

    

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梅雨の合間 伯耆大山

2016年06月14日 | ぶらり
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 H28 山開き終わる

2016年06月06日 | ぶらり

 6月3日(金)

 昼過ぎ下山キャンプ場へ荷物を運び込む。まだ人影も少なく、キャンプ場は閑散としていた。少し前に到着していた古浦氏がテント場所を確保していてくれたので、キャンプ場所に関しては何も問題は無い。

 車とキャンプ地との間を何度も往復し終わった頃、仲間の内田さんが到着。二人でターフを張り、それぞれでアライのテントも張り終える。テントは、一人用と二人用。少し離れて、MSRの一人用も張る。このテントは本当に一人用で寝るだけといった感じです。

 すぐ隣に、古浦氏が5~6人用のテントを張り終えて既に準備完了。早速ビールで乾杯だ。途中で差し入れがあったりしてしこたま麦酒を飲み、夕食の準備。メニューは、天ぷらに鳥の唐揚げ。古浦氏が、うまい焼酎を持ってきたので唐揚げをほおばったりしながら飲んだのがいけなかった。これが、翌日まで響いて胃袋の調子が狂い、夕刻まで拒食状態が続いた。

 4日(土)

 朝から天気は思わしくない。ひる過ぎ、坂本さんも到着。古浦氏の家族もやって来てメンバーもそろう。      

                                  昨年と同じメンバー

                  

                                      古浦氏ファミリー

                  

                                  倒木を集めて焚き火をする。

                    

  夕刻、坂本さんと散歩に出掛ける。大山寺から寂静山へ登り、正面に北壁を見て大山寺に下りる。松明行列のスタート地点になる、大神山神社までは行かないで、河原に出てそのまま下山キャンプ場に帰る。内田さんは、ひたすら火を焚いていました。

 そういえば、内田さんは朝からずっと火の番をしていた。そのことについて訪ねると、「楽しい」そうです。なにか無心になれて、子供の頃やった風呂焚きのことをおもいだすそうです。そういえば、坂本さんもそんなことをいっていた。火あるいは炎は、古来人間の生活とは切り離せないものの一つだが、あのめらめらと絶え間なく続く炎をみていると何か別の世界に引き込まれそうな錯覚に落ちいる感がある。子供などに焚き火をさせると、飽きもせず一日中離れることがないのは、炎には人の心を引きつける魔力のようなものがひそんでいるからなのだろうか。

 夕刻から始まった松明行列には参加せず、またチビリチビリが始まって、結局そのまま夜を過ごす。イノシシの焼き肉に、イノシシのカレーでお腹を満たしてダウン。夜、雨音を聞きながら眠る。

 5日(日)

 天気は幾分回復したようで、早朝より多くの登山者がスタートして行く。我々は、全くその気はないのでゆっくりと朝食を摂って帰り支度を始めた。お二人さんは、久しぶりのテント生活に満足したようでした。こちらは、色々忙しかったけど、気分的にはのんびした時間を過ごすことが出来た。

 近々、静かな大山へ行ってみよう。

  

 

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いよいよ 大山山開き 

2016年06月03日 | ぶらり

 

 6月第1土曜日は、大山山開きの前夜祭で松明行列が見ものです。そのため、前日の金曜日から下山キャンプ場にテントを張る事にしている。これで40数年間を過ごした。はじめ頃の仲間はもうほとんど姿が見えない。若い頃は、アウトドア菊信さんなんかも参加されていて、よく飲んで騒いだ。

 酒瓶がピラミッドのように積み重ねられていたのを思い出す。

 今日は、朝からいつものようにテント張り。古い友達が一家族で参加すると言っていたが、天気がよくなさそうなので迷っているらしい。その代わり、団地の知り合いが2名参加する。ブナ林の下で酒を飲んだり、碁をうったりとあまり山とは関係ないようなことになりそうです。

どうも天気が崩れそうで、雨音を聞きながら過ごすことになりそう。

 知人の溝田さんは、キャンピングカーで谷川岳の土合駅近くにいるようです。谷川岳登山のための天気待ち。ご夫婦で、年から年中ジプシーに様にあちこちを渡り歩きながら人生を楽しんでいるようでうらやましい限りです。彼の、ブログを紹介して起きます。古い記録には、100名山登山の事もありますよ。

 http://www.holoholo3.com/

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