山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

中国百山 長野山~馬糞ヶ岳(山口県)

2020年06月03日 | 大山山開き

 5月29日 

 額々山に登れなかったのでせめてどこかの山を登っておこうと思い中国道のSAで車中泊することにした。この日は、三葛から匹見町当たりをうろついていたので明日は安蔵寺山を登ろうかと思っていた。しかし、中国百山の案内書を見ていたら、近くに長野山があるのでここに登ることを決める。

それというのも、最近お亡くなりになった松江ハイキングクラブのもと会長さんの長野さんのことが思い出され、同じ名前の山に登ろうという気持ちになった。

    

                          長野山の説明

               

この日は、鹿野SAで車中泊だったので、鹿野ICでおり長野山登山口に向かう。今日は、迷うことなく登山口についた。後は素晴らしく整備された登山道の階段をひたすら登るだけだ。

                                           ちょっとした渓谷美           

 

                      

 

              燃やすまい 山は緑に萌えるるもの  いい標語ですね。

                                            こんな階段が続く

                        

                久しぶりに見た 二人しずか

                            長野山と馬糞ヶ岳分かれ

                   

                              長野山頂上

                           

                   笹百合も、カタクリと同じように長い期間をかけて花を咲かす。

           

 

長野山へは、自動車でも上がれる。頂上にはバンガローやキャンプ場、食堂もある。ここでうどんを食べて馬糞ヶ岳へ向かう。分かれまで引き返し、馬糞ヶ岳への道に入るとまもなくマムシにであう。

                

 なぜだか分からないが、とにかく蛇を見るとついやつけたくなる。ストックで脳天を一発。あっけなくダウンした。なにも蛇が悪いことをするわけでもないのにと後で思った。

              馬糞ヶ岳へは、何度かのアップダウンをくりかえし、くたびれ果ててやっと到着。

                  

眺望のよい山のようだがかすんでいてよく分からない。来た道を引き返すことを思うとつらい気もしないが頑張って歩くことにする。来た道をまた上り下りで長野山分岐まで。ここからはもう登りはない。

 途中から、渓流の瀬音を聞きながら車まで。帰松したら、長野さんのお墓参りに行くことにしよう。それにしても、マムシを殺したことは良くなかった。(案外、気絶はしたが、死んではいなかったかもしれないけど・・・。)

 

 

                        

 

 

   

              

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額々山 敗退記

2020年06月02日 | ぶらり

島根県は出雲部と石見部に分かれる。石見部は、山口県、広島県との県境になり、出雲部の山々とは幾分雰囲気も異なる。

 しかし、それだから魅力のある地域でもある。

 このたび、石見にある額々山に登ることにした。かって、日本百名山を登る前に、中国100山をめざして歩いていたが、70座ほどで日本百名山を始めたのでそれきりになっていた。

 今回のこの山の情報は、ブログで調べたり、中国新聞社刊の中国地方の山100選で調べた。

 登山ルートは、3つほどあるようだ。一つは、寂地山から尾根伝いに登る道。一つは、深谷川沿いに車を走らせ河津集落方面から登る道。もう一つが、六日市から七日市を抜けて三葛地区に入り、この集落のドン詰まり当たりから沢沿いに行く道だ。

  この写真は、三葛のドン詰まり近くのものです。

  

 中国新聞社刊の説明書にある登山道だろうと思い、草むした道を見つけて沢におりる。道らしき踏み跡をたどり沢を詰める。

 沢登りには面白そうだ。なんとか道らしきものを探しながら進むと。

 

 なんと小屋があった。十朗衛小屋、石楠花庵とあり、中をのぞいてみたが最近使われた様子はなかった。有志で建てたものらしいが、目的は何だろう。仕事場にしてはちょっと雰囲気も違いう。イワナ釣り師たちの小屋かもしれない。しかし、ここまで来るのにあまりはっきりとした足跡は無かった。

 

ここからしばらく上流をめざしたが、ふと帰りが心配になり、時間的にも難しかったので引き返すことにした。案の定、帰りは苦労した。額々山への登山道はどうも違うようだ。このまま沢を詰めたらどうなっていただろうか。沢登りの準備はしていなかったし、単独なのでちょっと無謀な気もしていた。

 

やはり帰りはやばかったが、なんとか無事下山。スマホに地図を入れておいたので現在位置がわかって助かった。車まで帰り着いたときは本心ほっとした。

 この後、匹見町まで行き温泉にでも入ろうと思っていたが、コロナの関係だろう休館でした。どこかで、テントを張って泊まろうと思ったがパトカーなどもいて雰囲気も良くないので六日市まで引きかえし高速に乗ってSAで車中泊。ああ、くたびれた。

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