5月29日
額々山に登れなかったのでせめてどこかの山を登っておこうと思い中国道のSAで車中泊することにした。この日は、三葛から匹見町当たりをうろついていたので明日は安蔵寺山を登ろうかと思っていた。しかし、中国百山の案内書を見ていたら、近くに長野山があるのでここに登ることを決める。
それというのも、最近お亡くなりになった松江ハイキングクラブのもと会長さんの長野さんのことが思い出され、同じ名前の山に登ろうという気持ちになった。
長野山の説明
この日は、鹿野SAで車中泊だったので、鹿野ICでおり長野山登山口に向かう。今日は、迷うことなく登山口についた。後は素晴らしく整備された登山道の階段をひたすら登るだけだ。
ちょっとした渓谷美
燃やすまい 山は緑に萌えるるもの いい標語ですね。
こんな階段が続く
久しぶりに見た 二人しずか
長野山と馬糞ヶ岳分かれ
長野山頂上
笹百合も、カタクリと同じように長い期間をかけて花を咲かす。
長野山へは、自動車でも上がれる。頂上にはバンガローやキャンプ場、食堂もある。ここでうどんを食べて馬糞ヶ岳へ向かう。分かれまで引き返し、馬糞ヶ岳への道に入るとまもなくマムシにであう。
なぜだか分からないが、とにかく蛇を見るとついやつけたくなる。ストックで脳天を一発。あっけなくダウンした。なにも蛇が悪いことをするわけでもないのにと後で思った。
馬糞ヶ岳へは、何度かのアップダウンをくりかえし、くたびれ果ててやっと到着。
眺望のよい山のようだがかすんでいてよく分からない。来た道を引き返すことを思うとつらい気もしないが頑張って歩くことにする。来た道をまた上り下りで長野山分岐まで。ここからはもう登りはない。
途中から、渓流の瀬音を聞きながら車まで。帰松したら、長野さんのお墓参りに行くことにしよう。それにしても、マムシを殺したことは良くなかった。(案外、気絶はしたが、死んではいなかったかもしれないけど・・・。)