島根半島は国引き神話のも出てくるほど歴史のある半島です。東の果てが美保関、西の果てが日御碕。どちらにも素晴らしく見栄えのする灯台があり、観光客も多い。美保関灯台には、ビュッフェがあり日本海を見ながら食事が楽しめる。
目の前に、これも神話に登場する恵比寿さんが鯛を釣り上げたとされる小島(沖の御前、地の御前)があり、そのまた遙か沖合に隠岐の島(相撲取りに隠岐の海がいる)霞みます。
美保関から日御碕まで、恵比寿・大黒100kmマラソンもあります。美しい海岸線を持つこの半島ではありますが、原発ができたため途中に立ち入り禁止地帯があるのは残念です。
さて、この日は半島巡りの一環で、七類港から軽尾港まで「車+歩き」です。いつもは、七類港に車をおいて海岸沿いの道を歩きます。七類港から、法田港~諸喰港~雲津港まで歩き引き返すことにしています。往復で2~3時間といったところかな。諸喰港は、漫画家水木しげるが幼い頃に面倒を見てもらったという「のんのんばあ」の出身地です。七類港は別としても他の港はどれも鄙びた寂しい感じがする小さな港です。
今回は、雲津まで車で行き、道ばたに車を置いて軽尾まで歩くことにしました。軽尾港まで歩くのは初めてです。また、軽尾港のさらに奥に才浦港というのがあることを今回初めて知りました。才浦への道は、現在工事中で車は入れません。ここへ行くには、美保関側から入る道があります。
春の海 小舟が見える。サザエでも捕っているのか?
軽尾港 ひっそりとして人影も見えない
岬に釣り人が見える。白い連絡船も見えるが・・・。
軽尾から引き返したが歩くのも結構きつかった。途中、写真撮影にいいと思われる場所があったが、少し山の上だったので登らずに帰った。そこから、多分伯耆大山が正面に見えるのではないか? まだ知られていない撮影ポイントか? これから楽しみのポイントになりそうです。