山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

大山 新ズリ滑降 3月31日(火)

2015年03月31日 | スキー

 晴天も今日まで。明日から天気は下り坂となる。それまでに一本滑っておきたいと思い出かける。雪の状態は、滑るのには最適のザラメを期待した。

                        2合目付近。ゆっくりと登る。                    

      

                   6合の避難小屋が現れていました

    

                   天気は良いが少し風がある。

       

   誰も、黙々と登る。雪は少しやお目だし、トレースがはっきりしていてアイゼンなしで充分登れた

      

                   8号沢。良さそうな感じです。

    

                  弥山沢。下部にかなりの落石の跡が。

     

            頂上に着くなりガスが出る。天気は下り坂なのですぐに滑る準備。           

                                                             

      

        少し堅めの雪だが特に問題はなさそうだ。ここから、新ズリA沢に入る。

       

 A沢の途中から、板を外してB沢へ移動。しかし、今年は下部にブッシュが出ていた。A沢はどうだっただろうか。

      

  B沢上部。どうも、頂上から雪は続いているようだが・・・。ここらで一休み。遙かに日本海がかすんで・・・。

       

    無事横手道へ。あっけないと云えばそれまでだが・・・。まあ、日本ではこんなものだろう。

        

  昼前に車まで帰る。朝は、8時30分頃スタートして11時頃頂上着。意外と風も強く、弥山沢をのぞいていたら吹き落とされそうになった。頂上で早住むことなく準備をして、すぐに滑り始めたので帰りは早かった。途中、新ズリの途中で、滑り降りるのがもったいないような気がした。ここは、風も当たらずポカポカ陽気。人影もなく静まりかえっていた。

 4月1日から、環状道路が開通するそうです。沢によっては、まだ滑れそうだが雪解けは一気に進んでいる。

 

                    行く春を 近江の人と 惜しみけり   (芭蕉)

 春スキーとは関係ないかもしれないが、なんかこんな気持ちですネ。

 

  

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大山振子沢スキー 3月27日(金) 快晴

2015年03月28日 | 最近の大山

 裏大山スキー場前から歩く。環状道路の開通(裏大山より桝水間)は、4月1日からだそうです。素晴らしい天気だが、今日は平日なのでスキーヤーの姿は見ない。ブナの林の中を鳥越峠を目指す。雪は、思っていたよりたっぷりあるので気持ちが良いが峠までの長いこと。やっと、鳥越峠とキリン峠の中間辺りの尾根に着く。2時間以上かかったようだ。

                                    左上の方角がキリン峠

       

                                      この辺りの雰囲気は最高                                          

              

                                 振子まで行かなくてもおもしろそうです

          

                 尾根から駒鳥小屋の上部まで豪快に滑り込み適当なところから地獄谷(本沢)めがけて。

              

 いよいよ、振子沢への後半戦の登りが始まる。今日は、スノーシュウもシールも使わずツボ足で。雪の閉まり具合が丁度良い。ザラメ状態になったようです。

                          バックに烏ヶ山を見るようになればかなり登って来たことになる

                

      雪の壁が現れる。ユートピア小屋への夏道は完全に雪の下。こんな景色は、今までには見たことがない。凄い雪の量です。

          

                     振子沢上部。へとへとになってもやって来た価値はある。後は、豪快に滑るだけだ。

        

                      まずは、妹尾さんがイン。全くの貸し切りで気分は最高。雪質も最高です。

      

                    午後の日差しがまぶしい。風もなく、不思議なくらいに静かな日和でした。

            

                                       一滑り終えて

            

      地獄谷出合いまで滑り、駒鳥小屋の横辺りからトレースを頼りに尾根を目指す。結局、来たときと同じ尾根まで登り返す。

            

              ここから車までのコースも良かった。ブナ林の中を縦横に滑りまくる。久しぶりに充実した一日でした。

 大山の山スキーは、今がチャンス。ここ10日間くらいまでか?もう一度寒気がやってくればしばらくは良いかもしれないがそう長くはない。

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大山 3月25日

2015年03月26日 | 最近の大山

 今日25日は、長い間の課題でもあった2の沢奥にあるノドの沢を登攀するつもりだった。早朝、準備に入ったら急に気が変わり即中止。天気模様も体調も良くない。特に胃の調子が良くなくて気分が悪い。また、寝袋に潜り込んで寝てしまった。

 夜が明けてから、それでもと思い夏道から頂上へ向かうことにした。気温が下がったせいで道に積もった雪は堅く締まっていた。その上に、わずかだが雪が積もっていた。

 7合目あたりでボーダーが板を抱えながら下山していた。視界が悪く滑るような状況にないらしい。

             

  1時過ぎに頂上に着いたが、天気は相変わらず。あきらめて下山するスキーヤーもいたが、午後から晴れるという予報を信じて待つことにする。福岡から来たというもう一組のスキーヤーもがんばって待機していた。2時まで待つことにする 

             一瞬の晴れ間を利用してテレマーカーがスタート。この後すぐに視界が閉ざされた。

               

 もう待てないので、とりあえず8合目辺りまで滑り、後は板を担いで6合付近まで降りる。6合目の避難小屋は雪に埋もれているらしく見えなかった。ここから、桝水よりの斜面に入り夏道を巻くようにして滑り、3合目辺りで夏道を横切り、常行谷へ入る。右手の北尾根が意外に立派そうに見えた。この谷を滑るのは初めてだが山スキーならではの楽しみとでも云ったような気分を味わえたのは良かった。

                        南光河原の横にある山小屋の前に出た。

                 

 この日の雪質は、一度溶け始めた雪が凍り全体にガリガリしていた。日が当たりさえすれば溶けてザラメ雪になりそうです。

  春スキーが楽しめるのはこれからしばらくの間か? ただし、今年はガレ場はもちろんだが、崖などの崩落が早いように感じられる。夏道から、弥山沢に崩落の跡が見えた。かなりの落石があったようだ。  

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吾妻山 スキー

2015年03月17日 | ちょっとそこまで

  3月17日(火)、好天を期待して吾妻山へ。久しぶりに高野町の方から広島県側の道路を通って吾妻山へ向かう。県境を抜けると一面の雪景色。島根県側と比べて雪は多く、「山陰のチベット」などという言葉がチラリと頭に浮かんだが、しかし、それはふるいむかしのこと。今は道路の整備も良く、比婆バレー前を快調に通り過ぎ吾妻山へ向かう道路に入る。雪をいただいた尾根が遠くに見える。        

 山にはまだまだ多くの雪が積もっている。春めいたブナ林の根開けが始まっていた。間もなく道路は二つに分かれたが、ここが吾妻山の国民宿舎前に続く道だとは思わなかった。

           

                         ここまで来て、やっと納得。

           

              早速、準備開始でスタート。10時20分頃だったようです。

           

                    スノーシュウで歩くこと約1時間。

          

          幾分バテ気味で頂上着。妹尾さんは早々と滑る構え。こちらはしばし休憩。

          

    眼下に広がる斜面。誰か登ってくる人の姿が見えました。

      

                この日は、滑っては登り返すを4度ほどやって帰りました。

           

     ザラメになり始めた雪と、べたつく雪の2種類があり、滑りずらい所もあったがなにぶん天気が良くて良かった。

           

   年配の男性が一人、島根県側から登ってこられた。スノーシュウなしだったが充分歩けたと言っておられた。

          

        帰りに、比婆バレーの入り口まで行ってみた。これだけ雪があるのにもったいないはなしだ。

          

 高野町からの道路は開通していたが、山手に入り日陰部分は、わずかに雪が残っていた。風通タイヤだとどうだろうか。しかし、この天気だからすぐに溶けてしまうだろう。いよいよ春スキーの時期となった。

    

 

 

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猿政山スキー登山 3月15日(日)

2015年03月16日 | ちょっとそこまで

 足の具合も良くなってきたので猿政山にスキーを担いで行くことにした。奥出雲の山々の積雪の様子がわからないので車がどこまで入るのか少し心配だった。可部屋集成館前の橋を渡りしばらく行くと心配していた通り雪が出て来た。

 無理はしないでここから歩く。約30分ほどで最奥にある廃屋に到着。

     昨年は、ここまで車が入った。                   スキーは担いでスノーシュウで歩く

             

 激しい雪解け水の音を聞きながら歩く。ものすごい勢いで雪が溶けているのを感じる。

                      水滴に太陽が当たり綺麗でした

        

                        キラキラ光っていました。

       

 

                    だいぶ登りました。最奥の民家が見えます。

     

                       猿政山全景。まだまだ先は長い。

      

     林道終点までの長いこと。一気に県境の尾根まで上がる。雪は重たく、スノーシュウに絡みつく。

           

       いよいよ核心部が見えて来ました。昨年と同様、中央やや右手に取り付くことにした。

    

写真の一番右手も良さそうだったが、ここは登ったことはない。上部辺りに少しブッシュはあるがその下はかなり広い斜面がある。

 シュノーシュウで斜面に取り付く。初めのうちは良かったが、斜度が増すに従い足が上がらなくなる。粘っこい雪で、とにかく思い。スノーシュウを外しツボ足となる。足はメチャ軽くなったが、今度は「はまる」。一歩一歩雪を堅めながらの行進。そのうち斜度も増し、膝で雪を押さえ、次に足で踏み固めなければ行けなくなってきた。柔らかいデブリの中での格闘が続く。

     そして、ついに頂上に続く稜線に出る。斜度がきつく、登って来た下部斜面は見えない。

     

                 頂上が見えて来たが・・・。雪はたっぷりあります。

         

                   何もかもが雪の下。頂上標識など全く見えない。

     

  いよいよスキーの出番。やっと歩きから解放されてホットする。先ほど登り着いた急斜面まで滑り下をのぞいたら、滑るには急すぎる。自分のレベルではなさそうだ。斜滑降とキックターンでしばらく降りる。スノーシュウを回収してわずかにスキーを楽しむことにする。山スキーとは、だいたいこんなものです。

 車まで帰ったのが、16時20分。スタートが8時30分だから約8時間掛かったことになる。雪溶けが進み途中から歩いた。もう、車はかなり奥まで入りそうです。 帰りの林道で、新しいスノーシュウと スキーの跡があった。途中まで来て引き返したらしい。

 今日は、雪が柔らかだったので、アイゼンなしで登れたが、雪が締まってくればアイゼンとピッケルが必要になります。昨年登ったのは、時期的にもう少し後だったと思うがが、スノーシュウなしでも雪が締まっていて歩きやすかった。 但し、最後の登りでいくぶんビビル。この時は、ピッケルもアイゼンも用意してなかった。

 

         

 

 

 

 

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雪の天宮山(天狗山) リハビリ

2015年03月11日 | ちょっとそこまで

  3月11日

 しばらくぶりに山に入る。といっても八雲の天宮山。リハビリを兼ねて行く事にした。本当は、温泉に入るつもりだったのだが途中で気が変わっただけのこと。

   

         駐車場にて。車はここまで。                  登山口。今日は誰もいない。

          

           意宇の源流                                水が流れて

        

               

                               積雪は10㎝位 

          

                           島根半島がよく見えました

          

                               頂     上

         

 まさかこれだけ雪が積もっているとは思わないで出掛けたのでちょっとびっくり。幸い、天気は良くなっていたので安心して登れました。この時期は、天気が良ければ視界は素晴らしく、島根半島がくっきり。大橋川をはさんで嵩山の方も見えた。いつもは、嵩山から松江市を眺めているので、今日は反対側から眺めることになった。ここから、夜の松江市の写真を撮ったらいい写真が撮れそうです。テントと酒でも担ぎ上げゆっくりやればいいかも。

 膝の捻挫でしばらく山とスキーは控えていたが、何とか復帰できたようでそろそろ動かないといけない。登りたいところや、滑りたいところはたくさんある。 今日、ふと思いついたのだが、猿政山の頂上から滑ったらどうだろう。出だしはきついからビビルかもしれない。樹木に激突する危険もあるが、山スキーには危険はつきものだ。 

 

 

 

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