山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

大山 早春の地獄谷

2024年04月29日 | 最近の大山

 今日28日は島根県補欠選挙があり、7時に選挙を済ませて大山へ向かう。天気は上々。大山寺の駐車場は車で一杯。他県からが多いと思う。キャンプ場もオープンしたことだし宣伝も行き渡ったかもしれない。あまりお金を使わずに健康的に過ごすには自然相手が一番。

 枡水を過ぎ、1の沢、2の沢、3の沢を横に見て見返り峠へ。どこも人が多そうだった。すぐ下の登山口に車を止めて出発。

                     新緑のブナ林 迫力がある。カメラマンも多い。

            

ここの登山口は、キリン峠や烏ケ山などへ行く。キリンと烏は駒鳥峠で分かれるが、地獄谷へは峠をそのまままっすぐ下る。

                  

 峠まで約1時間。この峠の前後でサンカヨウに出会う。

 峠から下りになるが、少し残雪がある。足元に注意しながら下る。谷まで降りるのに意外と時間がかかった。駐車場から峠までが約1時間、峠から谷までがやはり1時間ほど。

     地獄谷から見た大山東壁。右手に残雪期に滑り込む振り子沢があるがここからでは見えない。左に伸びる尾根が槍尾根。

              

        谷に咲くヤマザクラ。山桜もこうしてみるといいものです。ソメイヨシノもいいけど。

              

 

               

               

          帰りは最近つけられたらしい梯子を登る。すぐ横に駒鳥小屋がある。左にわずかに見えるが・・・。

              

    烏ケ山へ向かう尾根の残雪           タムシバの花                サンカヨウのつぼみ

             

 往復で約5時間ぐらい。人一人いない静かな谷。せせらぎと鳥の声が聞こえるだけ。春の日の1日でした。

 

 

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伯耆大山 4月25日 行者谷より その2

2024年04月27日 | 最近の大山

 元谷から行者谷コースに入ると木道の階段が続く。このルートを登り、下りる登山者は少ないので静かでいい。何か山に来たという感じがする。夏道の方は、人が多いのでなにか観光的なコースといった感じだ。   

       三鈷峰(中央)とその左が甲ケ山(カブトガセン)             北壁の全容がまじかに

                  

 5合目の夏道に出てからが登山の本番といったところ。ここからが体力的にも精神的にもきつくなってくるような気がする。とにかく6合目を目指すのだが何とも速度が落ちて来るのはしょうがない。5合と6合の間が標高1300m~1400m(?)くらいだろうか。

 すぐ前に見えるのが前衛峰の別山。別山の頂上に立てば弥山はすぐ目の前に見えるからなるほど前衛峰だと思える。北アルプスの穂高でいえばジャンダルムに相当する。 ジャンダルムとは、前衛の意味だそうです。そういえば、前衛という雑誌があったが・・・。 

                     

        疲れ果ててやっと頂上へ。ここでしばらく大の字になっていた。太陽がポカポカとして気持ちよかった。

             

小屋の売店の人も暇なのか外に出て来ていた。もう少し元気なら小屋に入りビールでも飲むのだが小屋には寄らずに下山する。

                      途中で見つけたヒラタケ

              

山ウドはまだ早いようです。代わりにヒラタケを採った。ツキヨタケに似ているが、これはヒラタケで、いい香りがする。帰ったから近所に配った。「アウトドア菊信」にも配った。ここの店長さんはキノコに詳しいから見てもらったら、確かにヒラタケだと言われた。

 驚いたことに、この日会った次の日の26日に三鈷峰に登っておられる。ネットでアウトドア菊信を探せば記録が出ていますが、なんと朝3時に店を出ておられる。齢80になられます。ストイックなのはいいがちょっと激しいような気がする。

                        帰りのドングリ村から

              

                                             いよいよ春。いい季節に入りました。

                                              

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伯耆大山 4・25 行者谷より

2024年04月26日 | 最近の大山

昨日24日は雨。登山は今日25日がいいようです。

 天気がいいと南光河原の駐車場も混みます。それで、豪円山登山口の反対側にある登山道から登ることにする。

   これは、登山道ですがこの道と交差するように工事用の道路があります。途中何度も交差しながら元谷まで続く。寂静山へも寄れるが、少し寄り道となる。以前、井上靖はこの山からダイセンを眺めたことを書いていた。なんという題だったかは忘れた。

                             

 工事用道路に出て歩く。北壁が見えてきた。          

                     

ここは4差路。向こう側がいま歩いてきた道。手前は元谷にへ続く。大杉の左は大神山神社から大山寺へ。右手は下宝珠尾根尾根への道がある。

                   

  元谷着。いつ見てもいい景色です。残雪に若葉・青葉が美しい。ヤマザクラも咲いていました。

              

                             元谷全景

                 

                   いよいよ行者谷コースに入ります 白いガマズミの花が冴える。

              

             行者谷コースは、5合目で夏道に出る。人も多くなる。  大山寺や豪円山が見える。

                     

                                               続きは明日。

 

 

 

 

 

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大山キャンプ場 オープン

2024年04月24日 | 大山山開き

今日は雨。登山ではなくて新しくオープンした大山下山キャンプ場を視察に行く。

                      

 大山寺はスルーして、キャンプ場へ。       下山キャンプ場入口。

                

 車の右に受付があり。中をのぞくと若い職員の方がおられ、挨拶をしてからキャンプ場見学。写真中央に料金場。ここにお金を払えば車で中に入れる。初めてなのでよくわからなかったので、受付前に勝手に車を止めて歩いて中に入った。奥に常設のテントが見える。4張りしかない。このキャンプ場で一番いい場所なのだろう。基本料金7,700円、大人一人1,600円。子どももなぜか1,600円。家族で使える。

                  レンタル表です。参考に。ネットにも出ているか?

              

常設キャンプサイト。 あまり恵まれすぎてキャンプの雰囲気は出ないのでは?

             

   デッキサイトのキャンプ場。大地に直接テントを張らなくて済む。7,200円から6,500円。大人一人800円。子どもも800円。

   テント場のすぐ近くに車を止められる。

                   

 他に、オートサイトのテント場がある。これはすぐ横に車をつけることができるが、下は大地。1区画4,400円で6名。一人800円。最後がグラウンドサイトで車は少し離れたところに置くことになる。1区画5,000円10人から(車は1台)1区画2名の2,200円まである。  テント場は、懐具合と相談して決める。ただし、水場やトイレなどの位置を考慮しておくこと。

                        帰りに豪円山キャンプ場に似ってみました。

                

ここは県営のキャンプ場らしい。管理棟が締まっていたので案内にあるビュウホテルまで行ってポスターを求めたが何もないとのこと。ただ、上の写真、赤いしるしがあるところが管理棟です。ここでの駐車料金は500円とありました。その奥がキャンプ場。車も横付けできます。値段は不明です。ネットにはでているかも・・・。

 間もなく夏山開き。以前はテン場は無料だったでもなぜか近年は、日帰りが多く昔ほどの賑わいはない。今年はどうだろか?



 

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3月31日 大山

2024年04月05日 | 最近の大山

3月31日大山へ

 この日の天気はいいと思っていました。しかし、我が家を出ると、フロントガラスに霧雨のような雨が? まだ暗いので気にしないで大山の車場まで。まだ暗いが、ポツりポツりと登山者の姿。この日の大山は頂上からスキーの予定でした。

 しかし、明るくなってから周囲を見渡すと雪がない? それで、ただの登山に切り替える。

 7時過ぎにスタート。

     1合目あたり ブナ林の根開け                2合目から3合目

  

                            4合目

                       

                            5合目   

                  

             登山道は、3合目あたりから雪。日が当たらないからだろうか。5合目でしばらく休憩。

 晴天を期待していたのに天気は良くない。ガスが多く、視界はない。多分、頂上あたりは風も強いことだろう。このまま登るかどうかと思案しながらふと足元を見ると靴が剥がれて、割れている。こんなことがあり得るだろうかと愕然とする。

          この写真は、帰ってからのもの。                 愛用のピッケルと

                 

 上の写真でわかりますか。かかとの後ろあたりがペロリと剥げています。最近の製品は、靴に限らず接着剤を多くの箇所で使用しています。10年位以上たつと剥げてきます。冬用アウター・シェル(一番外側に着る)もだいぶ前から剥げてきていますが・・・。これらの製品が出始めてもう何年になるのだろうか?しかし、それ以前の時代の製品は壊れたり剥げたりすることはなかった。機能的には劣っていても。

 この日は、5合目から退却。

          我が家の枝垂桜に花が・・・。              散歩道のヤマザクラ

        

 後日、アウトドア菊信店へ行く。ここの店長さんは、古くからの山仲間。今はお互い老化して若いころの面影はない。冬季の北アルプス縦走(西穂から奥穂)は特に思い出深い。ザイルもよく組んで、岩壁に取りついたものです。

 現在の菊信さんは、健康を害されてしばらく入院しておられたらしい。今は、元気になられました。

それで、店で靴のことを相談する。壊れ方がひどい靴は廃棄するしかないとのこと。これで、現在のところ冬靴がなくなった。

 今ある靴は、冬用ではないが、大山くらいなら何ともない。しかし、この靴は底を張り替える必要がある。つまり、現在使用できる山用の靴がないということ。

 早く何とかしないと。ただ、春スキー用なら兼用靴があるけど、今度はどこを滑るかが問題だ。大山の沢の様子がよくわからないので困ったものです。 次回は、多分どこかでの山スキーとなるでしょう。

 

 

 

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