山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

伯耆大山 三の沢

2018年11月11日 | ぶらり

  今日は11月11日(日)。

 ひさしぶりに大山三の沢へ。何故三の沢かというと、左膝の痛みがとれないため無理をしないことと、秋の三の沢でラーメンが食べたかったから。そういうことで、急ぐ必要も無いので我が家を8時過ぎにスタート。

 大山では今日、馬喰座で何かイベントがあったようです。さらに、夏道登山道入り口付近の駐車所は完全に満杯。天気も良いから朝早くから登山者が多いのだろう。

 三の沢に着いてさらにびっくり。文殊堂の駐車場もほぼ満杯なのです。こんなこと過去には無かった。最近、三の沢から剣ヶ峰を目指す登山者が増えているとは聞いていたが、まさかこれほどまでとは思わなかった。

                                     

 それでも何とか車を置いてスタート。素晴らしい秋空の下ゆっくり歩く。葉を落としたナナカマドの実が秋空に映えて美しい。紅葉の季節はとっくに終わっていたが、残された葉に秋の終わりを知らされる。

                               

 

                             

   休みながらもここまで来た。槍尾根の直下です。見上げれば、登山者が槍尾根目指して登っているのが見える。

                      

                           中央やや右手にルートがあり、ガレ場の中に黒い人の姿が見える。

                

     槍尾根直下まで来た。今日はここまでと決めていたのでビールを飲みながらラーメンを作りすする。山でのラーメンはうまい。大空の下、太陽の光を体一杯に浴びてのんびり。

                 

 その内にねむたくなった来た。ザックを枕にして横になっていたらいつの間にか寝込んでいた。一時間も寝たのだろうか。すっきりとした目覚め。登山者が下山していた。

                    

  のんびりとした一日でした。たまにはこんな山も良い。

 

   

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蝶ヶ岳(その5上高地にて)

2018年11月06日 | ぶらり

 蝶ヶ岳は程ではないにしても小梨平キャンプ場も幾分寒い。昨夜気温がさがったのだろうか、水たまりのは薄氷が張っていた。日の出前に梓川のほとりに出てみると、数名のカメラマンガいた。

                                        

ここから岳沢を見上げると、奥穂高から前穂高へと連なる吊り尾根が正面に見える。奥穂高岳は見えているはずなのだがはっきりしない。明神岳は梓川を眼下に見下ろすようだ。

                                      

 河原に下りてカッパ橋の方に向かって石ころの河原を歩いて見る。焼岳が朝日を浴びて輝いている。河原には、流木が置き忘れられた様にして横たわっている。しばらく歩くと、梓川の流れにぶつかり行く手を阻まれる。上流から見る梓川はおもしろくない。早起きの観光客が、橋の上から朝日が出るのを待っているようだ。

                                                        

                                             流木も何故か痛々しい。どこから運ばれてきたのやら。                  

                                             

 この後、小梨平付近を散策してみた。

                   紅葉に霜が降りて                          清水川のバイカモはいつも清々しい

                          

                      古いカッパ橋                                  かっこいいテント

                                

  上高地から蝶ヶ岳への試登は終わった。これで、冬期の登山のめどは立ったが問題は今年の積雪の量だ。年末にはかなりの登山者だ入山するはずだからトレースはある。もう一度、テントを担いで蝶ヶ岳に登ろうと思うが・・・。元日の天気はどうだろうか?

 

     

   

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蝶ヶ岳(その4 上高地にて)

2018年11月01日 | ぶらり

 上高地小梨平キャンプ場もよく利用した。ここには、お風呂もあるし食堂もある。山から下りて来た者には天国の様な所です。テントの許可をもらってお札をもらう。テントを建てるのはそう時間もかからない。荷物をすべてテントの中に入れて一安心。風呂に入りたいところだが、お風呂は明日平湯で入ればいい。

 食糧が多くあまっていて、酒もかなりあるのでテントの中に入ったらもう外に出る気がしない。寒さもさほどでもないから天国のようです。おかしなもので、こんな粗末な状態なのだけれど、テント生活では非常に満ち足りた気になる。我が家では、見向きも市内α米も美味しく感じられる。

 まあ、贅沢にはきりがないということだ。テント生活の良さの一つは贅沢が出来ないこと。逆に言うと、日頃の家庭での生活を見直せる機会を与えてくれる事だろうか。

 知り合いの、四国阿南町の溝田さん(http://www.holoholo3.com/)は、キャンピングカーの改造中だが、ブログ日記を見る限りでは「贅沢の極み」のよう。旅行に出ても、家庭と同じような生活が出来ることを目標としておられ、そのために色々と改造、工夫をしておられる。贅沢すぎるから尿酸値が上がるのだろうか。それでも、そろそろ300名山達成のはず。

 夕刻、ガラガラと荷車を引くような音がするのでテントからのぞいて見ると、老画家が引き揚げて帰ってくるところだった。

                  

 この人は、数十年に亘って此の地に居(テント)をかまえて絵を描き続けておられる。孤高の画家だ。一枚でも譲ってもらいたいと思うが、相場が分からないので言い出せない。今年は間もなく引き揚げられることだろう。ここで絵を描いておられる時期は、大体春から秋まで。間もなく店じまいと言ったたところか。此のブログを読まれた方、上高地にいかれたらカッパ橋のたもとでいつも絵を描いておられますから声を掛けて上げると良いです。(但し、もう一人絵描さんがおられることもあります。この方は、沢渡の山小屋旅館のご主人。)

                     

  暗くなっても、山に向かう人の足音が絶えない。そういえば、朝3時頃から歩き始めている人もいた。上高地の旅館に泊まった人達だろう。こんなに早ければ、奥穂高小屋までいける。

                                                             蝶ヶ岳(その4 上高地にて)

 

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