山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

いざ 夏の陣 まずは北海道へ

2014年07月25日 | 200名山・300名山

 大腸のポリープ切除は無事終わり、今日はそれが良性か悪性かの結果を聞きに行く。結果は「癌」でした。それでもきれいに切除したから大丈夫とのこと。医者から「良かったですね」といわれた。ポリープも、長らくほっておくと「癌化」するらしい。便の検査で「潜血」があったら精密検査をしておくことですネ。

 さて、いよいよ300名山の仕上げのスタートです。後10座を残すのみとなつている。とりあえず、北海道のカムイエクウチカウシ山へ登り、その後、本州を南下して浅草岳、蒲生岳(会津朝日岳の代わり)、荒沢岳の3座を終える予定。ついでに、会津朝日岳の様子も見ておこうと思う。

 天気次第では、さらに八海山と中ノ岳に登る。時間的な余裕があれば鳥甲山、佐武流山、白砂山も登る。8月半ばに団地の行事があるのでそれに間におうようにしなければいけない。ちょっと欲張りな計画かもしれないが、これらがおわれば残すは餓鬼岳だ。すべては、秋の終わる頃までに完成させたいが・・・。

 明日7月26日(土)我が家を立ち、27日(日)午前1時の船で敦賀港から苫小牧港へむかう。カムエク登山は29日(火)となりそうだ。

 

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梅雨開け10日 大山など

2014年07月24日 | 最近の大山

 梅雨が開けたというから7月21日(月)、足慣らしと写真撮影を兼ねてテントを担いで出かけた。カメラに三脚、それに水や酒などを入れると結構重い。どこへ行こうかと考えたが、妥協をしてあまり歩かなくて済むところにした。 夕刻、頂上に着いたがテン場がないのでしばらく下りたところにテントを張る。夕陽に染まるであろう烏ヶ山を妄想して三脚を据えたが全くの空振り。雲が多く、湿っぽい状態で写真どころではない。夜半、外に出てみたが、星空など期待したのが大間違いだった。天気予報というものがいかにアバウトであるか思い知らされた。

 

 

  早朝に最後の望みをかけてみたものの、東の空が少しばかり朱にそまっただけで大きな変化はない。荷物をまとめて帰る。

                             影を見ながら

   

 こんな看板がありました。この辺りに熊は居ないと思うが・・・。

  

 23日(水)、今度は大山へ。やはり足慣らしの鍛錬を兼ねテントにカメラと三脚を担いでスタート。酒は止めた。南光河原の駐車場を午後四時頃スタート。写真の目標は下界の夜景。弥山頂上からも良いが少し場所を替えてみた。

               六合目 天気は良くない

  

              七合五勺 下界が見えた。

 

                 内緒のテント場

 

 

 結局、一晩中雲と風に見舞われて写真どころではなかった。風が強くテントが一晩中バタバタと音をたてていた。ねつかれないのでラジオをかけっぱなしにして朝をむかえた。今回も写真には縁遠い天気。 

 雨が降らなかったのがせめてもの救い。またしても早々にテントをたたみ下山。我が家に帰り汗を流してからビールを飲んで、焼酎を喰らっていたら青空が広がってきた。今日が本当の梅雨開けかな? 

    ただし、大山の花は見頃を迎えたようです。

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大山3の沢から頂上(剣ヶ峰)へ 

2014年07月16日 | 最近の大山

 雪の季節をのぞけば、3の沢の工事が終わってからまだ一度もこの沢に入っていない。花を見るのは中途半端な時期だけれど槍尾根から剣が峰を歩いて見ようと思い立つ。

 文殊堂の駐車場に車を置く。天気は良さそうだけど誰もいない。南光河原の駐車場は満杯に近かったが・・・。沢に向かって左手をしばらく進むと、やはり左手の林の中に道があるのだが行きには見落とした。そのためしばらく沢の中を歩く。間もなく右手に道が現れるのだがやはり見落としたため最奥の堰堤まで余分な汗をながした。

                       大堰堤を越したあたりから

 

 今日もブヨに追いかけながら歩く。大堰堤を越えて一休みしていたら登山者の姿が見えてきた。あれよあれよと思う間に追いつかれ、追い抜かれる。トレランの練習らしい。

 

          槍尾根から東壁を俯瞰 右からキリン沢、壁沢、三本槍沢(一部)    

        

         取りあえず剣ヶ峰を目指す。 立派な崩壊です。これが大山の特徴。

        

            剣ケ峰から弥山をのぞむ。日本でも一級の縦走コース。

    

 剣ヶ峰に埋め込まれた遭難碑。昭和34年1月6日、剣ヶ峰と天狗ケ峰との間で猛吹雪のため4名の高校生が遭難死。

           

 そういえば今年、最近同じような状況下で3名(男2、女1)が遭難死している。

                  剣ヶ峰から。3本の沢がきれいに延びて・・・。

  

 3の沢の向こうに何か施設のようなものが見えます。何だろう?

  槍尾根全景 中央右手にとがった頭を出しているのが槍ヶ峰。そのすぐ手前のピークは名前がない。左端は天狗ケ峰だ。だから、この無名のピークはとりあえず「槍天狗」と命名する。

        

                          蝶を沢山見かけた

  

 とりあえず天狗ケ峰まで引き返して。

                 槍ヶ峰と烏ヶ山 正に崩壊の極致です。

   

       

          槍ヶ峰(写真左手)の肩から東壁をのぞく。眼下に見えるのはキリン沢か?。

     

                   大堰堤まで帰り休んでいるとまた一人登山者が。

   

 写真中央やや右手が槍ヶ峰で中央あたりに見えるのが槍天狗。天狗ケ峰はその奥にわずかに顔を出している。

 剣ヶ峰へは、今まではユートピアから行けたのだが、聞くところによるとこのコースも「入山禁止」としたらしい。遭難事故が多くて救助が大変だからという理由ではないかもしれないが、もう少し登山のなんたるかを考えてほしい。人命尊重と事故の防止、救助の大変さはわかる。しかし、そのことによって山に登るこという楽しみを制限してしまうのはどうだろうか。もっと前向きに考えてもらいたいと思うのだが。

 富士山のように入山料を徴収して山の維持管理等を含め安全面への充実に当てることはどうか。また、山で儲けている業者からもうけの何割かを自然保護に当てられるような制度も良いかもしれない

 

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