山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

年末・年始の富士山(その3)

2015年01月09日 | Weblog

 12月31日(水)

 朝9時、公園の駐車場が開門したので出る。山中湖湖畔の駐車場へ移動。沢山の車が停まっていた。ここから、湖越しに仰ぐ富士山の姿はいいのだがあいにく光の加減が良くない。やはり、写真は、早朝か夕暮れ時かな。

 湖の反対側に大平山らしき山が見えた。この辺りには、一般の方の民家と別荘が建っていて、当然の事ながら、別荘は山の奥にある。この別荘の中の道を詰めると大平山の頂上直下に出ることがわかった。

  別荘地は、陽当たりがよさそう。しかい、ほとんど人がいなくて空き家が多かった。写真は、大平山ではありません。

      

  当てずっぽうで進み、最奥と思うわれる地点から杉林が現れてきた。車を置いて入る。大体の感じで進むと視界が開け、枯れた茅の広がる斜面に出て、この斜面を登り切ったら頂上に出た。

       

 この山からの景色も良い。ただ、正式な登山口がわかっていないので、やはり、今夜は高指山泊と決める。 

 大平山へ登り口の1つが、花の都公園にあることがわかった。他にもいくつかあるようだがはっきりしない。役場の観光課に行けばわかると思うが今日は休みだろう。 

 午後、高指山登山口へ移動。準備をしてスタート。カメラと三脚が重いが頂上までの時間は短いのでゆっくり歩く。1時間も要しないで頂上。今日も人一人いない。

                            頂上にて

         

                   テントの中から外を見る。富士が美しい。

         

                   今日もむなしく暮れて、町に灯がともる。

     

 気がついたら、紅白も終わっていた。昨夜は、少し風が出たが心配するほどのことはなかった。しかし、全国的には暴風雪が荒れまくっているらしい。(関東地方はこの季節いつも天気が良い)

         これは2017年元日の朝です。皆さん、明けまして おめでとう ございます

      

   また新しい年が始まりました。 テントをたたみ、石割の湯にいく。早かったのでだいぶ待たされた。

この後、河口湖畔へ移動。毎年の事なのであまり変わり映えもしないので五竜スキー場へ向かう。明日は初滑りだ。

 1月2日(金)

 昨夜は、諏訪湖SA泊。かなり気温がさがったらしい。写真は諏訪湖SAより撮す。

       

 そして、白馬五竜スキー場へ行く。

     

  このスキー場は確か二度目となる。今日は天候にも恵まれて滑るには最高のコンディション。

                   リフト終点から少し登ると地蔵の頭。

        

                            地蔵の頭 2

          

        ボーダーが休んでいます この上辺りの尾根に出れば小遠見方面が見えるのかな?

     

 ゲレンデでしばらく滑り、早めに降りる。ゲレンデはやはりゲレンデか。お昼にゲレンデの食堂へ行って気がついた。周りの客は皆若いのだ。 シニアと思われる客の姿が見当たらない。白髪など一人もいなかった。改めて我が年の重さを痛感させられた。そういえば、最近、高倉健も菅原文太も逝ったっけ。「昭和は遠くなりにけり」だ。

  帰りは、白馬から糸魚川に出て北陸道を南下。昨年の被災地である小谷を通過したが、さすがに幹線道路はきちんと復旧していた。山手の雪は多そうだったが、道路には雪はなかった。1月4日夕刻、くたびれ果てて帰松。風邪が入ったようだ。


年末年始の富士山(その2)

2015年01月07日 | Weblog

 朝の冷え込みは、放射冷却のせいかこの日は1日中好天に恵まれた。rジオの天気予報が嘘のようです。昨日、石割山の登山口を差がした折、東海自然歩道の案内板を見つけ周囲の山々への道がわかった。それで、今日は、良さそうな山々に登ってみることに決めた。

 まずは、高指山。この山も富士山のビュウポイントの一つ。別荘の建ち並ぶちょっと狭い道を入った所に登山口がありかろうじて車の置けそうなスペースがあったのでここに置くことにして登る。頂上への道はキチンとしているが周りは別荘が並ぶ。1時間と要しないで頂上に着いた。

               何とかテントは張れそう。富士の景色も良い。

         

          山中湖を眼下に。中央左手の突き出た辺りが昨日泊まったキャンプ場です。

       

  これで、大晦日のキャンプ地候補NO1は、ほぼ決まり。

 この後、天神山へ移動する。天神山へは、三国峠方面への地方道の途中に登山口があり、そこは富士山の好展望台となっていて多くの人が写真撮影に余念がなかった。トイレの横に道が延びていて、頂上まではかなり近そうだ。

                          天神山頂上

      

 テント場は、高指山よりありそうです。ただ、景色はどうだろう?。富士を撮すのに良い場所とは、裾野が綺麗に延びて見えることが条件の一つになる。他に、ダイヤモンド富士が撮せるかとか、湖面に逆さ富士が見えるか等々。三つ峠は有名だがここからの富士は姿が良いからだろう。ダイヤモンド富士はどうだろう。

 2つめの下見を終え、3つめの山となる大平山へと向かう。ところが、この山の登山口がなかなか見つからない。東海自然歩道の標識に従えば、当然の事ながらかなり下から歩かねばならない。何とか楽をして登れないものかと道探しをするとありました。別荘地の中を通る車道が登山口まで延びていることを知り、車を進めると、最奥の行き止まりに東海自然歩道の続きがあります。別荘地の中なので登山者用の駐車場はないけれど、何とか1台駐車可能。しめしめと思いカメラ片手に登る。しばらく登ると、石割山へ降りる道が現れる。この道は、石割山登山口の横のトイレの所に降りることになっていた。どうもおかしいとおもっていたのでこれで納得。

 40分も歩くと頂上らしき所に着いた。てっきり大平山頂上だと思っていたら、平尾山だった。

                    大平山はもう一つ向こうの山です

           

 大平山へは明日登る事にして、今日はこれで終わり。ねぐらを探さなければ行けないので車に帰る。昨日のキャンプ場でも良いけど、どこか他にいい場所はないものかと探していると、花の都公園を見つけたので行った見る。有料だが、良い場所なので今夜はここに車を停めることにした。近くで大イルミネーションをやったいたのでいってみる。

                         これは、ほんの一部です。

       

 あまりにも寒いのですぐに車に帰る。翌朝、駐車場には誰一人いなかった。

 


年末年始の富士山

2015年01月07日 | Weblog

 2014年12月28日(日)

 朝8時過ぎ、松江の我が家を出て富士山へ向かう。「今日はどこまで行くのやら」といった感じで車を走らす。夕刻6時過ぎ、富士川SA着。今日の運転は、ここまでとする。夜、雨降る。ラジオ放送では、全国的に冬型が強まるとのこと。関東地方の天気もよくない。

 29日(月)

 御殿場で高速を下り、篭坂峠を越えて山中湖に。ここまで来たのだけれど、この後どちらへいったものかと少し迷う。というのは、地図や山のガイドブックなど、そっくり忘れてきたからだ。湖畔の案内板を見ていたら「石割の湯」がでていたのでそちらに向かうことにした。近くに、石割山登山口があるから。山中湖畔の道路から道志みちに入って間もなく「石割の湯」に着いたが、まだ営業時間には早いので少し引き返した辺りから石割神社へ。奥まったところに駐車場と案内板があった。

 何とも長い石段(403段)を登り切り、登山道をなおも進むと石割神社に着く。大きな岩の前に神社が立っていた。今日はまだ人の姿を見ない。

         

 とりあえず、神社に挨拶をしてから頂上に登る。

              天気は思わしくない。見えるはずの富士山は雲の中。

        

 今回の目標は、山中湖周辺の山の上から元日の富士山を撮ることなので、石割山はその候補の1つ。ただし、忘れものをしていなかったら、この日は杓子山に登る予定でした。

 頂上付近にテントが張れそうな場所を探したが、見つからない。1畳ほどの平坦な場所があればいいのだが見当たらないのでしばらく進むと鉄塔があり、その下は真っ平ら。しかし、送電線の鉄塔の下は「電磁波」が気になるのでなおも進むとテントを張るには格好の場所があった。写真のポイントから少し離れているが他になければここもいいかもしれないなと思い下山。

                          石割神社

        

                     神社の後ろの岩が割れています

      

        この割れ目を、時計回りに三度通ると良いことがあるそうです。

 下山後、石割湯に入る。今夜のねぐらを探さないと行けないので早々にでてから湖畔をウロウロしていたら「みさきのキャンプ場」というのが見つかりここの駐車場に入る。管理棟にトイレや自販機などがあるが誰も居ない。雨で下が濡れていたので車中泊とする。湖ごしに富士山が見えるはずなのだが、雲が出ていてなにも見えない。ラジオは相変わらず冬型が強まと放送している。全国的にかなりの積雪があるようだ。

 30日(火)

 今日はあさからかなり冷え込んでいる。湖面一面に朝霧が立ち登り、何も見えない。湖畔に出てふと横を見ると、何と富士山が朝日を受けて輝いているではないか。急いでカメラを持ちだしてパチリ、パチリ。

                      霧は、急激に消えていきました

   

        あまり期待しなかった天気でしたが運が良かった。石割神社のおかげか・・・。

    

        ズミの林の向こうにキャンプ場がある。花の時期は素晴らしいそうです。

    

                                                         続く


春の山へ(その3) 尾瀬から谷川朝日岳へ

2014年05月13日 | Weblog

 5月3日(土)

昨夜は戸倉の駐車場前で車中泊。とにかく疲れ果てていたのでよく眠った。朝起きたら、タクシーに取り囲まれていた。今日は土曜日なので尾瀬への客も多いらしい。脱出できるように車の後ろが開けてあったので逃げることが出来た。 今日は、移動日でゆっくりする。近くの温泉へ行って骨休みだが時間が早い。足のまめを見たら巨大な水ぶくれが出来ていた。ハサミで切り裂き水を抜いてカットバンを貼りとりあえず、かの有名な片品村の天王桜(大山桜)を見に行く。昨年、始めて出会ってから心に強く焼き付いていた桜だ。

                          土曜日で天気も良いから人も多い。

  

                                  迫力満点

  

                       数百年の風雪に耐えた桜とは思えません。

 

                           これは水仙です

 

 この後、近くの「花咲の湯」に入る。足のまめが気になりシャワーだけで済ます。ソバなど食べてきれいな庭を鑑賞してでる。天気は良くなっている。とりあえず谷川連峰登山口の土合まで行くことにする。

  土合の登山口駐車場につく。昨年は人の姿はなかったが、今回は車も多くて酒盛りも始まっていた。登山のことを聞いてみたら、自分たちは山登りではなくて酒を飲みに来ただけだといわれた。ここの駐車場は、谷川連峰の一部が見えるし、桜も咲いている。花見を兼ねた宴会には絶好の場所らしい。朝日岳の情報を得るため、登山センターへ行く。話では、往復8時間は掛かるだろうといわれた。

 明日は早めにおきなければならない。

                                                                                                        続く 


春の山へ(その2)  尾瀬景鶴山スキー登山

2014年05月13日 | Weblog

 5月2日(金)

 早朝、鳩待峠に向かう。駐車場は満杯に近かったが何とか確保出来た。薄暗いのは、朝早いのと天気がパッとしないからだ。スキーヤーたちがどうしようかと迷っていた。隣に停めてある車の男性は至仏山へむかうそうだが、私が景鶴山へ行くというと驚いたような顔をしていた。もう若くはないのだから驚かれるのはしょうがない。山の鼻への入り口で板を着ける。もう一人、幾分年配の方がおられたので話すと自分も景鶴山へ行くとのこと。昨年は、ヨッピ橋経由のルートをとったら時間が掛かってダメでしたとのこと。

 ガスがかっていたが滑るには視界は充分。6時スタート。ザラメ加減の斜面に飛び込む。鳩待峠から山の鼻へは、沢の右側に沿って下るのだが、沢の上部は雪で被われていてどこが沢やらよくわからず、とにかくトレースに沿って滑っていたら沢の左側に出ていた。右手に川を見ながらなおも下ると、1カ所スノーブリッジがあり無事右岸にわたることが出来た。このスノーブリッジも間もなくつぶれてしまいそうで、そうすれば、左岸に下りて来た人は大変なことになりそうです。

 何とか山の鼻まで下り売店でポカリを1本買う。7時に、猫又川を目指してシール歩行に入る。尾瀬ヶ原の雪もだいぶ柔らかくなり始めていたが、早朝なので濡れることはない。ルートは、猫又川に沿って登り、途中から右又に入ることになるのだが、雪の状態によってはさらに奥から回り込まなければいけない。トレースがあるので忠実にたどることにする。猫又川の水量は多く、右岸にわたれそうな場所はさっぱりみあたらない。

 結局、トレースは左又に入り、川の埋まっている場所で右手の沢(尾根)にわたっていた。この沢は、上部ではワル沢と呼ばれている。ひとがんばりで尾根にあがりしばらく進むと右手下に猫又川右又の沢が見下ろせる。

 樹林帯の中なので景鶴山はよくみえないが、ここらあたりで自分なりの判断をいれればよかったのだが、いよいよはっきりしてきたトレースを追っていたら先行者が見えて来た。少し安心したのもつかの間、先行者が引き返し始めた。どうも道を間違えたようだ。とりあえず外田代に滑り込み、カッパ山と景鶴山との間あたりまで進もうと考えていたら、またまたトレースが現れたのでその跡を追うことにした。この判断もよくなくて、結局、苦労して登ったのはカッパ山の頂上近くでした。そこからは、景鶴山もよく見えていたので後は勘に任せて滑り下りってから登り返すとやっと目指す景鶴山の基部に出ることが出来た。

          左手の雪渓から取り付く。右はヨッピ沢へ落ちる。

  

 スキーをおいてとにもかくにもがむしゃらに登り始める。岩と木をホールドにして手前の岩峰を回り込んだあたりで反対側からから来た男性に出会う。スキーを担いでいてこれから平ヶ岳へ向かうとのこと。

                   そして、ついに頂上です。

 

         ヨッピ橋方向からのトレース。右下がヨッピ沢。

 

           猫又方向へは、道も何もあったものではないですよ。

 

 

 時計は、12時30分。幾分空模様も良くなってきた。とにかく登れた。 眼下に、尾瀬ヶ原、左右に燧ヶ岳と至仏山。ヨッピ沢への下りが素晴らしい斜面に見える。

                                  景鶴沢と尾瀬ヶ原

 

                 スキー板が待っています。

  

  景鶴沢は滑るにはもってこいの斜度でしたが、昨年池とうに落ちた経緯もあり素直に来た道を引き返すことにする。湿原まで滑りトレースをさがしながら何とか猫又川右又とワル沢の間にある尾根に登り返す。ここでスキーをつけてワル沢側の斜面通しに一気に下る。猫又沢分岐まで戻りホット一息。この頃からどっと疲れが出、足に出来たらしいまめが痛む。シールを着けてしばらく進んだが板が妙に重く進むのがきついのでシールは外して「引っ張り」に替えてツボ足で歩く。ゆっくりだがこの方が楽でした。

  途中、猫又川の水を飲んだりしながら山の鼻に帰り着く。午後6時でした。

 

    皆さん夕餉の支度に忙しそうでしたが、私はこれから2時間の登りが待っています。

 

 板を引っ張りながら、暗くなった道をヘッドランプの明かりをたよりに歩く。途中、道を失いそうになりながら何とか鳩待ち峠駐車場着。8時でした。

 戸倉まで引き返す途中、雪崩が発生したらしく道路だ雪でふさがれていました。「まじか~」とおもいました。また、鳩待峠まで引き返すことになるのかと一瞬思う。しかし、よく見ると谷側に車の轍があり、乗り越えることが出来ました。それにしても、運が悪ければおだぶつではないか。道路管理が不十分だな。想定外では済まされない。  

                                                          続き 

 

  


春の山へ(その1)  移動日の旅

2014年05月12日 | Weblog

 4月 30日(水)、いよいよ出かけることにする。午後松江を発ち夕刻敦賀から高速の北陸道に乗るつもりが間違って一般道(国道8号線)にはいってしまう。急ぐこともないのでそのまま進むことにした。暗くなったので道の駅「河野」で車泊。

 5月1日(木)。天気はパッとしない。今日は海岸線を進むことにして、とりあえず越前岬を目指す。初めの内は、越前ガニの宣伝が目に付く。シーズンはカニツアーなどでにぎわうらしい。そのして、宣伝文句もカニから水仙にかわった。

                        北前船の船主の家

          

                          北前船の模型  

       

 越前岬の近くで水仙の里公園というのがあり行ってみる。水仙は、海岸線の山手の崖に自生しているが、もうシーズンは終わっていたので人影はない。公園は、日本海が見渡せる高台にあった。

                        岬の灯台と資料館(?)

        

 越前岬は、歌などで有名だがあちこちの岬を見ている者にとってはあまりパッとしない。灯台もそう大きくはない。ただ、水仙の咲く頃は、きっと壮観だろうとおもわれる。

                              水上勉碑 「負籠の細道」

   

              碑には黄色い水仙とあるが、この水仙は後からうえたものらしい。

        

         国道の途中におもしろいものがありました。  伍代夏子 川中美幸 金沢明子の写真と歌。

      

                           伍代夏子が一番きれいなようでしたので・・・。

               

 そして、さらに進むと東尋坊に着きます。

                            巨大な柱状節理の集まった断崖

                

                      ちょっと俗化していてるのはしょうがないか。観光客も多い。

                

                                 人が小さく見えますが・・・

                

 そんなことで1日中観光をしながら目的地尾瀬の戸倉に到着。

                

  左手の建物は、尾瀬ぶらり館。温泉もあります。正面の右手が第一駐車場で1日1,000円です。この日管理室は無人でしたが、車が数台駐車していました。自分は、駐車場には入らず、左手の空き地に車を停めます。明日は早いから、この方が良い。テンが出迎えてくれました。そういえば、昨年もチョロチョロしていたのを思い出す。

                                 テンが見えます。

                

 あすはいよいよ景鶴山。頑張らなくてはいけないぞ。

                                                            続く  

 

               

 

 

 


山へ スタート

2014年04月30日 | Weblog

 ゴールデンウィークも後半に入ろうとしている。今年もなんやかでスタートが遅れたが、200名山・300名山の仕上げの年にしなければ。それに、春スキーも楽しみたいという欲もある。

 とりあえず、今日4月30日、尾瀬を目指して出発。景鶴山はどうしてもこの時期しかないのでとにもかくにも、景鶴山だ。昨年は、天気が悪く登れなかったのでリベンジとなる。その後、これも昨年途中までで引き返した、谷川岳正面の朝日岳だ。どちらも天気次第だが、順調にいけば後1~2座を済まして立山へ向かい春スキー。出雲の仲間2名と立山駅前で落ち合い雷鳥沢でテント。帰りは5月11日夜となるだろう。

 ブログは、それまで休みになります帰り次第報告します。

  次の写真は、昨年の今頃のものです。尾瀬に向かったが天気が悪く、おまけに池とうに落ちて大変な目に遭った。吹雪の中、ずぶ濡れのまま鳩待ち峠まで引き返す。風呂に入って片品の大王桜を見に行った時のものです。

 

 この写真は、朝日岳に登る途中にある白毛門。アイゼンを用意していなかったので白毛門から引き返しました。この地点から見たとき、これはダメだと思ったが、何とか白毛門まではいけたが帰りは苦労した。なめて登ったのがいけなかった。今年は、アイゼンとピッケルを用意する。

 


大山 振り子沢 山スキー

2014年04月09日 | Weblog

 4月に入っても大山はまだかなりの雪がある。最近、降った雪のせいだがおかげでしばらく山スキーは楽しめそうです。出雲の妹尾さんを誘い、テント泊で山の雰囲気を楽しみながら振り子沢へ行くことにした。前日7日(月)は、下見がてらにキリン峠を回り込み、槍尾根末端下部まで行ってみる

 

  雪はしっかりあるのだが柔らかい。

 

  腐れ雪で得意のテレマークも・・・。

 

 この日は、はや目に引き揚げて鏡ヶ成で風呂に入る。テントは、鍵掛峠の駐車場に張ることにした。午前中は、裏大山スキー場前の道路は閉鎖状態だったが、午後から解除され鍵掛峠まで車が入るようになった。

 夕刻、遅くまで絵描きさんが南壁のスケッチをしておられた。

 翌8日(火)、快晴。7時30分、健康の森前よりスタート。今日は、長丁場になる。

   

  昨日の跡です。パラパラと人が入ったあとがありました。

  

  鳥越峠が近い。

 

 鳥越峠でシールを外して、地獄谷まで滑り込む。今日も、雪の状態は良くない。

 

 

 駐車場から4時間近く掛けて、振子沢上部まで。大変にくたびれました。

 

 後から誰かが登って来ます。しばらくは時間が掛かるだろうと思っていたら、えらいスピードで「アッ」というまに登り切りました。

 

 岡山のテレマーカーたちでした。早々と滑り下る。

 

 少し遅れて、我々も。帰りははやいものです。駒鳥小屋の下からツボ足で鳥越峠まで。トレースがあったので幾分歩きやすかった。

 

  山スキーというのは、ほとんどが歩きだということを実感した一日でした。

 ザラメ雪を期待していたが、最近降った雪が溶けだしていて板の回転は良くなかった。もうしばらくすれば、ザラメ雪になることでしょう。しかし、好天続きで雪の溶けるのは早いです。

 

 

 

 

 

 


大山桝水正面A沢・B沢の滑降 4月1日、2日

2014年04月01日 | Weblog

 最近耳にしたコースを滑る。桝水正面登山道の横手に2本の雪の着いた沢が見える。これがそうなのだがまだ滑ったことはないので早速出かける。 

  

 下の写真は、博労座からのものだから、目指すスキーコースは右端にちょっと見えるだけ。

 

    9時に南光河原駐車場をスタート。ザラメ状態となった夏道を登る。7号沢はまだ雪がある。

 

 先般登った上宝珠尾根の雪はだいぶ溶けたようです。屏風岩の麓あたりは落石が始まっているらしい。

 

 草鳴社ケルンのすぐ下の沢はおもしろそうだけど今日はとりあえず頂上まで。

 

 春の登山日よりといった感じでどこかのびりしている。写真の2名は、キックステップで楽しそうに7号沢を下って行った。

 

 8合目付近から、桝水側をのぞいて見るに、下の方がよく見えない。雪が続いているやら切れているのやら。滑ってみないとわからない。

 

 頂上からここまでは立派な雪原が続いている。このあたりは、今まであまり滑っていない所だ。

 

 とりあえず頂上へ。

 

 しばらく休んでから、足慣らしに大の沢をのぞいて見る。落石が始まっていました。

 いよいよスタート。まず桝水側の正面登山道あたりに向かって滑る。緩やかではあるがな滑り心地は最高です。広々とした大山山頂からのスキーを存分に味わう。久しぶりに味わう山スキーの醍醐味です。

 

 桝水側から見ると正面登山道の左手に2本の沢(?)がみえるが、今日は右手側(桝水側A沢)を途中まで滑り左の沢(B沢)へ移動した。。下の写真は、翌日写したものです。

  

まず今日はA沢に入る。 斜度が幾分きつくなるがザラメ状態なので板の回転はすこぶる良い。

 

 しばらく滑るとこのコースの下部が見えて来ます。途中で切れているようです。さらに滑り板を外して偵察する。

 

 やはり下は途中で切れていました。そのまま下りるか左のB 沢へトラバースするか迷ったが、結局トラバースすることにした。

 写真右手がA沢、左手B沢は上部だけしか見えていません。右端の正面登山道を下山している人がいました。

      

 しばらくは急な斜面が続き気を抜けないがようやく樹林帯に入る。樹木はあるがまばらなので問題なく横手道に出る。

 

  終点です。ここからなら駐車場まで遠くはない。

 

  テレマークで出合いまで。横手道はほぼ水平だけど途中緩やかな下りがあり大変楽をしました。2時頃駐車場着。

         

  おもしろいコースだったので翌日また滑りにいく。  

 4月2日(水) 快晴

 疲れたせいか朝起きが良くない。グズグズしながらもとにかく出かける。今日の目的は、A沢の下部がどうなっているか確かめることと、B沢の滑り口を見ておくことだ。3時間ほど掛けて頂上へ。いつものように足慣らしをしてから頂上をスタートして沢の入り口へ。

   この写真は、B沢の上部です。雪が切れています。板を外せば良いがこの上部はやめる。

 

 A沢の切れ目です。ぎりぎりまですべり板を外して下りる。

  

  上を見上げて。桝水側から見るとこの切れ目が見える。

 

 この斜面も結構斜度がある。振り返った写真です。ここからしばらくすると横手道に出るのだが下部は荒れていた。

 

 

 横手道との出合いは木の折れたものや石や泥で荒れ果てていた。雪崩なのか、土石流によるものなのかよくわからないがひどい状態でした。

 

 ここから、昨日下りて来た地点は結構近い。車まで帰り、桝水側までいって写真を撮る。ついでに、溝口の大山美術館に寄ってコーヒーを飲みながらご主人と山のお話をする。この方は、日本山岳会会員です。窓際に望遠鏡が於いてあって沢の様子など手に取るように見える。皆さん、ぜひ一度は寄ってみてください。おもしろいところです。

  

 

                             

 

 

 

 

 


猿政山 3月28日(金)

2014年03月29日 | Weblog

 大山か猿政山か迷ったが、久しぶりに純粋な山歩きをすることにした。猿政山はもう忘れかけるほどご無沙汰している。そのせいか、道路を間違え横田のおろちループ手前から引き返す。三成町から阿井方面に向かわないと行けないのに・・・。

 阿井の集落を通り過ぎ、可部屋集成館前の道路に入る。以前は、だいぶ奥まで車が入ったのでそのつもりで進んでいたら進めなくなってバックで引き返す。一番奥の民家(空き屋)の前に車を停める。本当の猿政山の駐車場は、もう少し下手にあるのが帰り際に気づいた。

 

  「無断で入るな」とあるがどういうことだろう? れっきとした猿政山駐車場があるのだからここは林道兼登山道ではないか。

 

                   正規登山道とはどこにある?

 

 途中しばし休憩。コンビニで買った水を飲むと妙な味がした。よく見たら、炭酸水でした。しょうがないので、中身は捨てて、雪解け水を汲む。ものすごい勢いで雪解けが進んでいる。

 

                    頂上までは、まだまだだいぶありそうです。

 

       車を停めたあたりの民家がみえます。どうもみな無人のようでした。

 

              尾根から見る猿政山。かなり雪がありそう。

 

   頂上への尾根に近づくほど斜面は急になる。やっとキックで登りました。

  

                頂上は結構な雪が積もっています。

 

        湯川小学校の校歌が彫ってあります。かわいらしい校歌です。

 

     頂上より歩いて来た道が一望できます。この日は、終日良い天気でした。

 

        登りも気を使ったが、下りも大変です。雪は緩んでいました。

 

  林道終点あたりです。とにかく林道は雪に被われています。そして、幾分はまるから歩きづらい。

  

        大体こんな感じです。雪解けにはもう少し時間がかあkりそうです。

 

  テレビドラマの主人公平松長吉の生誕地。アメリカ移民のお話です。

 

 『99年の愛 〜JAPANESE AMERICANS〜』(きゅうじゅうきゅうねんのあい ジャパニーズ・アメリカンズ)は、日本TBSテレビ開局60周年記念として、同局系列で、2010年11月3日 - 11月7日まで5夜連続で放送されたテレビドラマ特別番組である。

 

          これが駐車場です。民家の少し手前にあります。

     

              近寄らないと何が書いてあるかわからない。

 

 猿政山へは、登り3時間、下り2時間といったところ。頂上へ出る間際の雪斜面が急なので苦労した。雪がしまっていたらピッケルが必要でしょう。

 この山は、10年以上のブランクがあったかもしれない。春には田の準備に帰って来られたらしいご夫婦の姿を見かけたがその後どうされたのだろう。過疎、減反、高齢化等等日本の小規模農家の縮図を見る思いでした。

                                        浅茅原主なき宿の桜花心やすくや風に散るらん 恵慶

                                         年年歳歳花相似 歳歳年年人不同 (唐詩選)

  梅も桜もまだ咲いてはいませんでしたが、こんな気分になりました。