山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

平成24年度 200名山・300名山(山伏・七面山)

2012年07月22日 | 200名山・300名山

 夏山シーズン到来。今年の名山行脚を本格的に始める。7月21日(土)、静岡県は安倍川の源流域に聳える山伏(やんぶせ)に向かう。この山に登る為の基地になるのが黄金の里PA、梅ヶ島温泉黄金の湯(054-269-2651)だ。

 松江を朝4時30分に発ち、午後3時到着。温泉で汗を流す前に登山口の下見をする。登山口は、黄金の湯を少しばかり戻った新田の集落に入り、道なりに進む。茶畑の中を進み、少し下ると道は二つに分かれる。右に進むと大谷崩登山口で、左は日陰沢登山口へ。ここから登山口までは近いが、大谷崩へは別荘地を抜けてやや山手に入る感じ。それぞれに駐車場がありポストがある。下見を終えて黄金の里まで帰り温泉に入ろうとしたらタイムアウトでした。残念。

 7月22日(日) 曇り 山伏2013m

 何ということか、今日は朝から雨。霧も出ていやな感じです。登山はあきらめ「温泉の日」にしようかと思い車を移動すると、地元の方らしい登山姿の人が登山支度。聞くと、大光山に登るとのこと。「天気が悪いのに登られますか」と聞くと、「これから良くなるなるから大丈夫です」と言われる。これを聞いて私も吹っ切れ大谷崩登山口へ車を回す

                                    案内図

  

 雨は止んだが山は霧でおおわれていた。カッパズボンにゴム長靴の出で立ちで8時20分スタートする。ゴロゴロ石の散乱する河原に出て「扇の要」らしき地点に着くが、周りは、ガスで何も見えない。左手にざれ場が見え、足跡らしきものが見えたのでそちらだと思い斜面に取り付く。

                              間違えた地点。右が登山道でした。                 

  

 しかし、これは道ではありませんでした。しばらく登るもニッチもサッチも行かなくなり30分くらいウロウロする。いったん引き返そうかと右手にトラバースしたら赤テープ発見。やっと正常なルートに戻りました。 

                                    これが正常な道。

    

 本当に馬鹿な話でアホではないかいなというような間違えでした。10時25分、新窪乗越。後は稜線を辿り頂上へ。他ルートから登ったらしい高校の山岳部らしき団体と出会いました。

                                峠が見えて来ました。

    

                            高校生の登山クラブらしい。頂上にて。

    

                             頂上にあったヤナギランの自生地。

   

                          山小屋近くの案内板 登山口は色々あるようです。

     

 おまけ

                                    日本三大崩れ

     

                                       大谷崩

    

  結局、天候は回復せず雲霧の中の登山となりました。頂上での眺望も山伏の全体像も分からないままひたすら登り下りました。下山後、黄金の湯につかっていたら頂上で出会った生徒たちが入ってきました。私の、だれたような体とは違い、皆さん引き締まった体をしています。昔は、俺もああだったがなあ~。

          タイム:  8時20分       10時25分     11時40分     14時55分

              大谷崩登山口      新窪乗越        頂上         下山     (*30分ほどロスタイムあり)

7月23日(月) 曇り 七面山 1989m  

 昨日、山伏の後「黄金の湯」につかり、汗を流してから次に目指す山七面山に向かう。いったん安倍川沿いに下って東海道に出、今度は富士川沿いに進む。身延町を過ぎて間もなく道の駅「ふるさと工芸館」に着く。ここで車中泊をして、翌朝七面山を目指す。雨畑湖方面に進むと七面山への標識。左折してどんどん進み、表登山道駐車場へ。登山道には、10丁目ごとに標記があり、登る目安になります。大体、10丁が35分くらい掛かります。

                                 表登山道駐車場

       

                       600人の女子高生の信者さんが降りてこられました。

       

 「南無妙法蓮華経」が延々と続く。白装束に身を固めた600名の女子高校生たちが口々に「南無妙法蓮華経」と唱えながら降りてきます。多分、夏の合宿訓練だったのでしょう。

                               奥ノ院 「敬愼院」

     

                             敬愼院随身門展望の図

              有名な展望所です。ここから富士山を望みたかったが、あいにくの曇り空です。

     

                       頂上に着きました。ここからでは眺望なし。

      

 「南無妙法蓮華経」の唱和がしばらく耳から離れませんでした。それにしても、「南無妙法蓮華経」の経文は、唱えやすいようですね。

 「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」「南無妙法蓮華経」

               7時20分に登山口をスタートして、11時頂上。14時10分に下山しました。

 

 

 

 

 

 

 

 


三瓶山 縦走

2012年07月14日 | Weblog

 7月7日(土)、三瓶山  

 梅雨の中休みということで久しぶりに山歩きです。本当は、膝の調子がよくないので、リハビリを兼ねて出かけました。東の原から登山道に入る。ここの道もだいぶん荒れてきた感じがする。入り口に「熊注意」の標識あり。熊を目撃したという情報があったらしいが・・・? しばらく歩くと、牛の糞があちこちに現れてくる。スキー場が閉鎖になってからは放牧をはじめたらしい。今日は、休日なのでリフトも動いていたが早朝なので客は少ない。とりあえず大平山まで登る。

                          左から孫三瓶、子三瓶。右端が親三瓶。 

     

 この写真は、最近新しく購入したカメラのもの。ニコンD3200。レンズは18-200mmのズーム。約2400画素。一枚の写真を作成するにはいいと思うが、ブログ用にはどうだろうか。画素数が多いのでパソコンに負担が掛かり手間ばかり掛かる。

 孫三瓶まで樹林の中を歩く。途中、室ノ内へ降りる道との分かれにぶつかるが真っ直ぐ孫三瓶へ。久しぶりに、孫三瓶から風越(峠)を眺めてみたかったからでもある。

                                                孫三瓶より風越峠

       

                                 左三瓶温泉へ、右室ノ内。

        

     この峠を風が吹き抜けていく様はいい。良く晴れた日、孫三瓶に立って見る風景は何ともいえない。特に、秋はいい。

                                 子三瓶より見る風越(峠)

        

                  

                              男三瓶頂上は賑わっている。      

         最近の登山スタイルは変わってきた。若い人は、半ズボンにタイツ、それにつば広の帽子が目立つ。

                            望遠レンズの威力。粕淵辺りか。              

  

  膝が気になっていたが何とか一周する。三瓶温泉に入り汗を流す。休憩室で休んでうとうとし、大変いい気持ちでした。 

 

 おまけ

  ブログ用のカメラは、もっと画素数の低いほうが使いやすいようだ。コンパクトサイズは軽くていい。作品を作るならべつだが・・・・。

 梅雨明け10日という言葉があるが、認識不足だった。この意味は、梅雨が明けた後の10日間は特異日らしく、好天が続く傾向があるとのことです。私的な理解は、「梅雨が明けてから10日ぐらい経つと山も安定してくるので登山日和となる」でした。今年の梅雨明けは何時になるのだろう。