4月27日
もう半分はあきらめていたカタクリの花・スプリングエフェメラル。それでもとでかける。行先は奥出雲船通山,出雲神話の源流的な山。
いつものように、出雲の妹尾さんと三成町で落ち合い登山口へ。好天気なので人でも多かろうと、駐車場の心配をしたが登山口の込み具合はまだだいぶ余裕があった。
船通山の登山口は島根県側では2つあるが、今日はそのうちの鳥上滝コースに入る。
最近の雨のため水量は多い
途中、下山者(色白の女性だったが、サングラスをかけていたので正体はよくわからない)に頂上の様子を聞くと「まだ大丈夫」とのことで元気も出る。
1時間30分ほどで頂上着。
今年も見事に咲きました
地元山岳会などの努力により一面のお花畑です。数十年前、盗掘にあって荒れていたが完全によみがえった感じ。
出雲市古志保育園の一団 大きなおにぎりで嬉しそう
カタクリもあまりに多すぎるとありがたみがない。それより、幼稚園児たちが登ってきたのには感心びっくり。よく頑張ったと思うが、日ごろの教育・鍛錬の賜物だろう。最近では、なぜか小・中学校での野外体験的な活動は減ってきている感じだが保育園でこのような活動が取り入れられているということは大変いいことです。
昼食を終えて早々と下山する園児たち。引率の先生方、ご苦労さんです。また来なさい。
我々は、この後鯛の巣山のカタクリを見物にもう一座に挑戦。これにはさすがにこたえた。鯛の巣の頂上には、確かにカタクリはあったが、花はすでに終わって、もう種ができていた。ここも、地元の有志達に守られて年々増えていく感じです。
ここのカタクリは、かなり以前、自分が布施の小学校にいた頃、町長さんに資金を提供していただいて取り寄せた球根を植えたものです。花が終わっていたのは残念至極。
いよいよ大型連休に入ります。北の方ではまだ桜や雪だろう。岩木山や八甲田の春スキーが懐かしい。利尻、礼文の自然にも会いたいが、近年少々くたびれ気味。