足慣らしにと大山に登る。途中、山の上部8号目あたりから上に嫌な感じの雲がかかっているのが目に入る。きっと頂上付近は風が強いことだろう。
南光河原の駐車場には意外と車が多い。準備を済ませてスタートしたのは9時30分頃。今年初めて履く靴だが、しばらくはぎこちないのはしょうがない。
2合目までが嫌に長く感じるのはいつものこと。たぶん体が慣れないからだろう。ブナの木が冬の眠りに入り静かにたたずんでいる。時折風がふきぬけて小枝をゆする。
1合目から2号目あたりはブナの林だが今日も本当に森閑としている。一人で歩いていると妙な気がしてくる。ブナの存在感に圧倒されるようだ。2合目を過ぎて3合目、4合目と休まずに登る。
4合目にて だいぶ雪も出てきたが少ない。
豪円山が見える
はるかに甲ケ山が 今年は甲でテントを張らなかったのは少し悔やまれる。
6合目でアイゼンを付けた。今までは冬の大山で登りにアイゼンを付けたことはまずない。訓練を兼ねてそうしていたが、今年はひざがまだ本調子ではないのでそうした。
今日の雪ならキックステップで十分なのだが・・・。
6合目の避難小屋で下山してきた人たちが休んでいた。
6号目あたりから風も強くなり、視界は悪い。とてもカメラを出す暇などなかった。ガスと風の中、何とか頂上小屋につく。
これは小屋の入口。ここでアイゼンを脱ぐ。気温は0度c。暖かだが外は風が強い。
中からの写真。この時誰もいなかったが間もなくして2名の登山者がほぼ同時に登ってきた。
10分ほど休憩し床に入った雪を箒とスコップで掃き出してから下山。トレースを探しながら・・・。
足の状態はそう悪くはないが、やはり違和感があるし時々痛む。稀勢の里ではないが、早めに直したい。本番はまもなくだが間に合うといいが。
次のブログは、来年になります。蝶ケ岳の様子などを贈ります。