今年の干支は戌。そのためだろうか戌と名のつく物は何でも人気者となっている。単なる語呂合わせなのだが、日本人はこういうことに執着する傾向がある。
犬山城は城郭での国宝指定は昭和27年だが何処がどう良いのかよく分からない。ただ、東名高速を走っているとよく目立つ。松江城が国宝指定されたこともあり見ておこうと思った。高速を下りてお城に向かったが、城は近いのに車の混雑が激しくなりなかなか近づかない。駐車場が狭いようで誰も空き待ちの状態だ。市役所の駐車場が提供されていて、城からは少し離れているがここに入れる。
駐車場から10分ほどでお城が見えてくる。人の多いのに驚かされた。お城、神社、お土産などでごったかえしていた。駐車場ではだいぶ待たされたが、城の入り口付近でまた人の列。ここに並ばなくてもまわりみちがあったけど、この時は良く分からなかったのでとにかく並ぶ。「城へ近道」と掲示があった。その内前の様子が見えてきたら、神社に向かっていた。どうも、ここで賽銭をあげてからお城に向かうように仕組まれていた。別に並ぶ必要は無かったということです。
お城の全景 松江城よりだいぶ小さい
調べてみました
天文6年(1537)、織田信長の叔父、織田信康によって木之下城より城郭を移して築いたといわれています。木曽川沿いの小高い山の上に建てられた「後堅固(うしろけんご)の城」で、以後、中山道と木曽街道に通じ、木曽川による交易、政治、経済の要衝として、以後戦国時代の攻防の要となりました
お城から見た様子 正面に並みが広がり後ろは木曽川だ。
正面の方向
大変な人でした
この日は、朝に富士吉田を発ち、浜松で寄り道をしてその後犬山城を見学する。そして、ひたすら車を走らせて東名~名神~中国道とつなぎ途中のPA出車中泊をし昼前に帰松。やれやれでした。