鯛の巣山のカタクリがどうなっているのか久しぶりに見に行く。球根を取り寄せて植えてから、14~5年が経つ。ここに、カタクリを植えたのにはいくらか経緯や事情もあるが割愛する。
阿井を抜ける立派な道が出来ていて、ちょっとまごつく。途中、「鯛の巣山」、「花桃の里」の標識を見る。「花桃の里」の標識はかってはなかったが、いつもこの季節になると登山口手前の集落の小川の辺りに咲き誇る。真っ赤な花が咲き、よく目立つ。桃源郷に来たような気分になる。
そう広い面積ではないが、五~六十本はあるだろうか。
バックは、鯛の巣山
最近、テレビでも紹介があったようです。
今日は、大滝の登山口からスタート。
森閑とした杉林の中、水音を聞きながら歩く。だいぶ登った頃から、ちらちらと春の花々が顔を出す。
スミレ アズマギク
ヒトリシズカ
他には、カタバミの花も多く見られた。約1時間30分ほどで頂上へ。
ちょっとした群落をつくって咲くカタクリ。
群落といえるほどではないにしても、消滅することなく咲いていました。周囲の笹を刈ってやらないと生存競争に負けそうです
良い日和で、のんびりとした頂上。誰も登ってこない。
後ろの展望所にて。可部屋集成館を眼下に。
残雪の頃にスキー登山をした猿政山(中央)。
帰りに見た大万木山。残雪がある。
下山は、コウモリ岩のルートをとる。こちらもきつそうな登り(下り)道が続く。下山して間もなく、この辺りの山の所有者の方に出合いしばらくお話。以前は、この辺りに4~5 軒の家があったそうです。そのため、今でも電気は使えるそうです。
鯛の巣山の麓、自然に恵まれた好環境の地。キャンプ場にでも整備できれば良いのだがと、この地主さんの意向のようだけど一人ではどうしようもないと、嘆いておられた。誰か、協力者でもいないものかと言っておられた。