3日朝、津和野を発ち大神ケ嶽へ向かう。津和野から日原まで帰り、ここから匹見へ出る。匹見から42号線吉賀匹見線を走り途中から三阪八郎林道に入る(ここがポイント)。間もなく大神ケ嶽登山口だ。
すでに車が2台停めてある。登り支度をしていたらもう一台やってきた。
道ははっきりしているからゆっくり登ればいい。この山は、古くからの信仰があった山。修験者たちの修行の場でもあったらしい。石州(石見地方)では、尊崇を集めている山のようです。
途中で、くにびき国体の炬火採火地があった。
登りに要した時間は、1時間もかからなかったが、巌峰の上が頂上だ。修験者はこの岩の上で座禅でもくんだのだろうか。遙かに中国山地の山々が望まれる。
ここから、赤谷山(1181m)まで尾根通しで道がついているので行ってみることにした。ちなみに、大神ケ獄は1177m。
立岩 赤谷山頂上
大神ケ嶽から赤谷山まで40分くらい。紅葉なら時分ならいいコースだろう。帰る途中、3名の登山者が登ってこられた。いずれもお年寄りだったが、皆さん元気そうでした。
この後、明日の目的地であるガクガク山への下見をするため𠮷賀町河津集落へ入る。深谷大橋を渡って長瀬峡沿いに進むと道は二つに分かれる。左に入ると行き止まりで、右に入る。1軒だけ家がありさらに奥に進む。道はあまり良くないが車の通った跡があるので進むと、わさび畑の手入れをしているお年寄りがおられた。ガクガク山への話をしたが、自分は登ったことはないとのこと。この道は営林署がつけたようです。
道は奥の方に伸びているがあまり人が入った様子はない。今日はここまでとして六日市の道の駅まで帰り風呂に入る。
車に帰って明日の作戦を考えて見たが、どうもガクガク山への登山者は珍しいようだ。よほどの山好きが時折登るぐらいだ。川津からの登山記録をネットで見ておいたが、あまり気が進まないので明日は寂地山から尾根経由で行くことにした。
しかし、翌日は雨のため、またまたガクガク山登山は断念。まあ、残りの中国100山のためにこの近くには来ることもあるのであきらめて帰松。途中から雨はやむ。
* 国道や県道、町道等は地図にはっきりしているが、林道は線でしか記入されていない。また、営林署の作った道は地図には出ていないからよほど事情を知っている人にしか分からない。適当な気持ちで山に入ると困ることになりそうです。