山の記憶 (百名山・二百名山・三百名山)

山スキー、その他の山行もあります。

伯耆大山登山 5月19日

2022年05月22日 | 最近の大山

今日は大山の頂上を目指す。

いつもは、大山寺南光河原から夏道を登るのだが今回は元谷経由の行者谷コースを行く。このコースも、南光河原から大神山神社経由で入れるけど自分は豪円山前登山口まで車で行き近くの道路脇に車を置くことにしている。ここだと、駐車場の心配はない。

 ここから元谷へ入る工事用車両の通る道を歩く。以前はこの道路はなくて人の歩く山道のみだったようです。この工事用道路は、主に砂防ダム建設のためにつけられているが、現在では、大山登山道の整備、頂上小屋の建設や周囲の整備事業等のためにも利用されている。

                 僧兵のよせ墓 建武の中興期戦った僧兵の墓 歴史を感じさせられる。

                   

                           この間からの大山

                   

                   下宝珠への分かれ 三鈷峰やユートピア方面へはここから入る

                     

                大山元谷と北壁 いつ見てもいい。若いころ岩登りでなどでよく通った。

                  

             元谷を横切、行者谷コースへ。     ちょっとピンボケで・・・。 行者谷登山口で。

              

 熊はいません。かなり以前に話題になり注意のためのポスターが張られたが、どうも見間違えだったようで今では、熊の話は出ません。しかし、大山ではなぜかこのあたりのことが徹底されていません。

       登山道の整備が進みました。                           5合目着

 

              

行者谷コースは静かでいい。ここまで誰一人出会うこともない。緑の中を静かに歩く。5合目から夏道に合流すると急に登山者も増えてくる。

                            オオカメノキ(ムシカリ)の花

                    

                     頂上小屋 周辺はまだ整備中 時折ヘリも飛んでくるらしい。

                    

                       工事の人も大変だろう。ご苦労さんです。

                    

 頂上小屋で缶ビールを飲む。350mlは600円。いつの頃からか、100円値上がりしていた。

                       

 少しだけ酔った。来た道を元谷へ降りる。途中、イワカガミの花を見つけた。

                   

元谷で山菜を探しながらしばし遊ぶ。コシアブラ ウド等 ウドはだいぶ大きくなっていた。もう10日くらい早かったらよかった。

元谷経由の大山登山もいいものです。帰りに馬喰座の観光協会に立ち寄って大山キャンプ場の情報を得る。下山キャンプ場も豪円山キャンプ場も来年の春までは工事のため閉鎖だそうです。閉鎖期間が長すぎるようだが・・・・。

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大山 地獄谷(振り子沢下部)

2022年05月09日 | ちょっとそこまで

5月8日(日)快晴 

 春は駆け足で過ぎていく。もう少し緩やかであったらと思うが、自然の流れはどうしようもない。諸行無常と言ったところか。つまりは、人生迅速でもある。

      大山寺へ向かう                               大山寺到着

           

                            鍵掛峠より南壁

                  

                   鍵掛峠下の駐車場(木谷登山口)から入るとブナ林が始まる

                  

                        鳥越峠着    ここまで約1時間

                  

                      地獄谷 奥に聳えて見えるのは天狗ケ峰だろう?

                  

                        ここではまだ春がたたずんでいた

                  

        サンカヨウの群落                        純白の花は大山山麓の春を知らせてくれる

             

                            山シャクヤク

                      

                            駒鳥小屋の窓

                      

 緑の風、青い空に白い雲。吹く風は心地よくて・・・。

前回の大山は、4月7日。振り子沢スキーだったが、あれから1月。雪も消えてすっかり様変わりした春の大山。この時期の山は、どこもそうだが本当に気持がいい。やはり春は新たなスタートなのだろう。

 緑したたる薫風を体全体に受けながら山に入る。贅沢な気がする。今日は、下見を兼ねて一人で地獄谷へ。9時に登山口に到着。直前に、どこかの団体さんが大挙してスタートしていた。後でわかったことだが、烏ケ山へ向かったようです。

 いつもは鳥越峠までの登りがしんどいが、今日は荷物も軽くてぶらぶら歩く。途中で先に出発したグループに追いつき、峠では烏に向かう先客に追いついた。挨拶するような雰囲気でもなくてそのまま素通りして地獄谷へ向かうと、また先客に追いつく。ここの下りはちょっと慎重に。

 ルートは途中から左にトラバース気味にたどるのだが、自分はいつものようにまっすぐ沢を目指した。少しばかり残雪もあり、春山らしい気分を味わいながら谷に降りる。

 途中、芽吹いたばかりのウドを見つけた。谷にではサンカヨウや山シャクヤクがお出迎えだ。山菜となるタキナ、イラクサの若芽などが顔をだしている。フキトウまで見つけた。

 地獄谷の名前とは裏腹に、桃源郷の感がする。水音を聞きながら昼食を摂る。少しばかり山菜を採って駒鳥小屋まで行くと・・・。

 写真にあるように窓ガラスの穴が開いている。多分、ピッケルのピックでやったのだろうが、どうしたものだろう。確か3月に来たときはこんなことはなかったように思うが・・・。入口が雪に覆われて入れないから、窓を壊して入ったのか?

 帰りはさすがにくたびれたが、3時に車まで帰り着き、4時過ぎに我が家着。今日もよく遊んだ(あるいた)。

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春の船通山 

2022年05月05日 | ちょっとそこまで

 好天に恵まれた連休。カタクリの花に会いに奥出雲の船通山へ行く。3月にスキーを担いで登っているが、あれから約2月が経過している。

               これは3月7日                      これは5月3日(花は終わっていた)

                       

 我が家から、船通山の頂上まで約3時間ほどだ。途中大東町のコンビニで朝食・昼食を仕入れ仁多町~横田町を経て船通山へ。登山口近くにある温泉旅館は車で大混雑。コロナなどどこ吹く風といったところだ。

 我が家を7時前にスタートして8時ちょっと過ぎに登山口の駐車場着。今日は先着も多い。すぐにスタートする。

                         緑いっぱいの山道

                    

                       緒上まで40分。ここまで30分くらいか?

                  

                          せわしい流れは春を感じさせる

                      

                       スミレに交じって咲く一輪草

                 

 途中下山者から頂上の様子を聞く。カタクリの花はすでに盛りを過ぎてしまっているとのこと。自分は、まだ早いかと思っていたのだが勘違いをしていました。後でしらべたところ、例年、4月中頃が盛りのようです。北陸や東北では連休の頃がちょうどいいようです。

                     それでも山陰に名残花がいくつか・・・。

                  

                    

山陰地方のカタクリの春は過ぎてしまった。残念だけどまた来年だ。穏やかな緑いっぱいの山を歩けただけでも良しとしないといけない。

 そろそろ、大山地獄谷が待っている。

 

  

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