年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

近頃耳に入るのに

2017-05-25 00:00:00 | Weblog
 明日のお喋り会のことを考える。と云ってもネタはいつもの貧しいお話のこと。

 雇用市場がどうだ、仕事探しはどうだ、再犯はするなよ、犯罪を二度と犯さないためにどうする・・などのことをA4用紙に10数枚まとめてまことしやかに?しゃべることとなる。
 有効求人倍率も昨今1.45倍となり0.02ポイント上昇・・などと好循環を囁いている。さらに直近の動きを見る当月だけの新規受付求人と新規受付求職者数の新規求人倍率が2.13倍で先行きも雇用市場は明るい展望を示すかのようである。

 でも、私の自分の耳に入るのに、人がいないので世話をしてくれ、早くしてくれなどの人集めのことをお願いされることが立て続けにあったりすることが、確かに会社側の人の需要と仕事を探す人の供給側のバランスは厚労省発表の有効求人倍率のポイント上昇を裏付けてはいると思う。でも・・反面雇用側のとんでもない労務管理の問題なども同時に耳にすると、・・チョットチョット待ってよ・・などと思いたくもなる。

 企業側の働く人へのみずみずしさが失われている。硬質的・画一的で従業員の人間的な柔らかさがなくなっているように映る。これは、かつて20世紀の機械文明を批判したチャーリー・チャップリンの映画「モダン・タイムズ」を思い出させる。人間が生み出した文明は人間の生活を豊かにするはずのものなのに、20世紀の機械文明は、人間が機械を使うのではなく、人間が機械に使われると言う、かえって人間の生活を惨めなものにしている。そんなメッセージが込められた映画であった。人間には飢えをしのぐことよりも大事なことがある。それは人との絆だ、というメッセージが深く伝わってくるものであったと思う。

 近頃耳に入って来るのに雇われる会社そのものが機械的になっている、といものが多い。豊かな生活をするために仕事に向かっているのにかかわらず豊かさを喪失させる装置のような会社の数が・・・人と人との絆を断ち切ってくれるような仕事の在り方とそれを進める人たち・・顔は普通でも心は鬼のような人が群れているような・・・。

 そんなことより明日のネタを仕込まなければならない。のに・・出所者の再就職先の協力雇用事業主を増やすためにどうするかのこと・・・事情を知らない刑務所職員さんと長々と作戦をねる時間が続いた。いつも雇用契約書に記されている〇〇時~〇〇時の就業時間を遵守しないのは自分の方でもある。さっさと帰りゃいいものを。
 

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