年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

香山リカ

2007-12-11 00:00:00 | Weblog
2007/12/11 (Tue) 香山リカ

 本日の夕学講座は香山リカである。精神科医香山先生の著書は非常に多く出回っており今夜のお題が「生き延びるための心理学」と記されていたので自分が生き延びるための試験紙に成るかも知れぬ、などと期待を寄せて聞くことにした。しかし、彼女は私にとって、耳で聞くより活字を通して読む方が理解しやすい人であると感じた。話し方に抑揚がなく聞くのがちょっとしんどい、まどろっこしい感じがする。メディアによく登場するその筋では著名な芸能人っぽい感じがした。でもなるほどと思わせた個所がある。かつて私は、日本心理学会会長の國分康孝先生からはアメリカプラグマティズム的に日本でカウンセリングをやってもちょっと違うのではないか、むしろ日本においてのカウンセリングは日本型の哲学が必要である、と国際会議場での講演でお聞きしたことがある。今夜の香山先生も今まで私たちが教わったカウンセリング技術の一つである傾聴について、「ウツ」は励ますことがタブー視されていたけれども、臨床現場からは「○○○ができるくらいであれば△△△くらいしてもいいんじゃないの」と指示する方がよい、と話していた。また職業能力開発の木村周先生もある程度は指示しても良いとお聞きしたことがある。三人の共通項目は指示することの是非であろうがお三人とも、ある程度はOKだと言ったことが注目される。

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