ジャーナル

　朝のTVニュースを妻と子供と3人で食事をしながら見ていると、思わず笑ってしまった。介護の現場で苦戦している妻のことだから、余計に理解できるのかもしれない。要支援の5段階評価・要介護の5段階評価について、私達の人生は、小学校から常に5段階評価によって自分の居場所を確認することから始まり、介護を受ける年齢に達して、またもや5段階評価を受けなければならない現実に笑ってしまった。通知表のオール5の人の最後は、やっぱり要介護5くらいまでは行くのだろうか、と思うとなんだかおかしい。
　本屋にぶらっと入ると朝日ジャーナルがあった。20才前後によく読んだので懐かしかった。10何年か振りの復刻らしい、この雑誌は、今の世の中は、おかしいときちんと言ってくれるところがいい。政治の機能不全、官僚の不正、企業の不正表示、年金問題やら非正規雇用問題などあげればきりがない。ないにもかかわらず個々の意見は怒っているのに塊・集団での怒りがない。なんでだろう・・・そのようなことをきちんと取り上げてくれてたのがこの雑誌であった。