今日は、いつもの山の会のメンバーが集まって今年1年の猛反省会をやると決めたのは、ヒマな時間が最も多かった銀行OBのSさんと、今年の初めに就職したもののやっぱり長続きせず、わずか7ヶ月でまたまた辞めて、求職活動をしていたHさんの二人。今年は4人そろって登山をしたことはなかったけれど、1回だけ4人そろって元旦に裏山に行き初日の出を見る機会があった。結局雲に覆われて見ることができなかったように思う。メンバー4人が顔を合わせたのは元旦のみである。しかし、SさんとHさんは、今年2回どこかの山に行き私とIさんは大三島の鷲ヶ頭山に行ったのみである。数年前には、いつもワイワイ言いながら、どこかの山に行ったことがうそのようである。その理由も、しんどいところに行くのは止めようよ、とみんなが言い始めたからである。歩行時間片道1時間30分を限度とすること、途中政治経済関係、老い先の個人的問題、はたまた家庭の諸問題など議論すべき話に興が乗ってくるとそこら辺りに腰をおろし、おしゃべりすることのほうが、山頂に立つことより優先する・・・などと暗黙の了解がある。つまり疲れることをするより、ゆるやかな時間を過ごす方が身体のためにいいのではないか、などの意見である。だから今までの山行でも4人の話の花が満開に咲き始めると、山頂ルートの途中での渓谷の大きな岩の上に座り込みせせらぎを聞きながら、馬鹿話に時間を費やし、結局そこでお弁当を食べお茶を飲み、じゃ帰ろうよ、などといったことが何回かあった。で、今夜はその延長戦である。
慌てて いつもの店に予約を入れると、満席です・・と断られた。じゃ私がちょくちょく行っているベトナム料理を出す、ハノイカフェでやることにした。カウンターに座り、今年の反省。まずSさんは、今年は公民館の役が忙しかったようでそれに縛られた1年であったと、次の県職業訓練校校長のIさんは、仕事自体はヒマでヒマでしょうがない、仕事自体はベテランの職員に任せていて、校長室ではコーヒー飲むことのほうが多い・・・などと云う。Hさんは今月からまたまた福祉施設での送迎車の仕事が見つかり先日から出勤しているんだと、報告があった。とりあえず、来年は一緒に山行をしようと決めた。行き先は、Iさんが狙っている里山にしよう、となった。有名でもないただ単に裏にある山を見つけて登ろうよ、と吾が山の会は方針を決めた。そして私が追いかけているどこかの小島の最高峰にも行ってもらうつもりである。