年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

なかなか思い通りにはいかない

2012-09-07 17:47:12 | Weblog
 バルーンを入れて喉の拡張をすることが今日の手術である。このために妻は休みを取り病院に詰めることにした。私は午前中は、すぐそばにある松山刑務所において近く仮釈放される受刑者12人に対しての就職講話があり、12時にそれを終えればすぐ病院へ行く手はずにしていた。午前中に内視鏡を喉に入れて詰まっている食事カスをバキュウムし掃除をしたうえで風船を膨らませて喉の拡幅を行い、それが終わるのが午前中で済むだろうから、午後にはさっさと病院から連れて帰ることにすれば、母親も通常の食事を摂ることができるようになりそれでうまくゆくだろう・・そうすれば昨日と一昨日と夜弟の家に行っていたけれど弟の面倒はお役御免となるだろう・・・などと考えていた。 
                                            
 結果は母親の粘りにより医師を説き伏せて退院させてもらうことになったが・・・実はのどの拡幅術はできなかったらしい・医師の説明によるとかろうじて水が通る隙間を確保したが拡げてはいないのでスープのようなものしかのどに通らないとのこと。しかし幾分かのどに隙間ができたからそれで様子を見ることにして、次週再度バルーンを入れるとのことである。
    
 都合2泊3日の入院となったが、いつものくせで母親は医師や看護師を孫のように話しかけている。担当医師には、医者の不用心不摂生のことで孫に話しかけるがごとく、きちんとご飯を食べないといけないとか睡眠をきちんと取っているかとか逆問診をしたり、挙句の果て先生のような美男子はナイフのような(メスのこと)危ない道具を持つ仕事より俳優に向いている、などと持ち上げ、若くてかわいい看護師には、あなたは美人やね~などと持ち上げて笑いを誘うことしばしである。そこでコミュニケーションが取れたところで医師に帰らせてくれ・・などと強く要望した・・らしいことを聞いた。エエ加減な子のエエ加減な親ではある。