年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

氷の世界

2011-12-07 00:00:00 | Weblog
 たしか、秋田の農民作家・むのたけじさんの「たいまつ」に書かれていたと記憶している。少々寒い気温であろうとも、さらに気温の低い所で身体を慣らしていると温かく感じる、という話。確かに-50℃の場所で生活していると-30℃になると温かく感じることは理屈ではわかる。しかし自分は、寒い季節のほうが好きであるが、保温対策に難儀しておる。 

 作家・椎名誠さんも推薦する本、「マイナス50℃の世界」・米原万里を読む。
 今日の天気予報を見ていると、今日の最高気温は10℃になるとか、昨日に比べると1℃低いとかアナウンサーが言ってくれる。お~今日も冷えるなぁ・・などと思うも、北のほうはさらに低く、一けたの温度である。それではもっと寒い地方で暮らす人たちは、凍てつく所でどのような暮らしをしているのだろうか、と興味を持った次第。場所はロシアのヤクーツク市の日常生活をルポした内容で、-21℃は暖かい日であるらしい。人の身体は零下になっても調節が出来るようになっているのに驚く。自分など、冬山においてmont-bell登山グローブで両手をガードしているにもかかわらず-5℃でも手がしびれてしまうのに、今日の気温は-54℃です…などと発表されると、全身が凍りつきそうである。