年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

快復

2011-12-01 00:00:00 | Weblog
 昨夜は11時間も寝たおかげで、身体の調子も少しはよくなった。妻からも、アレ~鼻声が治ってよくなったね~などと言ってくれる。どうも年を重ねることは、気温の変化に上手く身体が適応してくれなくて悲鳴を上げることに現われているのかもしれない。このPCの向こうに見えるモチノキでさえ気温が下がり始めると赤い実をつけ、そして旧い葉っぱを落として身を守るかのようにしているし、その向こうに見える大きなポプラの木の下にも黄色く色づいた葉っぱを辺り一面に落とし、冬支度を上手くやっている、そして梢に止まる鳥も、ふさふさした毛を夏より余計に身にまとうようにして自然の移り変わりに適応しているのに、自分だけは上手く適応していないのだろうか。

 弓道部にいたI君の葬式があった、と水処理会社のT君から連絡があった。同級生が6人しか出席していなくて、寂しいお葬式だったと沈んだ声で話し掛けてきた。2年前の同級会の際、鉄道会社役員のS君に準備してもらった大街道の会館5階で同じテーブルに座り、仲間で盛り上がった話題は、高校時代の好きだった人の話。I君はダンス部の○○さんが大好きで今も大好きであると話してくれた。思いつづけて50年足らずになる。二人は一緒になることはなかったけれど、現在お互い夫婦どうし家族同士でお付き合いをしているんだと、楽しそうに披露してくれた。選手として国体まで試合に行き弓矢を引いたI君であったけれど、生きざまの的を外してはいなかったと、同じテーブルについた皆で喜んだことが、つい昨日のように思い出される。I君は昨年9月に倒れて、その後治療をしていたとか、やはり胃がんには勝つことが出来なかった、とT君が寂しい声で伝えてきた。
 
 今日から12月、昨日まで見ていたカレンダーをめくり破ると、次にめくる紙がなくなった。