年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

Struggle

2004-12-02 00:00:00 | Weblog
2004/12/2 (Thu) Struggle

 本を買ってきて欲しいと下の子供からの頼みで夜の9時に本屋に行って来た。すると昼間と変わらないほど人がいるではないか、少しびっくりした。こんな寒い夜は家で酒でも飲むか居酒屋で御託を並べるかあるいは真面目に風呂に入ってTVなど見ながら家族団欒を決めこむかでもすれば良いものの一人静かに本屋に佇む父さん風情の侘しく雑誌に群がる姿なぞはニッポンの正しい父さんとはイメージが違う感じがする。また,塾帰りだと思われる中学生が9時過ぎまで参考書を求めて店内をウロウロするにいたっては,ハイ,今日の勉強はこれで終わりにしようよと言いたくなる。ちょうど立ち読みをしていた瀬戸内寂聴さんの本に,勉強の良く出来る子より心優しい子を目指しなさいなどと書かれてある文を読むにつけウロウロ中学生に是非読んでもらいたいと思う。
 昼間は若い人の悩みをたくさん聴いた。私には何もすることが出来ない問題だ。アドバイスは出来ても導く有効な手立てを生憎持ち合わせてはいない。だからせいぜい一生懸命に聴いてあげることしか出来ないのである。その問題の一つに心の葛藤を私にぶつけてきた人がいた。辞書を引っ張り出して眺めていると葛藤するSTRUGGLEの意味には前に進む意味のFORWARDが含まれていることが判り納得した様子であった。