暘州通信

日本の山車

玉依姫 様(九四)  氏族と古墳

2013年03月09日 | 日本の山車
玉依姫 様(九四)  氏族と古墳

 仮説が続きます。
 すでに述べましたが、日本には各地に「日氏の痕跡」が残されています。
 【火は日の子、赤い色は日の象徴】であり、火山は日をもっとも身近に感じることのできる存在で、辰砂(硫化水銀)は【赤色】を氏族のものとして所有できる存在だったはずです。そして、硫化水銀は、河川において採集され、これを産する川が【丹生川】だったと考えられます。丹生川と名づけられた川は、滋賀県湖北にあり、長浜市余呉町を流れ、岐阜県北部には北アルプス・乗鞍岳より流れる丹生川村(現高山市)。奈良県吉野郡東吉野村に鎮座する【丹生川上神社(上社、中社、下社)】があり、往古は、祭神として、ニウツヒメノミコト(丹生都比賣)が祀られていたはずです。和歌山県伊都郡かつらぎ町の丹生都比賣神社の祭神でもあり、弘法大師・空海が高野山・金剛峯寺(こんごうぶじ)を開基した理由のひとつに挙げられます。
□参考
次を参考にさせていただきました。
・箱根 大涌谷
 http://blogs.yahoo.co.jp/today_kids/55045354.html
・筑波山と山ガール
 http://blogs.yahoo.co.jp/sunekotanpako/33457394.html
・【立ち寄り湯・群馬県林温泉】 かたくりの湯、林共同浴場@林温泉、かたくりの湯源泉、ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
 http://blogs.yahoo.co.jp/nyohohooon/58271150.html
・箱根2日目!前半(箱根神社→大涌谷)
 http://blogs.yahoo.co.jp/morir_es_vivir_ym/35972222.html
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玉依姫 様(九三) 氏族と古墳

2013年03月09日 | 日本の山車
玉依姫 様(九三) 氏族と古墳

 仮説が続きます。
 元に戻りまして、日本の古代氏族について私見を概説します。北から南下したと考えられる縄文人(おそらくアイヌ)、東南アジア、沖縄方面の西方からの北上人、中国、朝鮮からの南下人、これにこれら以外からの渡来人があったことも知られていますが、これらの渡来人が融合した氏族が集合したのが、おそらく九州中南部。ここに
「天をもって兄となし、日をもって弟となす」氏族の集落ができたと推定されます。この氏族を、これまで【日氏(仮称)】としてきましたがここからはこの「仮称」を省略します。 
 端的に言って、
 縄文人(おそらくアイヌ)ー日氏ー海神系・綿津見氏(伴、カモ氏)ー宗像氏(伴、秦氏)ー出雲氏(伴、諏訪氏)…大和政権(皇室)が古代の氏族の大きな変遷……流れ……といえるのではないかと考えられます。
 そしてそれらは階層的な支配関係を構成しながらその末裔らが複雑に絡み合っていると考えられます。
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玉依姫 様(九二) 氏族と古墳

2013年03月09日 | 日本の山車
玉依姫 様(九二) 氏族と古墳

 仮説が続きます。
 【アノウ氏】は、穴穂、穴太などの表記があり、奈良県五條市の【賀名生・あのう】は傾斜地に植栽されるみごとな梅林で知られます。緑蕚(りょくがく)の花が多くとても清楚な感じがします。いまごろはおそらく満開で、一帯は、さぞ馥郁たる香りに包つつまれていることでしょう。
 三重県の鈴鹿東山麓に【員弁・いなべ】がありますが、【斐太の工】の一族が居住した、猪名氏にかかわりがあります。長崎県対馬に【稲と猪名の伝承】があり、鶴が稲穂を咥えて日本に伝えたとあります。【稲】は訓よみ漢音の【とう】ではなく、稲光(いなびかり)、稲穂(いなほ)などとよばれるように、古くは【稲は、いな】だったかもしれません。
陸稲のことを「おかぼ」といいますが、これは稲穂の「ほ」にかかる古語で、そうめんでも名高い兵庫県の【揖保・いぼ】は、稲が実る様子を示す「結穂・ゆいほ」ではないかとの説があります。
 三重県の員弁も、近隣には、穴太、平群があり往古は共存関係にあったと推定されます。平群氏は、大阪府と奈良県の境にある生駒山の東部に【平群・へぐり】があります。この地名はご当地千葉県にもありますね。平群氏は、武内宿禰の後裔を名乗る、古代の豪族ですが、房総の平群氏は大和、鈴鹿員弁に続くもので、房総に定着したのは、阿波氏(忌部氏)に先立つ日氏・香取、鹿島との関連がうかがわれます。房総は優れた山車囃子が数々知られ、佐原、大杉、また、葛西囃子で知られる、金町香取明神(現在は東京都)の【和歌囃子】は、【神官、能勢環・のせたまき】が伝えたといわれ、現在は「若囃子、馬鹿囃子」とよばれ関東の山車囃子を代表する曲のひとつになっています。【平群囃子】の名調子もそのひとつで、各地の祭礼でその系統を引くお囃子が演奏されています。
□参考
次を参考にさせていただきました。
・奈良 春日山遊歩道散策  春日大社の一の鳥居を抜け 片岡梅林を通り 飛火野に出ると人だかりがあった。 『鹿寄せ』が始まろうとしていた……
 まじす太のブログ ブログ始めました!
 http://blogs.yahoo.co.jp/keinjibambooshoot
・ヤマト王権発生仮説(1)-農耕族の移民
 ヤマト王権発生について考える場合、当然、その発生前史から考える必要があります。
 http://blogs.yahoo.co.jp/kamitukeno_k/58328649.html
・金澤翔子:第十八回泰書展へ出展  (於:上野の森美術館)
 翔子さんは、第13回(平成18年 雨曼荼羅華 を出展)以来、お母さん共々毎年展示されます
 http://blogs.yahoo.co.jp/noritake_wj/folder/422467.html
・瀬織津姫伝播の様相 I
 懐かしき東方の地 神社・日本神話・東方などについてのブログ
 http://blogs.yahoo.co.jp/shrinemaiden1111/7330787.html
・東日本(前方後方墳)・西日本(前方後円墳)の対照的な現象 
 前方後方墳の分布の中心は圧倒的に東日本にあり、地域を代表する首長墓の墳丘形式として用いられている
 http://blogs.yahoo.co.jp/miyamoto83885/folder/597778.html
・いずれに正義があるか、公正に判断し判決するのが裁判官です  良心のかけらも、正義感のかけらもないのです
 裁判官の不正行為による違法な判決・決定を告発する!!
 「別学を自由に選択する権利」は憲法13条・教育基本法によって保障されている
 http://blogs.yahoo.co.jp/fgpsdaebmn
・御囃子の練習
 http://blogs.yahoo.co.jp/taharanajimi/27224816.html
・七人囃子・・・・ww
 http://blogs.yahoo.co.jp/hanamaru2224/56920532.html
・船橋囃子保存会「新規会員募集」
 http://blogs.yahoo.co.jp/a169a1203/21891855.html
・江戸囃子~駒留八幡神社祭礼~
 http://blogs.yahoo.co.jp/rabbitikuko/45675397.html
・囃子言葉
 http://blogs.yahoo.co.jp/leg1723/44936750.html

地域を特定しやすくするため行政コード番号は変更せず、従前のままです。
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