暘州通信

日本の山車

00626 市方神社祭

2008年08月08日 | 日本の山車
00626 市方神社祭
神奈川県小田原市荻窪七五五
市方神社
□祭は十月中旬
□汎論
山車は天保年間の建造と伝える古い山車。二層式で、棟が高い。車は四輪で、基臺の内にある内車。前輪はやや小さく、少し狭まる。大きな唐破風の屋根は山車全体を覆い、上臺は白の丸堤燈が三段にかけられる。下臺は無地紫地の大幕で飾られる。当地方には各地で単層式、素木造の山車(屋臺)が見られるが、旧態をのこす貴重な祖形を保っている。