よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

焼岳登山−1ー

2021-10-12 11:25:59 | 旅行
京都のテラさんで「しぜんをかたちに」と題して9月25日から10日間の三人展をしていた。
そこはネットが繋がっておらず帰山後にブログを書いたが、その記事が行方不明となり、今に至ってしまった。

展覧会の最後の日に愛宕山登山をし、帰宅後の畑仕事、慌ただしく焼岳登山を8日から2泊3日仲間三人と登ってきた。
展覧会ではいろいろな発見や出会いがあり、やはりこれからも展覧会をしようと思いになって帰ってきた。
そのことはまた折りに触れて書きたいと思う。

今日はフレッシュなところの山のことを書きたい。
甲府育ちで若い頃から山に親しんできた私は父の連れて行ってくれた鳳凰三山の満天の星に魅せられ山を始めた。
南アルプスを始め、北アルプスの3000メートル級の山々を登り詰めた。
そこで唯一残っていたのが焼岳だった。もう忘れていた頃に仲間から誘いがあり、二つ返事で参加させてもらった。

ほとんど予備知識もなく、全てを仲間に委ね、私は歩くだけと言う呑気な山旅だった。
予定では8月だったのがコロナもあり今回の決行となった。
それが天候と紅葉に恵まれ、記憶に残るほどの素晴らしい山となった。



宿からの朝焼け

それまでは山小屋泊まりだったのが、今回は中の湯温泉のホテルでの宿泊、しかも気心が知れている仲間との山は全てのものが輝いている。
自分の足に自信があった訳ではないが、景色を楽しみながらの行程だったので若い二人の後に続くことができた。
いつも不思議に感じている、それはこの1歩が頂上に至ると言うこと。
喘ぎ喘ぎの一歩でも、続けることで到達することが私にはいつも不思議に思えてしまう。



宿からの穂高連峰

焼岳の登山を少しでも味わってください。
これから登り始めます。

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