行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ジョウビタキ♀

2016-11-19 20:00:17 | 
11月になり、
いろんな場所にジョウビタキの雌の姿を撮りました。


今年は10月24日、
初姿を確認したジョウビタキ、
テレビのアンテナにとまり、鳴き声をあげていました。


公園を散歩中、鳴き声をしたあたりを探して見ると
素敵な街灯にジョウビタキの雌の姿、
なにかをくわえています。


ヒタキ科ジョウビタキ、
通常昆虫やクモ類などを捕食しますが
木の実など植物も食べます。


秋に日本全国に渡来するジョウビタキ、
人里や都市部の公園などでもよく見られる身近な冬鳥、
顔面が黒い雄は厳つく見えますが雌は可愛らしい姿です。


木にもとまります。


校庭の隅にも。


多摩川の渓流にもジョウビタキの雌。
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キセキレイ

2016-11-18 20:00:42 | 
主に渓流などの水辺に棲息するキセキレイですが
林縁の樹にとまり、ポーズをとってくれました(11/6)。


キセキレイが樹にいるのは初めて見ます。
黄色が緑でよく映えてます。


上向きの姿よいポーズです。
薄暗い林縁で逆光、
ISO感度をほぼいっぱいにあげて、
露出、シャッタースビードをかせぎました。


夏季は渓流沿いなどに好んで棲み、
冬になると暖地へ移動し、
市街地の水辺にも観察できます。
散歩道の小さな流れにもキセキレイを見つけました(11/12)。


ハクセキレイにくらべるとかなり警戒心が強く、
一定距離以上近づくと直ぐに逃げられてしまいます。
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樹の紅い果実

2016-11-17 20:00:01 | 花,植物
秋は紅い果実が目をひきます。
11月初旬から中旬、
散歩道に写した樹の紅い果実を集めて見ました。


レンプクソウ科ガマズミ。
果実がすっかり熟し、葉も枯色です。


モチノキ科モチノキ属ウメモドキ。
ガマズミとならんで紅い実をつけていました。
樹高はありませんが枝いっぱい、
たわわに実をつけていました。


バラ科リンゴ属ヒメリンゴ。
リンゴに似た小さな紅い果実をたくさんつけていました。
イヌリンゴの別名があります。


ミソハギ科ザクロ属ザクロ。
道に落ちて割れ、
ルビーのような赤色の種子をたくさん見せていました。


クロウメモドキ科ナツメ属ナツメ。
乾燥果実が食用にされ、また生薬としても用いられます。


ミズキ科サンシュユ属サンシュユ。
赤い楕円形の実、
漢方では滋養強壮に効果があるとされ、
果実酒などに利用されています。


マツブサ科サネカズラ属サネカズラ。
樹液を整髪料として利用したところから
美男葛(ビナンカズラ)の名があります。
小さな実が集まり球状となる集合果です。


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モミジバフウの紅葉

2016-11-16 20:00:39 | 風景
街路樹によく使われるモミジバフウ、
フウ科フウ属の落葉高木。
カエデでの仲間はありませんが見事な紅葉を見せてくれます。
アメリカフウとも呼ばれます。


自宅近くの尾根幹線道路のモミジフウ、
いつのまにか美しい紅葉となっていました(11/10)。


そのモミジバフウを
歩道橋の上から望遠レンズで、
少し離れている背景のマンションが直ぐ近くにあるように見えます。


特に赤みのある部分を探して、
これも歩道橋の上から望遠レンズで。
イロハモミジとは少し違った紅葉色です。


多摩ニュータウンを走る尾根幹線道、
ここから下って調布の街、
さらにその向こうには都心のビル群が見えます。


モミジバフウをはさんでの歩道、
そこに自転車が来るのを待って一枚、
ここは自転車通行も可です。


同じ樹の葉、
紅褐色、紅色、黄色、黄緑、緑色とモザイクのよう、
色が重なるも紅葉の魅力です。
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リュウノウギクなど野菊

2016-11-15 20:00:07 | 花,植物
11月3日、散歩コースの一つ、
例年、リュウノウギクの見られる山道を歩いて見ました。
開発のせいでしょうか、
個体数がずいぶん減少しているように思われます。

そのリュウノウギクと
10月下旬に写したユウガギク、ヤマシロギク、
ノコンギク、カントウヨメナそしてシロヨメナと他の野菊を並べて見ました。


リュウノウギク(竜脳菊)、
キク科キク属の多年草、
低山の森林周辺の切り通しや崖地に見られることの多い、
いわゆる野菊の1種です。


ヨメナやノコンギクなどに比べて遅く、
秋遅くに花をつける野菊です。
葉や花の形状、キクによく似ています。


真ん中の管状花は黄色、
外側の白い舌状花は楕円形でヨメナなどより丸みがあります。


ユウガギク。
盛夏からずっと咲き続けており、
花期のずいぶん長いキク科ヨメナ属の野菊です。


ヤマシロギク。
キク科シオン属の野菊、
イナカギクとも呼ばれます。


キク科シオン属ノコンギク。
よく見かける野菊の1つ、
種内の変異が大きく、
同種とされるものでも見かけのかなり異なるものがあり、
判別に迷います。


キク科ヨメナ属カントウヨメナ。
ノコンギクに似ていますが、
「ノコンギクが先端で分枝し多数の花が付くのに対し、
カントウヨメナはあまり枝分かれせず、花数が少ない」
そんなところが見分方のポイントの一つのようです。


シロヨメナ。
舌状花は白色だけ、
ヨメナに似ていて白花なのでシロヨメナですが、
キク科シオン属の野菊です。
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多摩川酒造めぐり

2016-11-14 20:00:36 | 風景
多摩川沿いをゆっくり歩き
写真を楽しむ会、
今回は福生から拝島あたりを
多摩川近くの酒造2軒を軸に歩きました(11/4)。


福生駅から先ず最初の目的地、田村酒造へ。
200年の歴史、伝統のある老舗です。
この春、天皇陛下も見学に訪れたとのこと、
門の前につくと、蔵から真っ白な煙、
ちょうど酒米を蒸しているところでした。
煙の下に入るとお米の甘い香が漂ってきます。


レンガ造りの煙突、
イギリス積みとフランス積みの両方で積まれた
美しい姿の造り酒屋の煙突です。
今は使われていませんが
この酒造のシンボルとして残されています。


水車小屋と脇蔵、
これは昭和前半の建築、
玉川上水からの分水で水車を回し、
精米や発電を行っていたとのこと、
分水は今でも敷地内を流れ、小魚が泳ぎまわっていました。


酒林(杉玉)、
杉の葉で造った大きな丸い玉です。
新米で新酒ができたら蔵の軒先に新しい青い酒林が吊るされます。
新酒の誕生は11月中旬、
もう間もなくです。
すでに青い新しい酒林が準備されていました。


しばらく土手をゆっくり歩いて
2軒目の酒蔵、石川酒造へ。
白壁で造られた古い建築物が並びます。


石川酒造のシンボルの1つ夫婦欅、
樹齢は400年以上。


敷地内のレストラン「そば処 雑蔵」で昼食。
おいしい手打ちのお蕎麦と天婦羅をいただきました。
せっかく来た酒蔵、まだ昼ですが
ここの山廃仕込み純米酒もいただきました。
まろやかなおいしいお酒でした。






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ウラギンシジミとベニシジミ

2016-11-13 20:00:18 | 昆虫
小春日の一日、
日当たりのよい草木に
ウラギンシジミとベニシジミが暖をとるようにとまっていました。


ウラギンシジミ雄、
夏はいそがしく樹木の周りを
飛びまわっていることが多いウラギンシジミですが
日の光を受けるかのように、
翅を広げて草の葉にとまっていました。


先に暖をとっていたムラサキシジミを追いたて、
アラガシの葉にとまりました。


ムラサキシジミやムラサキツバメと同様に
成虫で越冬するシジミチョウにしては大型の蝶です。


翅裏は銀白色、
ウラギンの名の由来です。


今年はモミジの紅葉はあまり期待できない?
紅ではなく、褐色に紅葉しはじめたオオモミジです。
そこに茶色地にオレンジ色の斑、雄のウラギンシジミがいました。
なぜかこの日に見かけるのは雄だけ、
ちなみに雌の翅表は茶色地に灰白色です。


セイタカアワダチソウにはベニシジミ、
鮮やかな色の競合です。

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ムラサキシジミの雌雄

2016-11-12 20:00:29 | 昆虫
ムラサキシジミ。
昨日掲載のムラサキツバメと同じアラガシの葉に
数匹がときどき翅を広げて、
美しい紫色を見せていました(11/5)。


シミが浮かんだような茶色の翅裏は
ムラサキツバメによく似ているムラサキシジミです。
両者とも成虫で越冬する蝶です。


ムラサキツバメより少し小さく、
尾状突起がありません。


翅を広げたムラサキシジミの雄。
褐色の地に青紫色の輝く、美しい翅表です。
雄は雌に比べ、その青紫色の面積が大きいのです。


同じような場所で翅を広げた雌、
単独でみるとなかなか雌雄の区別が難しいのですが
こうして並べて比較すると
青紫色部分の大きさの違いがわかります。


雄の個体です。
日の当たり方で青紫の色味が変わります。


半分だけ翅を広げたムラサキシジミ、
これも雄です。


これは雌の個体、
何回か見ているうちになんとなく区別がつくようになりました。



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ムラサキツバメの翅色

2016-11-11 20:00:33 | 昆虫
小春日和の一日、
日当たりのよい斜面のアラガシに
ムラサキツバメがやってきて、
全身に日を浴びるかのように翅を広げてくれました。
構造色でしょうか、日の光で翅が光沢色に輝きます。


ムラサキツバメ、
亜熱帯性のチョウ、
温暖化の影響もあり、
関東地方以北にも分布を広げているようです。


近縁のムラサキシジミによく似ていますが
尾状突起があり、少し大きめです。


翅裏も構造色?
緑色が輝く個体がありました。
アラガシのドングリがいつのまにかすっかりいい色となっています。


翅を広げたムラサキツバメ、
全体が深みのある黒褐色に輝いています。
雄の個体です。


これも雄、
翅全体が光沢のある深い紫色です。


完全には翅を開いていませんが
ムラサキツハメ雌です。
翅全面ではなく、オスより狭い面積が紫色、
その紫もオスよりもかなり明るい紫色です。


上とは異なる個体、
こちらも完全には翅を開いてくれませんでした。
雌はどれも同じような紫色に見えるようです。


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久しぶりのカワセミ

2016-11-10 20:00:55 | 
散歩道の小さな流れ、
久しぶりにカワセミの姿が撮れました。


ここのカワセミ、
夏にも見たのですが
すぐに藪に逃げ込まれてしまいました。


11月に入り、
最後のアカトンボでも思いながら
川沿いの遊歩道を歩いていると、
カワセミが直ぐ近くに現れてくれました。


嘴が真っ黒、翅色もきれい、
オスの個体です。
この日は、レンズを向けても逃げずにいてくれました。


ときどき水の中に飛びこみ、
獲物を探します。
飛びたった直後ですが飛翔姿が撮れました。


この川にも小魚がいるにはいるのですが
そう多くはありません。
こんな小エビも餌になるようです。


この尾っぽを上げたポーズ、
脱糞のポーズのようです。
この後、白い糞を石の上に出しました。


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