行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

河原の黄色の花、6月

2014-07-06 20:00:51 | 花,植物
6月21日、多摩川の河原を歩いて
なぜか黄色の花をたくさん見つけました。


4月~5月に花が見られた
キジムシロやミツバツチグリによく似ています。


それらと同じバラ科キジムシロ属の
カワラサイコ(河原柴胡)です。
その名のとおり日当たりのよい海岸や河原の砂地に生育します。
多摩川の河原の草原に局所的ですが、
群生していました。


花がオトギリソウによく似ています。
花の縁にオトギリソウと同じ
油点といわれる黒点が確認できます。
オトギリソウ科コゴメバオトギリ(小米葉弟切)です。


上とはずいぶん様相が違うように感じますが
これもコゴメオトギリ、
コゴメバオトギリはヨーロッパ原産の多年草帰化植物、
上は古い個体、こちらは新しい個体と思われます。
名のとおり、細く小さな葉が特徴、
在来種であるオトギリソウとはこの葉で区別ができます。


黄花のツメクサの一つ、
クスダマツメクサ(薬玉詰草)です。
同じく黄色の花のコメツブツメクサに比べ花序が大きく、
花期は少し遅めになります。


他のツメクサと同じくマメ科の帰化植物、
これも飼料植物として持ち込まれたものでしょうか。
花の形がクスダマに似ているのでこの名がつけられています。


ジャノメギクが野生化して、
河原の所々に群生していました。


オオキンケイギク(大金鶏菊)がまだ咲いていました。
しかし、5月ごろに家近所の空地に一斉に咲いたものに比べると
草丈も低く、花もやや小さいように感じます。


この変わった形の花、ミヤコグサです。
マメ科の多年草です。

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