行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

師走の紅い実

2021-12-30 20:00:43 | 花,植物
師走の自宅や近所の散歩で写した紅い果実を数点、
いずれも正月の飾り物などとしても使われます。


12月の青空にソヨゴの紅い実が揺れていました。
モチノキ科モチノキ属の常緑小高木、
関東地方以西の本州、四国、九州に分布しますしますが、
赤い実が可愛いので庭木などとして植栽もよくされます。


ソヨゴ、
果実は直径7 - 8 mmほどの紅い球形、
3 - 4 cmの果柄があってぶら下がってつきます。
開花期は5 - 7月で雌雄異株、
雄花・雌花共に径4mm ほどの小さな白い花をつけます。


クロガネモチ、
これもモチノキ科モチノキ属の高木です。
赤い実がたくさんつき、
「カネモチ」の名が縁起よいところから庭木としてよく使われています。


夏6-7月に咲いた「クチナシの白い花」、
紅い実となっていました。
アカネ科クチナシ属の常緑低木。
この紅い実は黄色の染料して、おせち料理の栗きんとんなどに使用されます。


我が家の庭、
鳥が運んだオモト(万年青)が紅い果実をつけていました。
長寿や健康を司る縁起の良い植物、
そのまま庭に置いておいたら、いつのまにか数株に増えていました。
関東から沖縄にかけての山地に自生するスズラン亜科の常緑多年草です。


シロミ(白実)のマンリョウとマンリョウ(万両)。
白い実のマンリョウが紅い普通のマンリョウと並んで実をつけていました。
この植物も名前が縁起よく、赤い実が美しく正月の飾り物として、
よく使われます。


メギ科ナンテン。
赤い実が美しく、栽培も手間いらずであり、
庭木としてよく使われます。
その名が「難を転じて福となす」に通ずるところから、
マンリョウと同じく、正月の飾り物として使用されます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カイツブリもう一つの親子 | トップ | 残り柿とエナガとメジロ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

花,植物」カテゴリの最新記事