行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

山道でテリハノイバラ、ヤマアジサイなど

2023-08-27 20:00:58 | 花,植物
6月10日の午後、
久しぶりに南山散歩。
山道にテリハノイバラ、ヤマアジサイ、トキワツユクサの白い花を写し、
そして、麓の小さな菖蒲園をのぞいて見ました。


山斜面にノイバラより大型、白い野バラが咲いていました。
テリハノイバラ(照葉野茨)です。
バラ科バラ属の半常緑のつる性低木です。


そのテリハノイバラにトラマルハナバチがとまりました。
野ばらの普通種としてノイバラがありますが、
本種はノイバラより花が大で、花数が少、すぐに区別がつきます。
また、葉に光沢があり、葉が小さく揃っていることも特徴です。


山道のところどころにヤマアジサイ。
装飾花だけではなく、早くも両性花が開いているものもありました。
この辺りのヤマアジサイは装飾花、両性花ともに白色がほとんどです。


まだ装飾花だけ、両性花が咲いていないヤマアジサイ。
葉はガクアジサイに比べて小型で、艶がありません。


山の陰地のトキワツユクサが群生して花をつけていました。
薄暗い場所に濃緑の葉、
たくさん白花が浮かびあがって見えました。


トキワツユクサは、
ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草。
南アメリカ原産で日本には昭和初期に観賞用として持ち込まれています。
野生化し、拡散、現在は外来生物法により要注意外来生物に指定される帰化種です。


山を下りた麓に小さな菖蒲園があります。
ちょうど盛り、白いハナショウブがたくさん咲いていました。


この菖蒲園、ボランティアの人たちによりつくられ、手入れがされています。
日の長い6月の5時過ぎ、
その片たちが集まり、きれいに咲いたハナショウブを見ながら談笑していました。

コメント
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